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角岡伸彦氏著 新潮社 こういった本は それなりの地方の出版社から出るのが通例ですが この本は大手出版社です。 以前読んだ食肉の現場の本は地方出版社のもので、マニアックで拒否反応が人によっては出るかもしれないものでした。 このテーマは、関西人は顔を背ける内容かもしれないけれど、現代は昔とは違います。 ディープな話題も明るく話せるようになりました。 素晴らしい事です。 作者は食肉の歴史や地方事情を詳しく調べ、果ては外国にまで行って調査し食べまくります。 またそれ以上に資料調査も抜かりなくかなりの労作です。それに何より文章が面白いです。