上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

利根川増水情報 その2 水煙

2011-09-04 20:15:37 | 上州の道
新上武大橋、上部大橋付近の利根川本流は、流れも大分緩やかになっているので、水の色を除けば増水しても滔々と流れているように見える。

このあたりはすでに烏川や広瀬川といった比較的大きな支流をあわせたあとで、上流域を見慣れた身には、特に流れが緩やかに見える。

ここからずっと上流へ遡っていく。


増水した流れが大きく波打ち、水煙を上げている。
こうなると、さすがに足がすくむほど恐ろしい。
知らず知らず後ずさったりしている。

ここは

阪東橋の下流。
橋の下は堰になっているので、水が段差を一気に駆け下りる。
波を打っているところにはおそらくテトラポッドが設置されているのだろう。

それにしても、

これだけ水煙を上げるのも珍しい(白っぽい部分が水煙)。
砕け散った波が細かい霧となって降り注いできた。

デレーケの言葉だったか「日本には川は無い、すべて滝である」というのを思い出した。


利根川増水情報 その1 ラグビー場が!

2011-09-04 17:51:03 | 上州の道
山沿いに大雨をもたらした今回の台風12号。
利根川も普段と比べて大きく増水していた。

こちらは新上武大橋下流の野池。



普段より大幅に増水している。
奥には利根川の本流が見える。
この池は直接利根川本流とはつながっていないので、付近の雨水を集めて2m近く深さを増している。


右は道の部分だが、池とつながってしまっている。

角度を変えて。

手前が道で奥が池。
多分、利根川の本流と地下でつながってるんだろうな。
本流から5mくらい離れた場所で砂を掘ると、大体本流の水面と同じ高さくらいの深さで水が湧き出る、あんな感じ。

少し上流へ行ってみる。
島村渡船まで行って見ると

にごった本流がよくみえる。
ただ、このあたりは流れが急ではないので、それほど恐ろしい感じはしない。

手前に大きな池が見えた。

長方形の池の中になにやら立っている。


ラグビーのゴールポストだった。
伊勢崎市ラグビー場が完全に池になってしまっている。
水深も40cmはあっただろう。

本流の様子を見ようと思ったら


こちらも道が川になり、本流とつながっている。
ここで僕の膝下くらいの深さがあり、これ以上近づくのはさすがに危険。
普段ならこの道の先に、2mくらい掘り下げた船着場があるのだが・・・

この道(流れ)の右側には先ほどのラグビー場からの水が流れてきている。


こんなに水が流れてきても、一向にラグビー場の水位は減らない。
実家の方では大雨が降ると、畑の真ん中から水が湧くことがある。
きっと水が湧いていて、さらに本流から水が流れ込んでるんだろうなあ・・・

なんにせよ、堤防を越えるようなことが無くてよかった。

深谷の朝 台風報告

2011-09-04 16:29:08 | 武州の道
夜通し強い風を吹かせた台風も日本海へ抜けた。
直撃を受けた四国・中国、そして凄まじい豪雨の近畿地方の被害を見るにつけ恐ろしくなるよう。
それに比べれば、このあたりの被害はどうということは無いのだろう。

近所にある円墳。


この円墳の杉の木が風で折れていた。

 

風の痕跡はそのくらいだろうか?

今日の夜明け。
 
手前の水溜りは休耕田だから、意識的に水を張ったものではない。
けれども、渋川のコンニャク畑と違って稲が倒れているようなことは無かった。

帰り道。 
泡を食ったようにカラスが飛んでいた。
見上げると、小さな鷹に追われていた。



カラスより二周りは小さい鷹。
この写真ではわかりにくいけれど、大きさから言うとハイタカ、なのかなぁ・・・