キマグレ競馬・備忘録

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東京競馬 ワールドスーパージョッキーズシリーズ

2010年11月28日 | Horse Racing
この日は、ワールド・スーパージョッキーズ・シリーズという世界の一流ジョッキーを招待して3つのレースで総合順位を争う競技が開催されました。
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「第24回WSJS」(27日、東京)
 今年で30回目を迎えるジャパンCを記念し、初めて東京競馬場を舞台に“1日3鞍勝負”となった、世界の名手15人による競演。混戦を制したのはヨーロッパ地区代表のライアン・ムーア騎手=英国=で、優勝賞金300万円を獲得した。2位はウィリアムズ、3位にはムルタが続いた。ワークフォースを駆ってナカヤマフェスタとの競り合いを制した凱旋門賞に、スノーフェアリーで圧勝したエリザベス女王杯。今秋、日本の競馬ファンに鮮烈な印象を残し続けているムーアが、改めて技術の高さを見せつけた。初戦の9Rをボクノタイヨウで勝ちシリーズの主導権を握ると、ポイント2位タイで迎えた最終戦の12Rでは勝負強さを発揮。同じ22ポイントだったウィリアムズとの攻防を首差で制して4着に入り、合計33ポイントを獲得。わずか1ポイント差、3回目の出場で初優勝を飾った。3頭の単勝は4、15、9番人気。騎乗馬に恵まれていたわけではない。ムーアは「素晴らしい騎手たちのなかで優勝できて、本当に幸せ。また将来、この場所にいられることを願っている」とさわやかな笑顔。日曜のジャパンCではジャガーメイルに騎乗。初コンビでも、天皇賞馬の底力を引き出してくれそうだ。
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欧州ではこの時期がオフシーズンにあたり、毎年一流ジョッキーが数名参戦してきますが、普段はいくつかの会場に分かれてレースを行うため、一同に会して同じレースで腕を競うのはこのレースだけになります。翌日は、国際レースのジャパンカップが控えており、とても良い雰囲気の中で行われました。今回、3つのレースの総合成績で順位を競いましたが、海外の一流騎手が上位を占める結果となりました。
レースを見た感想として、メインレースは日本人が上位に来ていたので一人くらいは表彰台に乗るのかなと思っていましたが、結果は外国人が表彰台を独占してしまい、日本人騎手はやや影が薄かったように思います。競馬は、馬の能力の影響が大きくて、ジョッキーの力は3割くらいと言われているそうです。しかし馬の力を見極め、能力を引き出す技術や戦略によって騎手がカバーできる領域もあり、そこが騎手の力と呼ばれるところです。おそらく1つのレースだけを見れば、凱旋門賞の蛯名騎手のように日本人騎手と外国人騎手との差はないと思いますが、多くのレースを積み重ねてみると、外国人騎手の騎乗技術に優位性があるのかなと思いました。このようなイベントは、ギャンブル抜きでスポーツとしての観点で競馬を見るための良い機会だと思います。今回集まった騎手達の今後の活躍に期待したいです。
3位は、アイルランドのムルタ騎手。
欧州のトップジョッキーですが、日本ではなかなか勝てなかったそうです。この日は最終レースで見事勝利。3位になりました。
2位は、オーストラリアのウィリアムズ騎手。1着は無く、コンスタントに上位をキープして2位入賞。
1位は、今年の凱旋門賞を勝ったムーア騎手でした。さすがです。

他にも有名騎手が参戦していました。



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