木曜ドラマ銀二貫 面白かったですね。やや筋がいじってあるのとビジュアル的な配慮と本を実写にする時の配慮でやや筋の変更は見られるもののほぼ原作に忠実なこと 見る人を楽しませる工夫がしてあることなど細かい苦労があるようですね。
ドラマの中では懐かしい大阪弁がまたでて来ました。「だんない」 このことばは上方でもかなり微妙で意味は問題ないとか 心配しないでとか 安心してとかいうときに お年寄りは使ってました。
もうひとつ印象的だったのは「ようおかえりやす」でした。
普通は主人が使用人に使わないと思いますので 余程意味が深いと思います。 最高級のねぎらいの言葉になっていました。
今の人には判らないと思いますが 大阪弁はけして下品な言葉でも怖い言葉でもなく 柔らかい相手のことを思いやる優しい言葉なのです。
梅吉さんのセリフにめっちゃというコトバがありましたが聞き違いかもしれませんがもしそうでなければ 若い人にも楽しんで貰おうとわざと入れたのかもしれないと思いました。梅吉さんが一番現代若者言葉に近いセリフが多いし 楽しんで見ています。
少し他の人とは違うドラマの見方をしていますが 私なりに楽しんでいます。