上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

利根川の虫たち。

2011-09-21 19:19:24 | ムシムシ大行進
久々の台風直撃となった15号。
暴風域に入ったのって本当に久々の気がする。
秩父から宇都宮へと抜けた今回の台風だけれど、前橋あたりでは16時から18時頃が一番風雨が強かったかなあ。

現在は雲の切れ間も見えているし、虫たちも鳴いている。
結局、風雨が一番強い時間帯に家路を急いでいたわけですねぇ・・・
まだまだ、電車や高速道路など影響は残っているけれど、雨は前回の12号の方が強かったような気がします。

また利根川も増水しているんだろうなあ・・・

漸く水が引いた月曜日。
利根川の様子を見に行ったところバッタが足元から何匹も飛び立っていった。



これは・・・トノサマバッタ、なのかな?
カワラバッタやクルマバッタなど、似たようなバッタもたくさんいるけれど、子供の頃から、角ばった大きなバッタはみんなトノサマバッタと呼んでいた。
興味があるものは詳しく知ろうとするけれど、そうでないものは大まかな把握になってしまうのが人間の特性ですね。
同じ昆虫でもクワガタなどは詳しく見分けられたのに・・・



こちらは・・・見つけにくいけれど、真ん中にバッタがいます。
形としてはショウリョウバッタっぽいけど・・・
これも良くわからないですね。
緑色の部分と体側の白っぽい部分が葦の葉と枯れた葉のようになって、見事に保護色になっています。

こちらは・・

一枚目と同じ種類のバッタかな?



色違い?こちらの方が河原では保護色になっていそう。

河原の散策を続けると、

ハグロトンボの仲間?
トンボって明るい空の下をすいすい飛んでいるイメージだけれど、この種のトンボって、じめじめしたところをひらひらと飛んでいるイメージがある。
実際にここはじめっとした、日陰にある湿地のような場所だった。

さらに歩みを進めると、蒲の穂が見事に綿毛になっていた。



鰐に身包みはがされた因幡の白ウサギの身を優しくくるんだのが、この綿毛です。
確かに、傷には優しそうですね。薬効があるかどうかはわかりませんが・・・

一番左の蒲の穂に、ぽっちりとしたものがあるのが見えますか?

もう少し寄ってみると・・


ハナムグリの仲間かな?
綿毛に脚をとられて動きづらそうだった。



また、ちょっと風が強くなってきた。
これ以上の被害が出ませんように。