キマグレ競馬・備忘録

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本「スター・ウォーズ学」

2016年07月14日 | Book
スターウォーズ(特に第一作)が好きで、とりあえずタイトルに惹かれて読んでみた。監督のジョージ・ルーカスのエピソードやスターウォーズの公開までの経緯、その後のシリーズの展開まで、映画の内容よりもビジネスや歴史的な部分に焦点を当てて解説しており、なるほどと思うことも多かった。
実は自分も著者達と同じ世代でこの映画をリアルタイムで見たので、当時の状況はよく判る。公開されたのは高校に入った頃で、未だビデオも無い時代だった。公開前は映画雑誌で写真を見たり、記事を読んで想像を働かせ、公開中は映画館に何度も通い、公開後はストーリー・レコードを買って楽しんだ。圧倒的な特撮技術に驚いた記憶がある。
公開当時、著者達の映画環境と違って、自分が住んでいた地方では全米公開から1年も待たされて、全く盛り上がっていなかった。映画館は日曜日でもガラガラで、友人達とも話題になることがなくて寂しい想いをした覚えがある。大都市と地方では、この映画に対する温度差があったと思う。
スターウォーズは今でこそメジャーな映画だが、当時はSF映画マニアだけが見る特殊な映画だったようだ。それはともかく、この本はスターウォーズについての小ネタを仕入れるには良い。ただ内容に対して、この本のタイトルやちょっと大袈裟過ぎるような気もするが。

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