非定形歯痛という虫歯とは違う痛みで苦しみ、歯科の治療の域を超えた痛みと分かった事で、私自身の意識とは別に心は自分以上に正直で繊細だと痛感しました。
私の痛みの要因であった「父」。その歯痛の原因が「父」だと分かっても、父にその旨を伝えたところで父が変わるわけではありません。そして如何なる理由があっても「親子」という縁は、絶対に切る事は出来ないのです。父親の仕事が忙しく、会話の無かった親子が、この数年間でようやく親子で語り合う時間を持つ事が出来、私自身がようやく家族の意義を見出した矢先の出来事でした。
どうしたら父親として受け入れられるのか・・・・・・暗中模索しながら自分で答えを見いだせずにいたのですが、先日、ようやく納得(父として受け入れられる)出来る答えを見つけました。
.
実は「人の気持ちを理解する事が出来ない」という病気があるのです。色々と調べてみたら、この病気の行動の特徴が父にもピッタリ!確定は勿論出来ませんが、どうも父は「人(家族)の気持ちを理解出来ないという病気」のようです。っと言うか、そう思わなければ私が壊れてしまいそうで・・・・・。
それだと思えば、家族の気持ちを「理解」してもらおうと思っても無駄な事だった・・・・分かってもらいたい・・・・・と思っても病気だから無理だった・・・・・・っと思えてきて、今まで何度も父とは親子で傷つけ合ったのですが、理解できない人に理解してもらおうとして傷つけてしまった・・・・と父に対して申し訳なかった気持ちが込み上げてきて、これ以上を求める気持ちすら無くなってしまいました。
症状の多くが当てはまるという事だけで、父がこの病気である事の根拠はどこにもありませんが、他人の気持ちを理解出来ない「病気」だと思う事で父親の全てを(過去の事も)完全に受け入れる事が出来たように思います。
そして、またいつもの親孝行な娘として父と接する自分。父が原因で歯痛にはなったけれど、父を以前と同じように大切に愛おしく思えるようになったのです。
父との事は、「病気」という理由を付けて納得する事が出来たのですが、そう思う事で私自身の器が、また一つ大きく成長出来たのかもしれません。
夫婦の縁は、切る事が出来るかもしれません。切る事が出来ない縁の中で苦しんでいる人は、きっといるはず。もしかしてその人も「人の気持ちを理解出来ない病気」かも・・・・・(*^_^*)。
そうだと割り切って受け入れたら、いい関係が築けるかもしれません。
これが父との関係に苦しんだ私が出した、
自分を苦しめない為の結論なのです。(*^_^*)
.
.
色々な意味で痛みを味わったけれど、
こうして乗り越えてみたら、また一つ成長したかも?♪