昨年に引き続き今年のセレクトセールも大盛況のようです。
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ディープ“ラスト世代”人気殺到!
「ショウナン」国本氏 1歳セリ史上最高額5億1000万円で落札
日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2020」が13日、北海道苫小牧市の
日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2020」が13日、北海道苫小牧市の
ノーザンホースパークで開幕した。初日は1歳セリが行われ、ラスト2世代となった
ディープインパクト産駒に人気が集中。「ショウナン」の冠名で知られる国本哲秀氏が
1歳セリ史上最高額となる5億1000万円(税抜き)で同産駒の「シーヴの2019」(牡)を競り落とした。14日は引き続き当歳セリが行われる。
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昨日の話題はこのニュースでした。コロナ禍で日本経済は停滞気味ですが、
馬の競り市の方は関係ないようです。グリーンチャンネルで少しだけ見ましたが、
人気が無い馬は100万円単位で刻んでなかなか値が上がらないのに比べ、
(それでも最終的には数千万になったりしますが)良血馬は1000万円単位で
どんどん値が上がっていきます。
今年は、ディープ産駒、キンカメ産駒ともに最後の世代ということで、「希少価値」が
上乗せになっているようです。それにしても未だ走るかどうか判らない1歳馬に
5億円というのは凄い。(今日は、その弟馬=0歳馬が2億円でした)
セリを見ていると、自分の金銭感覚も狂ってしまいます。
100万円が100円のように感じます。お金があるところにはあるもんです。
将来に期待して金を出す一方で、用済みの引退馬はどんどん処分されます。
仮にそのお金があれば、かなりの数の引退競走馬を救うことができそうですが、
そう考えるオーナーはいないと思います。馬の将来よりも馬主としての栄誉が
大事なのです。それも競馬業界を支えるモチベーションの一つではありますが、
そのお金があれば、できる事が沢山あるのに、、、。
億の話が飛び交うセレクトセールを見ながら、たった数十万円の引越し代に悩む
庶民の声でした。