キマグレ競馬・備忘録

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条件戦の呼称変更について

2018年07月02日 | Horse Racing

先週、JRAより条件戦の呼称変更のニュースがありました。
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来夏から条件戦の呼称変更「500万円下」→「1勝クラス」byサンケイスポーツ
JRAは25日、大阪市内で定例記者会見を開き、競走条件の呼称変更を発表した。
来夏に実施される降級制度の廃止と同時に、長らく定着してきた条件戦の「◯万円下」
という表現は「◯勝クラス」へと変更される。
来年夏の降級制度廃止に伴い、「◯万円下」というクラス分けの呼称が廃止される。
それぞれ「◯勝クラス」に変更。ファンにとって、より分かりやすい表記となる。
新馬、未勝利、オープンについては現行通り。変更後も、当面は混乱を避けるため
現行表記が併記される。
降級制度は、古馬の在籍頭数確保を目的に定着してきたが、一方で降級馬が
好成績を残すなどクラス内に実力差が発生。高条件馬の減少で高条件レースが
編成できない、少頭数の競走が増えるなどの問題もあったことから、
昨年7月に制度の廃止が決まった。「◯万円下」や降級制度が新規ファンにとって
分かりづらい、という指摘も今回の変更で解消される。(中略)
長年慣れ親しんだ呼称が消え、中央競馬は新たな時代を迎える。
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競馬を始めた時に、意味がよく判らなかったのがこのクラス分けでした。
この賞金額が一体何を意味するのか、降級制度とは何かを理解するのに、
本を読んで勉強した覚えがあります。慣れてしまえば、クラス分けには全く違和感を
感じないのですが、降級制度だけは理論的に何となく納得できない、
でも降級馬の馬券は買い易いので、あってもいいかなという制度でした。
来年からは、素人には難解な降級制度が廃止されることで、より判りやすくなると思います。
1勝クラスの馬が2勝目を狙う、、。理解しやすいし、降級が無くなれば、
先週まで3勝馬だったのに、2勝クラスにいるのは何故?みたいなことも無くなります。
今後、競馬を楽しむ外国人も増えるでしょうから、その点でもこの改革は歓迎です。

因みにこの変更は、競馬ファンとしては、競馬という競技のマニアックな部分が
無くなるのが少し残念な気もします。初心者に「1600万下ってどういう意味」と聞かれて、
クラス分けについての蘊蓄を披露する機会も無くなるでしょう。
それから「〇勝クラス」という呼称も、判りやすいけれど何となく子供っぽい感じが
あります。大人のオールドファンには、多少抵抗があるかもしれませんね。

 


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