また芸能人の子どもが大麻所持で逮捕された。いつもの事だがワイドショーでは正義面したコメンテーターが、「成人した子供なのに親が謝罪会見に出る必要があるのか、別人格ではないかと」喧しい。言われるように別人格であり謝罪会見をしなかったとする。必ずフライデーか文春が嗅ぎつけて「××の子供逮捕される、親はダンマリを決め込んでいる」と噛みつくだろう。いずれバレル話である。しなかった場合の方が世間的には厳しいバッシングが起こる事は必至である。根本には「幾つになっても子供は子供」という親の心情もあるだろう。社会全体が成人の子供は別人格であり、親には関係ないと割り切るほど成熟はしていない。謝罪会見など必要無いというくらいの人は我が子がしでかした事を他所の子と同じように冷静に見れるのだろうか。ただコメンテーターが深慮なく言っている事も何時かは社会全体が別人格と思うようになる一助にはなっているかも知れないが。
加計学園の獣医学部は結構志願者が集まっているようで一安心している人も多いだろう。まさか穴狙いで増えたわけではないだろうが。森友は未だに国会で燻っている。新しい音声データやら文書が小出しに出て来ている。心配なのは佐川(現国税庁長官)氏の後任の太田理財局長だが何となく頼りない。佐川氏の人を食ったような鉄面皮の答弁が出来ていない。次の栄転先がちょっと気になってしまう。そう言いながら今年も確定申告の用紙が届いた。一応青色申告もするので。あれは経費に算入しても良いだろうかと数千円の領収書で気を揉んでいる。そんなノミの心臓だから子会社への天下りもできなかったか。いや子会社と言うもの自体が無かったが。こんな事なら申告用紙に佐川氏の爪の垢でも同封してくれれば良いのにと思っている時、ニュースが飛び込んだ。確定申告者にネットで「佐川印の爪の垢」がネット爆売れいているようだ。その販売元が売上をごまかした脱税容疑で捜索が入っているとのこと。長官のコメント「帳簿を無くした?そんな子供だましの言い訳が通用するとでも思っているのか!!」何がなんでも8億円の税収をプラスアルファするぞと言ったかどうかは不明。
後段はフィクションでありジョークです。固有名詞は偶然の一致です。
P.S
「もつちょっとは勉強しろ」とブログに書いたが、朝刊に再エネ促進に関して「国民負担の抑制を」という見出しが躍った。例によってFITによる国民負担と電源そのものの不安定さを強調している。再エネ拡大のための委員会が経産省で始まったことを受けての社説と思うが。それほど原発を推奨するなら当然原発には国民負担など無いのだろう。廃炉費用も核廃棄物処理も、賠償も行政コストもしかり。委員会での議論も問題である。FIT買取期間終了後の電気の買い取りについては自家消費するかアグリゲーターと自由契約による相対取り引きとするとなっている。それでも「買取相手が見つからない余剰電力は一般送配電事業者に無償で引き受けることを要請する救済措置を取る」と言っている。あらたな配線工事をしないと言う意味の救済措置だろうがとんでも無い話である。タダで電気を手に入れた送配電事業者はまさか転売はしないだろうな。タダの電気が系統に流れれば電力コストの下げ圧力となりFITによる国民負担分の幾らかでも弁済するのだろうな。もっとも現実的な対応は現在買取をしている電力会社が買取期間終了後15~20年間は(市場価格-2円)くらいで買取保証をすべきだ。設置者はより長く発電するように維持するだろうし、検針の心配も無い。電力会社(自由化後の発電事業者でも小売り事業者でも構わない)はちょっとでも安い電気を調達できる。全てを自由契約の内に収めなければならないことはないと思う。救済措置とはそういう類ではないのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます