シルクＨＣ2016年度募集馬〜１パーシステントリーの15牡

続いて、関東牡馬。


◇◇◇
パーシステントリーの15牡
父ディープインパクト
母父Smoke Glacken
１口20万円／総額１億円
関東・藤沢和雄厩舎予定


配合の累代は、ディープインパクト×Smoke Glacken×Deputy Minister×Seeking the Gold×Nijinsky。
クロスはNorthern Dancer5S×5D×5D、Mr.Prospector4D×5D。

母９歳時の産駒。４番仔。
JBISランク：Ｂ

母はパーソナルエンサインＳ-米Ｇ１(ダート10Ｆ)勝ち。

母はMr. Prospector3S×4D、Northern Dancer4S×4D×5Dのクロスを持つので、産駒の代では少し緩和したい気がする。
だから、本馬がMr. Prospectorのクロスを形成しなかったのは良いと思う。


パーフェクト種牡馬辞典などによると、ディープ産駒が２歳〜３歳春に大レースを勝つためには筋肉増強が必要で、 「Northern Dancerのクロスを持つパワー型のスプリンター・マイラーの母」との配合が１つの方向性。

母は勝ち距離が７Ｆ〜10Ｆで、Ｇ１勝ちが10Ｆだから中距離馬かもしれない。
しかし、母父Smoke Glackenが短距離系で、配合的にはマイラーだと思う。

だから、上の条件に合致すると考えるのだが、ここを読み違えると見込み違いになるのは言うまでもない。


ちなみに、2013年産の１次募集で申し込んだ４頭のうちの１頭だけはブログで明かしていなかったと思うが、それが全姉のパーシーズベスト。
だいたい上に書いたように考えて申し込んだ。

母がダート色が強くて、ダート向きに出る可能性を否定しない。牡馬だから尚更。
だが、ディープには産駒の適性を芝中距離に持ってきてしまう力がある。

まあ、１口金額が高いし、牝馬の方が安心できる気持ちがあるから・・。
もう少し１口金額が低かったら、考えはするんだけど。


本馬は「1/4サンデー・3/4Northern Dancer」の好配合形。

また、「サンデー＋Mr. Prospector＋War Admiral＋La Troienne」の配合形になっている。

もちろん、ディープと相性の良いMr. Prospector系からはズレるし、母にLa Troienneがザッと見ても４本、米血も多いからダート指向ではあるだろう。

全兄トーセンゲイルが走らなかったのは気に掛かる。
２歳の全兄ステッドファスト(キャロットＣ)の動向も気になるなぁ。


個人的に、牡馬なら長く走って欲しいけど、母にHyperionが足りないから成長力には期待できないかもしれない。
また、2000mを超える距離への対応力も少し劣るかも。

１口金額が高いから、求めるハードルがどうしても高くなるだろう。
後は、この配合に夢を見ることが出来るかだなぁ。

[東サラ]レッドイグニスの近況(16/9/9)

レッドイグニス牡３[東サラ]
(ルンバロッカ13)
父ハーツクライ

16.09.09
(ミホ分場)

曳き運動後、ダク１２００ｍ

馬体重４６４キロ

担当スタッフ「以前ぶつけた右前の裏を獣医に診てもらいまいたが、異常なくしっかりしています。
ただ、右トモの管のところに少し浮腫みが出ているので、ケアしながらゆっくり進めています。」


◇
500万下で通用することが分かったので、順調ならば東京開催で２回使いたいと考えていた。

万全な状態になるまで、ケアしながらゆっくり進めるのは仕方がない。

出来れば、東京開催の後半で１回使いたいけど・・。
成長力を信じて、焦らず待つように気持ちを切り替えたい。



－－－－
出資馬に関する情報は東京ＴＣのホームページからの転載で、許可を頂いています。

[東サラ]レッドエレノアの近況(16/9/7・8付)

レッドエレノア牝２[東サラ]
(サビアーレ14)
父ハーツクライ

16.09.07
(木村厩舎)

乗り運動後、Ｄコースをハッキング
その後、ウッドコースで追い切り
９/７(水)　ウッド
内モルジアナ　５１．７－３７．９－１２．０　一杯
中レッドエレノア　５２．１－３８．１－１２．０　一杯
外ヌーヴェルダンス　５３．５－３９．６－１３．１　馬なり

助手「今日は２番手で出て直線では後ろから来た馬と併せました。
今日はメンコとクロス鼻革で追い切ってみたのですが、何も着けずに追い切るよりも周りの音を気にしないぶん、集中できているような感じがしました。
ただ、後ろから来た時にグッと反応はしたのですが、やはりすぐにはギアが変わらないようなところはありましたね。
それでも戻ったばかりですし、今日しっかりやったことで反応も速くなると思うので、この後も乗り込んでいきたいと思います。
一度使って少し硬い感じはあるので、ケアしながら進めていきます。」

木村調教師「フケは注射を打ったことで、こちらに来てからはあまり表面には出さないですね。
それほど気にしなくて大丈夫かと思います。
前回は結果的に少し甘かったかなというのがあるので、今回はある程度しっかり負荷をかけて調教していくつもりにしていますよ。
とはいえ、あまりピリピリはさせたくないので、馬の感じを見ながら進めていきたいと思っています。」


◇
16.09.08
(木村厩舎)

厩舎周りを運動

木村調教師「追い切った翌日なので運動だけにしておきました。
前回と比べて少し硬さはあるかなというところですが、昨日しっかりやったのもあるでしょうし、進めていくのに支障があるほどではないですね。
女の子ですし、あまり追いこんでやるつもりはないですが、今回は前回よりは攻めていこうと思っているので、体調面はもちろん、気持ちの面もケアしながら競馬まで持っていってあげたいですね。」


◇
今の時期のハーツクライ産駒が、すぐにギアを変えられるようなら、苦労は無い。

成長して良くなっていくのが、晩成傾向がある産駒。
完成するのは３歳秋か、古馬になってからか。



－－－－
出資馬に関する情報は東京ＴＣのホームページからの転載で、許可を頂いています。