様子見馬の候補探し～２シルキーラグーンの13牡(シルク)

シルクHC募集予定馬(３)～２シルキーラグーンの13牡

既満口馬のキャンセル募集と、追加募集されるであろう米国産トレーニングセール出身馬のことを考えているが、残口ありの馬から様子見馬の候補を探していこうと思う。

現時点では積極的に様子見している馬はいない。
第１次募集で一応チェックした馬がいるけど、気にしている(消極的に様子見？)だけで残口警報が出ても放置かもしれない。

まずは、最新の馬体写真が気になったシルキーラグーンの13牡から検討していく。

確かに「やや華奢」だが、このくらいの方が好きだったりする。スッキリしていて。
５月生まれなので、これから成長してボリュームアップしていくだろうから、今の体付きが維持されるとは限らないけど。

募集パンフレットには「マイルに強い配合どおりの好馬体」と書かれているが、僕には距離の融通性がありそうなマイラーに見えるなぁ。

血統的には、祖母シーヴィーナスの系統は、その父Dayjurの影響が強いらしい。
すなわち、Dayjurが前に出過ぎてパワースプリンターが多いのだ。

母のシルキーラグーンはブライアンズタイム産駒だが、福島芝1200ｍをレコード勝ちしたスプリンターだった。

そんなアクが強そうな母とディープインパクトとの配合で、様子見するならば、母が強く出ていないか？ディープの良さが伝わっているか？という点をチェックしなければならない。

現時点での馬体は華奢で、ディープの影響が強い可能性がある。
まあ、馬体の推移と調教での動きを見てから判断するんだろうね。

様子見候補にするか、血統・配合を見ていこうと思う。(続く)

基本的に勝率は１割(その３)

出資馬の通算レース数を間違えていた。
エレディータが次で５戦目なのを、５戦したと勘違いしていた。

ということで、先日のペルセヴェランテのデビュー戦が、チーム・ノーマンの10戦目だった。 勝って勝率１割にしたかったが、20戦で２勝を目指そう。

ペルセヴェランテとエレディータには、チャンスをモノにしてもらいたい。

ストーリーテリングの13牡(シルク)その３

ストーリーテリングの13牡(シルク)
ストーリーテリングの13牡(シルク)その２

サウスヴィグラス産駒の１頭で、今年のユニコーンS-G3２着・昇竜S-OP１着で、桜花賞にも出走したコーリンベリーの配合についても見てみた。

コーリンベリー牝の配合の累代は、サウスヴィグラス×ミシックトライブ×アジュディケーティング×ハバット。
Mr.Prospector3D×4S、Northern Dancer5S×5D×5D。

母コーリンラヴィアンはNorthern Dancer4S×4Dで、4×4レベルの強いクロスを持つ牝馬である。

コーリンラヴィアンとストーリーテリングに共通する血脈を見てみると、

┌○┌Nureyev
│└△　┌Graustark
│　│┌○
│　└△
コーリンラヴィアン
│　┌Danzig
│┌○　┌Bold Ruler
└△│┌○
　　└△

　　┌Danzig
　┌○┌His Majesty
┌○└△
││┌Nureyev
│└△
ストーリーテリング
└△
　└△┌Bold Ruler
　　└△

ここで、Graustark＝His Majesty。
細かく見ると、他にもRaise a NativeやSwapsなどが共通するが、ラブミーチャンの母ダッシングハニー程はニアリーな関係ではない。
ただし、共通する血脈はスピードとパワーの血で、ダート短距離への方向性にブレはない。

血統屋の望田潤氏によると、「コーリンベリーの良いところは父サウスヴィグラス譲りの短距離のスピードに加えて、 母がハイインロー４本(Forli、Flower Bowl、Swaps、Tudor Minstrel)で少々ハイペースで行ってもしぶといところと、母母がナスキロのクロスなのでサウスヴィグラス産駒にしては体質が柔らかくて直線の長いコースで二の脚を使えるところ」 だそうだ。

ストーリーテリングにはナスキロは入らないのだが、持続力とパワーを伝える欧州血脈ハイインローがFlower Bowl、Forli、Swapsと３本入るので、直線での粘りを期待させる。


以上より、ストーリーテリングの13がダート短距離のスピードと持続力を持っていることを期待して出資した。

キッスアフィニティの出走予定、キッスアフィニティ・ダンシングアヘッドの調教タイム(14/10/27)

◇出走予定◇
キッスアフィニティ牡２
父ゼンノロブロイ母キッスパシオン

土曜日の福島２Ｒ・芝1800ｍ(混)

◇◇
エレディータ牝２
父スニッツェル母サンスプリング

今週出馬投票する可能性があります。


◇調教タイム◇
キッスアフィニティ牡２
父ゼンノロブロイ母キッスパシオン

助手　26南Ｐ良
・69.1- 54.5- 40.4- 13.4 馬なり余力
(14.6- 14.1- 27.0- 13.4)

◇◇
ダンシングアヘッド牡２
父ジャングルポケット母タイキジュリエット

助手　25栗坂良
・67.3- 47.8- 30.7- 14.9 馬なり余力
(19.5- 17.1- 15.8- 14.9)
ヒラボクテイオー(新馬)馬なりに0.1秒先行同入

助手　26栗坂良
・61.9- 45.8- 29.5- 14.4 馬なり余力
(16.1- 16.3- 15.1- 14.4)
ヒラボクテイオー(新馬)馬なりを0.1秒追走同入

ストーリーテリングの13牡(シルク)その２

ストーリーテリングの13牡(シルク)

ストーリーテリングの13の父サウスヴィグラスは、エンドスウィープ産駒の米国産馬で、日本で33戦16勝。JBCスプリント-JPN1ほかを勝った。

パーフェクト種牡馬辞典の内容をまとめると、
「エンドスウィープは芝で走る産駒も出したが、サウスヴィグラスは母内の米国血脈の影響が強くて、競走成績も産駒傾向もダート短距離とはっきりしている。
産駒の配合においては、芝向きの血を入れるよりはDanzig、Buckpasser、Mr.Prospector、Bold Rulerといったパワー血脈を入れた方が良い」
とされる。

血統屋の望田潤氏によると、
「サウスヴィグラスの母はNasrullah4×4だが、サウスヴィグラス自身は4×4レベルの強いクロスを持たないので、ラブミーチャン(母Northern Dancer3×4、Buckpasser4×4)、ナムラタイタン(母Raise a Native3×4)、トーホウドルチェ(母Nasrullah≒Royal Charger5・5×4)、ジーエスライカー(母Ribot4×3)というように、4×4レベルの強いクロスを持つ牝馬との配合が成功しやすく、これは緊張＆緩和のリズムから言って順当」
ということである。

母ストーリーテリングはNorthern Dancer4S×4S、Natalma5S×5S×5S、Buckpasser4D×5S、Ribot5S×5D。
4×4レベルの強いクロスを持つ繁殖牝馬で、条件を満たす。

ストーリーテリングの13の配合の累代は、サウスヴィグラス×デザートキング×Private Account×Majestic Light。
Northern Dancer5S×5D×5D、Bold Ruler5S×5D。

前のエントリーに書いたように、母父がDanzig系でBuckpasserを内包し、母母にBuckpasserとBold Rulerが入るように、相性の良い血脈を持っている。


代表産駒であるラブミーチャン牝の配合の累代は、サウスヴィグラス×アサティス×スラヴィック×クラウンドプリンスで、Northern Dancer4D×5S×5D、Buckpasser5D×5D、Raise a Native5D×5D。

ラブミーチャンの母ダッシングハニーはNorthern Dancer3S×4D、Buckpasser4S×4D、Native Dancer5S×5Dで、ストーリーテリングと共通する構成血脈が多い。
そこに着目して出資を決めた。真似することは１つの方策だ。

　　┌Northern Dancer
　┌○
┌○┌Graustark
│└△
│　└Numbered Account
ダッシングハニー
│　┌Danzig
│┌○┌Buckpasser
└△└△
　│┌クラウンドプリンス
　└△

　　┌Danzig
　┌○┌His Majesty
┌○└△
││　┌Northern Dancer
││┌○
│└△
ストーリーテリング
│┌○┌Buckpasser
└△└Numbered Account
　│　┌Majestic Prince
　│┌○
　└△

ここで、Graustark＝His Majesty、Majestic Prince＝クラウンドプリンス。

牡牝の違いがあるし、同じように走るのではないが、良いところを受け継いで勝ち上がれる配合になっているんじゃないか？と思って出資した。