太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

インバウンドに思う事

2023-08-12 07:06:34 | 日記

 暑い日が続くがネットで記録を見た。兵庫県豊岡市では猛暑日(最高気温35℃以上)の日が23日もあり20日は連続とのこと。我が地方は関東エリアだがそこまでいかないが2週間くらいはあるように思う。せめて夜でも涼しくなればだが熱帯夜の連続である。降りそで降らないのも結構きつい。積乱雲の下の黒い雲が拡がって今にも降りそうな気配だが気配だけで湿気が圧をもって体にのしかかってくるだけ。先日などは釣りに出掛けて苦労して餌ガニを搔き集め、イザ竿を出そうと思った時に雨が降り出した。晴れていたのに。諦めて餌ガニは海に逃がしてやり帰路につくと晴天になった。単に餌ガニが恐怖を味わっただけの1日だった。考えようで法面の石垣は濡れてしまって滑らなかっただけでもよしとしなければ。台風が近づいてきており来週は本格的に雨となるだろう。お盆は殺生をしないと決めており雨では釣りに行けないからちょうどいいと言えば語弊があるか。

中国から日本への団体旅行も解禁され爆買いのインバウンドが期待されている。コロナ前だが銀座には中国語が溢れていた。その前はディズニーランドで。家族で日本旅行なんていいなあと思いつつ、インバウンドは日本人にとって良い事ばかり強調されるが果たしてそうだろうか。統計の読み方が間違っていなければ2019年(コロナ前)の国際観光入国者数(インバウンド)は約3200万人、同出国者数は2000万人。インバウンドで外国人観光客が落とす金や観光者者の期待ばかりが報じられるが、庶民の本音は、いいなあ家族で海外旅行なんてといったところだ。

海外からの観光客が日本で100万円の買い物をしたとする。同じ人数の日本人が海外旅行で100万円を現地で使ったとする。日本人にとってどちらが幸せだろうか。どちらを望むかは明らかである。もし経済的に苦しくて海外旅行どころではないと日本の渡航者ゼロだったらどうだろう。素直にインバウンドを喜べるだろうか。ただ金勘定だけでイン(アウト)バウンドの効果を測るのは短絡的でもある。多くの外国人に日本、日本人を見て貰うことは友好の第一歩である。もっともよい事はGoToで補助金など出さなくても国内旅行者が圧倒的に増えることである。ふるさと納税ではないが各地の観光インフラも整備しアッピールすべきである。昔中国人の同僚が出張先で上海株ばかり気にしていた。取引所で一喜一憂するその辺のオバサンの姿が報じられたこともある。中国人は株が好きだねえと言うと、国内旅行は移動が困難で他に金の使い道が無いんですよと言う。インバウンドの効果もバランスよく伝えて欲しいものである。因みに行ったことの無い都府県が20くらいある。この歳になって。



コメントを投稿