上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

渋川早朝散歩 コンニャク無残。

2011-09-09 19:53:57 | 上州の道
昨日は出張の関係で実家に泊まり、明日の畑仕事に備えて今日も実家に。

今日は久々に蒸し暑い一日となり、汗がじわりとシャツに滲んだ。
現在もまとわりつく空気が真夏のような暑さで僕を包み込んでいる。

けれども今朝の空気は季節どおりの爽やかさだった。
久々の渋川早朝散歩に出かける。

先日の台風12号の風にあおられ、畑のコンニャクは葉の裏を見せていた。
こうなると、日光にやけてしまったり、病気になってしまったりする、と書いたが

畑に穴が開いたようになってしまっている。
まだまだ収穫には間があるから、熟して倒れたわけではない。


僕が幼い頃、コンニャクは1表(30kg)1万円で出荷できた。
その頃の稼ぎで今の僕は育ててもらったようなものだ。
それが見る見る値を下げ、今では3000円に届くかどうか。
今は実家では作っていないけれど、今年はこんにゃくの出来も心配です。

案外倒れなかった稲は大分頭を垂れてきた。



収穫までもう少し。

昨年は不作だった柿も今年はどうだろう?


明日は前橋の最高気温が34℃という予報が出ていたけれど、季節は確実に巡っていますね。

今朝の朝焼け。


赤城山の上空が文字通り赤く染まっていた。

26週間

2011-09-09 19:41:59 | その他
東北地方太平洋沖地震から26週間。
明後日には半年を迎える。
この半年で芯菜のほかにもいろいろな災害があった。

新潟や福島の豪雨、先日の台風。
群馬県内でも川原湯温泉付近の豪雨の被害は、先日草津温泉へ行ったときに目の当たりにした。
これほど自然災害が襲ってきた年は僕の記憶には無い。

冬から春へ向かおうとしていたあの日。
まだまだ寒さの厳しい頃だった。

少しでもエネルギーの消費を抑えようと、自転車通勤を始めたのは3月14日だった。
出勤時間に間に合うように家を出るころ、まだまだ真っ暗で島村渡船で日の出を迎えた。
あの頃僕は涙もろくなっていて、昇る朝日を見たり募金をしたりするだけで涙がこぼれそうで大変だったのを覚えている。

渋川市今日の朝焼け。

さすがに最近は朝焼けで涙をこぼすようなことは無い。

一日一日と過ごすうち、日の出は少しずつ早くなり、家を出る頃にはすっかり太陽が高くなっていた。
手袋をしてもかじかむ寒さは灼熱の日光に変わっていた。
空っ風の音しか聞こえなかったのに、けたたましいセミシグレの中を走るようになっていた。

季節は巡り、日の出は大分遅くなってきた。
自転車で切る朝の風は涼しさを通り越し、肌寒いようだ。
セミたちの声は遠ざかり、秋の虫たちが今を盛りに鳴いている。

これから秋、そして厳しい冬を迎える。

あの頃僕はこんなことを書いた。
僕は宮沢賢治じゃないから ワタクシノ スベテノ サイハヒヲカケテ ネガフ ことは出来ない。
それでも被害が少しでも広がらないことを祈りたい。
 
願わくばこれ以上の災害の無いように。