夫が好きだったCDの棚をTVの上に作っています。
マイルス・デイビスやビル・エヴァンス等のジャズが好きだったようですが、私は好みでなかったので一緒に聴いた覚えがありません。
私が女子会等で出掛けている夜などに、薄暗いダウンライトの下、ボーモアのグラスを片手に思い切り音量を上げてよく聴いていたと言ってました。
以前に聴いていた曲を聴くと、少しは脳に刺激が届き感情が引き出されるのではないかと思い、日曜や祭日の午前中にコーヒー片手に一緒によく聴いていたCDを独断と偏見で選んでみました。
先日長渕剛のCDを流していました。「乾杯」の曲が流れ始めると・・・
じ〜っと天井を見つめて聴き入っている様子でしたが、少しずつ赤ちゃんが泣きベソをかくような表情になり、目に泪を浮かべ始めました。
いい曲は心に響くのか・・・・・
その泪をみて夫の脳や心に届いたのかと嬉しくなって、一緒に聴き、一緒に感情移入しました。
この曲は結婚式の若い二人へエールを送る唄ですが、歌詞を少し替えてみると、ベッドに横たわる夫への応援歌になりました。
(赤文字個所が替えた部分です)
「そうだよ、父さん。父さんは今、黄昏という大きな舞台に立って長い道のりを歩き始めたばかりだよ」
「友達の事も忘れていないよね。勿論私のことも分かるよね」
「これからも一緒に歩くからね! いつも傍にいるからね!」
音楽って聞いていた頃にあっという間に連れ戻してくれますものね。。
「応援歌」素敵です(о´∀`о)
私も音楽を聴くのが大好きです❤️
クラリスさんも仰ってるけど、その音楽を聴いてた頃とセットだから、色々と思い出しておられると思います。
応援歌いいですね、さすがちらり〜んさん!
届いてるのですね(嬉)
どんな想いが交錯してるのかな?
私にでも出来るリハビリは、こうして想いを引き出してやり、一緒にその想いを紡いでやる事だという気がしています。
その他の力や技術を要する介護は、専門の方の力を借りて、穏やかな介護の日々を過ごしたいです。