キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2009百里基地航空祭 朝のフライト

2009年09月15日 | Photo (&Aviation)
この日の朝の天候は曇りで、かなり霞が出ていて飛行にはあまり良くないコンディションでした。プログラムは、オープニング→救難展示→戦闘機航過飛行→F-15機動→F-4対地デモ・機動→ブルーインパルスです。例年よりも飛行展示が少なくて、やや物足りない感じもありましたが、量より質だろうと思い内容に期待しました。バスに乗っている間に、飛行機の轟音が聞こえてオープニングが開始されていたような気がしましたが、基地に着いてみるとどうもフライトが行われている様子が無くて変な感じです。エプロンの方へ歩いていると、救難展示のヘリが滑走路上を飛んでいました。とりあえず展示飛行はやっているようなので、カメラを準備し、次のプログラムの戦闘機の航過飛行に期待します。
遠くの方からエンジン音が聞こえ、いよいよタキシングが開始されます。まずF-15が4機、観客の前を通って滑走路端へ向かい、編隊で離陸するような態勢を取ってエンジンを噴かします。轟音と共に離陸開始、、と思いきや、突然エンジンが絞られて、滑走路をソロソロと走って行きました。「ランウェイチェンジかな?」と思って見送ると、次に待機していたF-4も同じように、轟音の後にエンジンを絞ってノロノロと走って行きます。「あらら??」。
アナウンスのお姉さんが何か放送していますが、何を言っているのか全く聞こえません。そのうち戻ってきたF-15とF-4は、エンジンを止めて停止してしまいました。一瞬、何が起きたのか理解できませんでしたが、時間が経つにつれて徐々に状況が判ってきました。どうも濃霧のために飛行展示がキャンセルされたようです。ということで、私が見たものは戦闘機の「編隊飛行」ではなく「編隊走行」となってしまいました。そう言えば、かつて濃霧の入間基地で同じようにC-1の滑走展示を見たことがあります。悪夢の再現となりましたが、まあ航空祭も安全優先ですから我慢するしかない。フライトができなくて残念に思っているのは、判断をした基地の人達も同じでしょうから仕方が無いと諦めました。

写真は、この日の脇役「編隊走行専用機」F-15Jの雄姿。日本が誇る高性能戦闘機は、「ジェットエンジンで動く三輪車」となってしまいました。


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