今日は出勤前に、箱根・宮ノ下に出かけました。駅を出て徒歩30秒ほどのところにある《NARAYA CAFE》というカフェに併設されているギャラリーで『新田五月のガラス展』が開催されています。
古民家をリノベーションした店内には、
作家のライフワークとなっているキルンワークによるガラス作品が陳列されています。
キルンワークとは、ザラメ状の無色のガラスと色ガラスの粉末を調合したものを型に詰めて焼成するガラスの製法で、発祥は遠くメソポタミア文明にまで遡ると言われています。吹きガラスよりも低温で焼成するため表面にザラメ状のガラスの風合いが残り、そのザラついた感じが光を乱反射させてキラキラと輝く様は何とも美しいものです。
今回は前回と同じような大鉢を中心に、大型のオブジェから新田五月の特徴的モチーフである矢印の形をした作品の他に、
ランプシェードや小皿、箸置き、茶碗といった実用的なものも展示されていて、いずれもが購入することができます。大きな作品だとさすがにイイお値段がしますが、小皿や箸置き等は比較的リーズナブルな価格設定になっているように見受けられました。それでも、ここに至るまでの制作過程を考えれば十分お得な価格と言えるでしょう。
今回個人的に気になったのが
蓮のモチーフの組食器です。ガラスの透け感を活かして、蓮の何とも言えない透明感を表しています。散り落ちた花弁をレンゲに仕立てるあたりに、作家の詩情とウィットが表れていると思うのは私だけでしょうか。
この展示会は5月29日㈫まで、箱根登山鉄道宮ノ下駅下車徒歩30秒のNARAYA CAFE併設のNARAYA GALLERYで開催されています。カフェには足湯もありますので、美味しいコーヒーを頂き、箱根の緑を目の当たりにしながら温泉も楽しめます。この週末にでもお出かけになってみては如何でしょうか。
古民家をリノベーションした店内には、
作家のライフワークとなっているキルンワークによるガラス作品が陳列されています。
キルンワークとは、ザラメ状の無色のガラスと色ガラスの粉末を調合したものを型に詰めて焼成するガラスの製法で、発祥は遠くメソポタミア文明にまで遡ると言われています。吹きガラスよりも低温で焼成するため表面にザラメ状のガラスの風合いが残り、そのザラついた感じが光を乱反射させてキラキラと輝く様は何とも美しいものです。
今回は前回と同じような大鉢を中心に、大型のオブジェから新田五月の特徴的モチーフである矢印の形をした作品の他に、
ランプシェードや小皿、箸置き、茶碗といった実用的なものも展示されていて、いずれもが購入することができます。大きな作品だとさすがにイイお値段がしますが、小皿や箸置き等は比較的リーズナブルな価格設定になっているように見受けられました。それでも、ここに至るまでの制作過程を考えれば十分お得な価格と言えるでしょう。
今回個人的に気になったのが
蓮のモチーフの組食器です。ガラスの透け感を活かして、蓮の何とも言えない透明感を表しています。散り落ちた花弁をレンゲに仕立てるあたりに、作家の詩情とウィットが表れていると思うのは私だけでしょうか。
この展示会は5月29日㈫まで、箱根登山鉄道宮ノ下駅下車徒歩30秒のNARAYA CAFE併設のNARAYA GALLERYで開催されています。カフェには足湯もありますので、美味しいコーヒーを頂き、箱根の緑を目の当たりにしながら温泉も楽しめます。この週末にでもお出かけになってみては如何でしょうか。