キマグレ競馬・備忘録

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NHK 必修!マウンティング会話講座~受講してみました

2021年05月11日 | Aphorism(気になる言葉)
以前、妻が録画した番組に「必修!マウンティング会話講座」というNHKの番組がありました。何だかよく判らないタイトルでしたが、見ないで消去するのも勿体ないので受講してみました。内容は、友人、知人との会話の中で自分の優位性を探り合ったり、人の自慢話をいかにうまく処理するか等、事例を挙げてコミュニケーションのテクニックを紹介したものです。
私自身、今まで「マウンティング」という言葉の意味を知らなかったのですが、これは7年ほど前に流行語になった言葉で、Web辞書によると以下の意味のようです。
「マウンティングとは、自分の方が相手よりも立場が上であること、また優位であることを示そうとする、行為や振る舞いのこと。」
番組では、25歳前後の若い男女4人が、お互いをマウンティングしあう事例が紹介され、それについてMCが、何が問題なのか、どうすべきか等の対処方法を説明していました。しかし、SNS世代ではないオジサンとしては、見ていて大変辛かった。こんな腹の中を探り合う交友関係では、気配りし過ぎて神経が衰弱しそうです。
自分自身の経験から言えば、就職して2~3年目なんて自慢できることなんてほとんどありません。東京のどこに住んでいるかとか、高価なモノを持っているとか、仕事がCAだとか、確かに当時もそういう知人はいたけれど、そんな事はちっぽけな話で少しも自慢にならない。自分の先輩にも自画自賛、モノ自慢する人はいましたが、そういう人は誰も聞いてくれないから自分で自慢するしかない気の毒な人だと思ってました。(若い頃の話です)
自慢話をマウンティングと意識せずに、相手の話をキチンと聞いてやる。マウンティングしたい人にはどんどん自慢してもらって、「凄いですね」「さすがですね」と褒めあげて、聞いた話を後々自分の話のネタにする。自分の事は話さない。(どうせ大したことないから)
そういう気持ちの余裕があれば、こんな講座は必要ないと思いますが、でも今の世代はそういうわけにはいかないのかな。
オジサンの受講後の感想でした。

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