太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

野球あれこれ

2018-09-09 08:43:40 | 日記

プロ野球が今一つ盛り上がりに欠けている中、エンジェルスの大谷選手が19号を打った。日本人メジャーリーガーの1年目では最多とのこと。二刀流だから打席数が少ないからこの数字は圧倒的に凄い。肘の靱帯損傷でピッチャーとしての活躍は暫くお預けだが打者としての魅力も超一流である。多分ここまで打つとは誰も予想していなかっただろう。開幕直後の大活躍もフロックと思われていた。何が素晴らしいかというと如何にも野球が大好きな気持ちがインタビューや表情に良く表れている。誰かが野球少年がそのまま大きくなったと言ったがその通りである。日本では有名野球選手は長島茂雄を除いて何処かしら求道者のようなストイックな人が多く、ファンもその価値を認めていた。大谷選手は記録ではよく二刀流だったベーブルースに比較されるが今後多少スランプがあろうが、記録が伸び悩もうが今の気持ちを続けていれば長島さんのような人智を超えたスターになる可能性大である。野球少年のままでいて欲しいと思うのは勝手な思いかも知れないが。

それにしてもメジャーに行ったピッチャーはよく靱帯を損傷する。マウンドの高さや堅さが違うとか滑るボールが原因とか良く言われるがここには科学のメスを入れて欲しい。今後も有能なピッチャーがアメリカで故障ばかりするのでは堪らない。少なくとも日本でそれなりの準備、トレーニング期間が取れるようにすべきである。

U18の大会では先日まで甲子園を湧かせた有名選手が揃ったのでボロ勝ち、ぶっちぎりで優勝するのかと思っていた。しかし韓国、台湾線をTVで見たが兎に角打てない。木製バットが原因と言う人もいるがそれだけでは無さそうだ。外野に飛ぶことすら殆どないのだから実力負けのような気がする。それだけ台湾、韓国のレベルが高いということだろう。もし彼らが甲子園に出場していたら優勝しただろう。彼らが金属バットを使ったらもっと凄い打撃を見せることになっていたことになる。

ここに来て北海道の停電復旧に関するニュースの歯切れが如何にも悪い。節電をお願いすれば済む問題なのか。さらに菅官房長官の記者会見で少し気になるところがある。原稿を読んではいるが何かろれつが回らない感じがしてこれも歯切れが悪い。普段から饒舌な方ではないが齢のせいにするのは若過ぎる。体調を心配している。東日本大震災の時の首都圏の計画停電は実施の方法はかなり具体的であった。病院などの重要施設に配慮しながら地区毎に細やかに実施された。不幸中の幸いだったが我が街は送電系統が入り組んでおり停電の対象にならなかった。もしかしたら北海道の送電網は地域割が出来ない程錯綜しており計画停電が出来ないのかと思ってしまう。それならそうと素人にも分かる説明をして節電の要請をすべきではないだろうか。

素人にも分かるという意味では、ネット記事で気象予報士の方が前線上に「キンク」があり低気圧発生の前触れだと言っている。何処かで聞いたことがあったが検索で調べると前線のよじれのこと。それで思い出したのは太陽電池セルの配線材料、一般的にはバスバ―の上に這わせる半田ディップされた銅線だが、なるべく細いものが要求される。最初は薄い銅板を裁断して作っていたがこれだとどうしても「キンク」が発生する。捩れてしまうのだ。ここままだとセルの上であばれてしまう。誰が考えたのか何処かにあった技術なのか、銅板ではなく銅の丸い細線を作り、それをローラーで潰して平らな線をつくるようになった。断面形状は長方形で初めの細線を細くすれば幾らでも細い配線材料が出来てセルの平な表面にも座りが良い。専門家が専門用語で記事を書くから要らぬことを思い出してしまった。専門用語でしか語れない専門家は二流である。分かっていて隠す専門家は三流である。北海道の電源供給問題、何か隠してはいないだろうな。節電が不十分でやはり発電所の立ち上げが難しく100%復旧は難しいなどと言われては困る。どの地域にどのような問題があると本当の情報を流して道民の目をブラックアオウトさせないことも専門家の責務である。