津原泰水氏著
こういう小説は大好きです
豆腐好きという接点以外つながりのないオカルト小説家と
その日暮らしの無職で時々アルバイト中年(でもあせらない)の、ネオ探偵&オカルト小説短編集
設定が面白く 仕掛けが二重三重で しかもどたばたしている
二人組のでこぼこコンビはひとつの典型ですが 行動では主で
経済的には従である主人公の私
小説家は無職の私が霊的トラブルメーカーであるのに期待し 自分の小説のネタ探しに利用している
私はやたら霊的トラブルに巻き込まれ、かき回すが、読み解くのは小説家の役
どの話も面白く 退屈しません
特に表題作とカルキノスが好みです
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