F1を面白くするアイデア?が提案されました。
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「雨ボタンでレース中に雨を降らそう」とF1界のボス 意図的なウエット状態でショー的要素向上を狙う(TopNews)
過激な発言をすることで大きな話題になることの多いF1の最高権威バーニー・エクレストンが、またも物議をかもしそうな発言を行った。F1のショー的要素向上のため、「雨ボタン」を作り、意図的に雨が降った状態を再現するべきだと語っている。「人工的に路面がぬれた状態を再現できるサーキットはいくつかある。ほかにも多くのサーキットで、こういったシステムを導入するのは簡単なことだ」「2分前にでも通告すればいいだろう。先の見えないハラハラするレース展開が約束されるだろうし、全員が同じ条件になる」とエクレストンはF1の公式ウェブサイトのインタビューで話している。F1は、F1マシンという道具を使ったスポーツであり、各チームが独自にマシン開発を行っているため、マシンという道具の性能差がパフォーマンスに大きく左右する。しかし、雨が降った場合にはクルマの性能差による影響が小さくなり、路面の水量、状況変化への対応や判断、そして純粋なドライビング技術など、ドライバーの能力がパフォーマンスに与える影響が大きくなる。(後略)
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エクレストンの画期的なアイデアのようですが、F1レースでこんな事まで企画しないといけないというのは、今のF1がいかにつまらないかの証明でもあるようです。賛成する人もいるようですが、これはショー的な要素が強すぎてあまり関心しません。却ってシラける可能性のほうが高いように思います。例えばトップを独走するドライバーがいたら「そろそろ雨を降らせろ」なんていう子供のような指示が飛んできそうです。それで観客が楽しめるのか疑問があります。特に好きなドライバーが独走していた場合、そのファンにとっては気が気でないでしょう。レースにおける雨は、不確定要素だから面白いのであって人工でやったら不自然です。ショー的要素が強いアメリカのレースでもこんな馬鹿げたアイデアは無い。ドライバーを危険にさらす訳ですから。もし本当にやったらF1の権威も落ちて、笑い者になるのは間違いない。