こんな時にそれ言うか

　早朝台風7号は早朝近畿に上陸した。今日1日かけて近畿を縦する見通しだが時速10㎞と自転車並の速度で近畿地方の人はいつまで続くんだと1日中持って行き場のないイライラに悩まさるだろう。過去台風がやって来たとき、もしこのまま台風がここに居座り続けたらこの地方に住む人はいなくなるだろうと思ったことがある。それでも動いてはいるから近畿の方々耐えて、必ず行き過ぎます。

台風は自然災害の中でもっとも予測が進んでいる。これでもし大被害が出たらそれは人災としか言いようがない。備える時間は十分ある筈だ。昨日JRは計画運休を発表した。これに対しコメンテータF氏は「意思決定がブラックボックス」H氏は「どういうリスク評価をしているのかはしっかり明示して貰いたい。」と発言した。こういう輩に限ってもし運行して事故があれば何故止めなかったのかと必ず批判する。沿線に雨が何ミリ降ればとか風がどれくらい吹けばという運行休止の内規はある。それが起こってから止めたのでは遅いのである。余部鉄橋での事故は覚えている年代だろう。

台風の進路や風雨の程度がかなり正確に予測できる現在計画運休は当たり前のことではないか。兎に角異論反論を言っておけば注目されると思っているコメンテーターをTVに出すのはもうやめて頂きたい。それは教養と言う類ではない。彼らの意見が正しいのは何月何日地震が起こるかもしれないので計画運休しますと言う場合だけだ。馬鹿ッを通り越して呆れるばかりである。こちらは遠く離れているが早朝猛烈な雨音がしていたが今は晴れてきた。猛暑が和らいだのも一瞬、またぶり返してきた。日本列島も狭いようで広い。耐えるお盆となったがどう切り替えるかだ。