作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

金無し、地位無し、コネ無し。

2007-06-20 21:29:45 | Weblog
 平穏に且つ、笑って人生を終える術はないものでしょうか。
 この58年間、平安と安穏のうちに日々を過ごせたのは、一体幾日有ったことでしょうか。
 在日3世としてこの世に生を授かってから、本当に指で数えられる位の日しか、穏やかな1日を過ごしたことが無いように思います。
 私にとって残された日々は、後幾日かは分かりませんが、静かに、穏やかに、何の憂いも無く過ごしてみたいものです。
 話は変わりますが、金なし、地位なし、コネ無しでは、幾ら卓越した傑作な曲であっても、この日本、いやこの世界では、人口にかいしゃくされることはないのですね。悔しいですね。この世の中には、稀有な才能を持った人が数多いると思うのですが、残念なことです。
 また明日から、神経戦。対人関係は大変です。私の勤務する職場は、いわばサービス業。でも、頑張ります。等身大で。
 分からないのですが、新聞社に投稿した自分自身の文章は、ブログでは公表してはいけないのでしょうか。またその反対に、投稿欄に掲載された文章を、ブログで公表してはいけないのでしょうか。お教えくだされば大変有難く思います。

つれづれに

2007-06-20 16:40:03 | Weblog
 水曜日の午後からは勤務が無い。勤務が無い水曜日や土曜日の午後や日曜日には、自宅付近を1時間ほど散歩することにしているが、午後3時半現在、かなり暑くてとてもその気になれない。この時季から夏にかけては、散歩するには、時間や空模様を選ばなくてはならず、ゆうつな季節だ。
 相も変わらず、日々多様な事件や犯罪が多発している。また、政権与党の無謀ぶりは目に余るばかりだ。そして野党の非力さ。衆参両議院において過半数を制すれば、独裁者の如く、やりたい放題の何でもありのこの現実。これが民主主義社会か。
 在日本総連合会に対して、整理回収機構から訴えられていた裁判で、厳しい判決が下された。627億の支払いを命じられた上、仮執行も認められ、返済が出来なければ、土地、建物が差し押さえられる可能性が出てきた。この判決を新聞紙面で読んだとき、今さらながらに、朝日間の厳しい現状を知らされた思いがしたし、過去の総連の栄光を少しは知る人間の一人として、当然ながら、寂しさは否めなかった。両国の関係が良好であったならば、恐らく、このような判決が出るにいたらなかったであろう。
 さて、暑さも少し和らいできたようだ。車にガソリンを入れ終わったら、ジョーシンにでも行って換気扇を見に行こう。散歩はそれからすることにしよう。
 では、昔々の詩を一つ。

 情けあれ
 うちとけよ
 君らを育みし
 君らが父母の
 慈愛のごと
 病める人のいたらば

NHK様。

2007-06-15 22:21:43 | Weblog
 生きてゆくと言う事は本当に大変な事だ。毎日々がルンルン気分で、楽しいことばかりであったら、それはそれは結構なことであるが、現実的にはそうはうまく行かない。
 さて、年金問題を初め、現政府の失態失策は眼を覆うばかりであるが、在日本朝鮮人総連合会東京本部の、土地・建物売却も、連日大きくマスコミ等で報じられているが、今後どのように展開していくんだろう。朝日新聞の15日付の夕刊では、総連合会の大阪本部の問題も取り上げられていたが、いずれ、日本各地にある総連合会の土地・建物も同様に、マスコミに取り上げられ、試練にさらされるのだろう。
 民族教育は、在日子弟にとって必要不可欠だ。偏見と差別の暴風が吹き荒れる日本社会では。朝鮮人、韓国人としての矜持と気概を持って生きて行かなくては、後は同化されるしかない。我々は誇るべき文化と伝統を持つ朝鮮人・韓国人として昂然と胸を張って生きるべきである。故に、民族教育の灯りは消滅させてはならない。
 20時前に帰宅して、毎晩のごとく缶ビールを6本飲み乾した。NHKでは川中美幸さんと月亭八方さんの、ラジオで何かするとかしないとかの番組が流れていた。かなり酔っていたので、内容は定かに覚えていない。
 しかし、NHK様。火曜日に放映されている歌番組に、朝鮮や韓国と日本の友好と親善をテーマにした内容の番組は一体何時になったら企画されて放映されるのですか。毎度毎度見飽きた常連歌手ばかりの古色蒼然とした歌や、会話などばかりをいつまで放映するんですか。私も、私の勤める診療所も二月に一度きちんと受信料を何十年も欠かさず払っています。ソン&リーさんの歌声も聴いて見たいです。実現して下さることを心より願っています。
  ではまた、昔々の古い歌。

  夢ゆめ夢
  壊れては消え
  消えてはまた浮かぶ
  夢ゆめ夢
  風吹くな!

高いびき

2007-06-06 16:35:18 | Weblog
 本当に世の中の出来事に対して無関心になってしまった。現在、連日新聞等で報じられて、日本国民の大変な関心事になっている年金記録問題や、憲法改正問題、集団的自衛権の問題、従軍慰安婦問題(この問題に関しては日本国民の関心は殆どないように思う)エトセトラ。年齢のせいもあるんだろうか。とに角、朝6時半に起床して仕事に出掛け、帰宅する20時までは、精根使い果たして仕事に没頭し、帰宅しては500mlのダイエット発泡酒5本を飲み干し、風呂に入って10時半、寝床に着く。毎日がそれの繰り返し。新聞なんてもう何年間も、朝刊も夕刊も見出ししか見たことが無く、TVにいたっては、酒の肴代わりにNHKのニュースと天気予報を見るとはなしに見るくらいで、ドラマとか、その他本当につまらない特集番組、料理番組とかは、見る気もしないし、実際殆ど見たことが無い。だから、現在のヤング俳優や歌手、お笑い芸人などの顔も名前も殆ど知らない。吉本を見ても、何が面白くて、観客の皆様方はあんなに笑えるんだろうかと、正直不思議でしょうがない。理解できない。でも、家内や、子ども達は声を出して笑っている。やはり、私の方がおかしいのだろうか。加齢の所為だろうか。それとも鬱の初期症状だろうか。そう言えば、休日の翌朝などは、仕事に行くのが非常にうっとうしく思え、なかなか寝床から抜け出せない時がある。周囲の事や、世の中の事に無関心なのもその所為だろうか・・・。
 昔々の詩をお読みください。

  哀しきは
  わが弟の
  まだ十八の弟の
  汗と油と泥の
  臭いの立ち込めたる部屋の
  午後八時の
  高鼾ぞかし

  
 

言葉

2007-06-03 11:01:09 | Weblog
 人間社会の中で生きて行くって、本当に大変なことだ。58歳の半ばになっても、その問題で悩まない日々はない。自分が発した思いがけない言葉。態度。また、他人が発した言葉。振舞い。当然、この事で悩んでいるのは私だけではなく、世間の多くの人が、老若男女を問わず、心を痛めてるに違いない。
 日々の生活において私は、出来る限り相手の立場を尊重し、敬意や思いやりをこめて、細心に細心の注意をはらって、言葉を発し、振舞うようにしているが、それでも、不用意な言葉が飛び出す事がある。そんな時は、その瞬間から後悔と、自責の念で、しばらくは苦しむ事となる。そんな日は、家に帰っても安らげず、ビールも苦く、寝床の中では悶々としている。
 そして翌日、心無くも不用意な言葉を投げつけてしまった相手の言動の中に、平静さと言うか平穏さを見出すまでは、心から血を流すこととなる。
 私も心無い言葉や挙措や所作に、過去幾たび泣いたことか知れない。そして、今も尚、事あるごとに思い出され、悲しみの思いに囚われる事がある。
 幾つになっても、自身の振舞いや態度。発言には気をつけて、生きて行こうと思う。
 昔々の詩を一つ

  ふとおもうーー
  この二十と五年
  二十と五年の俺等(おいら)の人生
  なにからなにまで全部嘘ーー

  いや、少しは真実(ほんとう)だった
  真実だったあの感情は
  心(しん)の底の底から
  あなたを愛してた