西原理恵子氏著
小説だと思ったら カラー漫画本でした
厳密にいうと漫画本とも少し違い
わたせせいぞうさんのハートカクテルみたいな大人の絵本です
しかし内容はハード 絵柄は可愛くしかもギャグ調で 絵だけみれば
メルヘンチックで少しおちゃめな絵本風ですが 読めば 凄まじい大人の会話
ここまで隠さず本音トークが出来るものなのか
全編に流れる 懐かしさ悲しさ 愛する人に問いかける調子は 作者の悲しみの故か?
勝手な想像をさせてもらうと 涙が流れるまま 書き上げたのかも
でも正直だと思いました あるがままの姿は心をうちます
作った出版社は勇気があるなと思います