スキーの帰りに日本初のテーマ型パーキングエリア「星の王子さまPA」に寄ってみました。
この寄居PAは、サン=テグジュぺリの『星の王子さま』の世界がコンセプトとなっており、南仏プロバンス地方の雰囲気を演出しているそうです。「癒し」がテーマなのだそうですが、この日はとにかく寒くて「癒されたい」というより「暖まりたい」感じでした。ちなみにサン=テグジュぺリの作品では、「星の王子さま」と「夜間飛行」を読んだことがあります。飛行機乗りだったテグジュペリの「夜間飛行」は、飛行機による郵便事業創成期の厳しいリアルな世界が描かれていて、とても興味深く読んだ記憶があります。また「星の王子さま」は、象徴的でなかなか読み解くのが難しい作品です。この話が小さい子供に理解できるのか疑問がありますが、子供の頃から大人まで何度も読み返すと、歳とともに教訓が理解できる作品かもしれません。それはともかく寄居PAの試みは面白いと思います。何度も立ち寄りたくなるPAです。
寄居PAの外観
南仏風?のお店も良い感じ
「星の王子さま」のレリーフ