キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

森の生活者ソローの叡智

2011年01月03日 | Aphorism(気になる言葉)
今年初めて読んだ本は、自分の生活の原点を思い出させてくれました。
「孤独の愉しみ方~森の生活者ソローの叡智」は、「森の生活」「市民の反抗」などの著作で有名なアメリカの作家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉を集めた箴言集です。ソローは150年以上前に生きた人ですが、彼の言葉は現代においても十分通用するものです。人間の本質は昔も今もあまり変わらないのかもしれない。
「孤独は最もつきあいやすい友達である。それなのに孤独はたいてい嫌われる。自分の孤独に手を差し伸べよう」
「本当に伝える必要があるかどうかを考えれば、ほとんどの情報は不要だ」
「みんなという言葉に惑わされてはならない。みんなはどこにも存在しないし、みんなは決して何もしてくれない」
「理解できない相手を常識はずれと思うのは、自分が愚かだからだ」
「生きるのに本当に必要な食べ物は、無理せずとも手に入る。しかし、必要以上を求めると飢えに苦しむ」
「予定通りに進まないかもしれない。でも正しい目標があればいい」
「手段や道具は真理を追究するためのものなのに、手段や道具ばかりに夢中になる社会はできあがってしまった」

何事にも左右されないシンプルな考え方を持ちたいものです。

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