作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

花束よりも札束が・・・。

2007-03-26 22:25:13 | Weblog
 先ず初めに、能登半島地震で被災された方々に、心よりお見舞いの言葉を申し上げたいと思います。
 さて、そろそろ春本番。妙に心が浮き浮きしてくるものがあります。でも一方で、格差社会の現実を目の当りにするとき、何か手放しで喜べない一面もあります。何かしら、貧富の差は拡大していく方向にあるように思います。
 次に紹介する詩は、20年ほど前に、京都新聞社さんの文芸欄に掲載して頂いたものです。詩が長すぎて、一部しか掲載されなかったので、今回全文書き記してみようと思います。皆様のお気に召せば良いのですが。そうそう、京都新聞社さんや朝日新聞社さんには、何回も投稿文を掲載して頂き、大変有難く思っています。他者の新聞社さんには、経済的な理由で購入することが出来ず、よって投稿出来ませんでしたが、きっと良い新聞社さんだと思いますよ。残念な事に、京都新聞も同じ理由で、現在は購読していません。近々購読したいと思ってはいますが・・・。

  ほんに春だと言うに泣けてくる
  日和うららと言うに泣けてくる
  朝から晩まで四十六時中
  勤め励んでやっと得た
  雀の涙の金を持ち
  それでも洋々巷に出ずれば
  あれまなんと物の高いこと
  気がつきゃポッケ
  いつのまにやら金がない
  へい!

  ほんに春だと言うに泣けてくる
  日和うららと言うに泣けてくる
  朝から晩まで四十六時中
  怒鳴られいびられ鞭打たれ 
  勤め励んでやっと得た
  大事なきれいな尊いお金で
  彼女に送った真心花束
  ところが彼女の宣うにゃ
  花束よりも札束が欲しいのよ
  へい!

     間  奏

  ほんにこの世はままならぬ
  汗水まことが報われぬ
  やけくそ気分で喚いたら
  やって来ました白黒ツートン車
  自由は足かせ冷たい檻の中
  しょぼくれうなだれ空をみりゃ
  アホウ阿呆とカラスが空を舞う
  へい!

恋の花散る

2007-03-23 22:50:36 | Weblog
 四六時中、精神的な重圧やストレスを感じて、仕事から帰って来るや否や、アルコールをしたたか飲んでいるが、同年輩の皆様方には、私の心中を御理解して頂けるものと思っている。58年生きているが、本当に平穏な日なんて殆どない。ましてや、神経質で、小心者の私。家内いわく「何にもたいしたことあらへんやそんなこと・・・」と言う些細な出来事や、上司や同僚のちょっとした言動で、私の心臓は夥しい血を流す。安定剤や、睡眠薬などを呑まなきゃ眠れない夜なんかしょっちゅうである。
 家庭も同様である。家族全員に気を使っている。でも、妻子は非常に思いやりのある面々で、大変助かっているが、かなり気を使っていることには変わりはない。

 散る散る花の散る
 風のそよとて吹くでなく
 春は盛りの季節というに
 散る散る花の散る
 恋の散る散る花の散る
 
 

演歌 美空ひばり 大事に生きよう

2007-03-20 23:03:20 | Weblog
 少し酩酊気味である。明日が祭日で仕事が休みのせいもあるのかもしれない。それはそうと、町内会の寄り合いって、祭日なんかにしている所なんてあるのかしら。それも、午前と午後に昼食をはさんで一日に二回も。朝早くから夜遅くまで仕事している私にとっては「一体何を考えているの。カンニンシテクレー」の心境である。午前10時からと、午後1時からと。批判せざるをえない。勤め人にとっては、心身を癒す絶好の機会。それが、よりによって、町内会の集会だとは。愚痴のひとつでも言いたくなる。
 またまた川中美幸さんか、牧村三枝子さんに歌ってもらいたい演歌。「人生一度」ほんとは、美空ひばりさんが最適なんですが、天才歌手はもうこの世には存在しません。三人の歌手様の名前を挙げましたが、私には比較するつもりは毛頭ありません。それぞれ大好きな歌手様ですし、優劣のつけようがありません。でも一言言わせて頂けば、美空ひばりさんはやはり天才です。
 では天国のひばりさん歌ってください。「人生一度」
 
 運命(さだめ)哀しと嘆くなお前
 みんな耐えてるこの世の辛さ
 闇夜はいつかは明けてくる
 夢は花咲く笑える日が来る
 一度限りのお前の人生
 のぞみを忘れず生きようぜ

 めぐり逢えるさ必ずきっと
 白いくちなし優しい愛に
 忘れてしまえよあんな奴
 捨ててしまえよ未練な思いを
 一度限りのお前の人生 
 歩みを止めずにいきようぜ

 金がこの世の全てじゃないさ
 恋もこの世の全てじゃないさ
 お前はお前の道を行け
 きっと花咲く笑える日がくる
 一度限りのお前の人生
 大事に大事に生きようぜ
 

童謡 春風とジョンアちゃん

2007-03-18 21:59:15 | Weblog
 今朝の目覚めは、8時過ぎだった。家内の「あ、雪が降っている・・・」の声で目覚めた。厳密に言うと、とうの前に尿意を催し、いつトイレに立とうかと夢うつつの状態であったのであるが、家内の声で踏ん切りがつき目覚めたのである。休日の目覚めとしては早いほうである。平日は目覚ましのがなり声に、死に物狂いで、6時半に起床するのであるが、その反動で休みの日は比較的遅く起きるようになっているようである。
 しかし、3月も半ば過ぎだというのに、この寒さは如何したものであろうか。この冬が大変な暖冬であっただけにかなり堪える。と、書きつつも、内心はもっと凄い寒波が襲来し様とも、どうって事もないという、もう一人の自分自身の声も聞こえて来る。
 私は演歌や、ポップスだけではなくて童謡も作る。もちろん、いまはご飯を食べるための仕事が忙しくて、作詞作曲するための時間が持てないでいるが、いや、うそうそ嘘・・・。若かりし頃は仕事が忙しくても、睡眠時間を削ってでも、曲作りに勤しんだものであるが、(何ゆえにと言えば、有名人や、金持ちになりたかったからである)、いまは体力がついていかない。夢の追求も、希薄になってきたという現実もある。
 今日は私の娘が4,5歳の頃に作った「春風と正雅(ジョンア)ちゃん」と言う歌詞を紹介しよう。もちろん、メロディーも紹介できれば、さらに、歌詞も引き立つんだが、その方法が分からないので、止むをえない。
 
  春風さんにジョンアちゃんがちょっぴりふくれて言いました
  今年の冬はとっても厳しく毎日吹雪が吹き荒れた
  一体どこで道草をそれともどこかで居眠りを
  あたたか春風さん待ちわびた
  春風さんがジョンアちゃんに優しく歌ってわびました
  ほんとにほんとにごめんなさい
  凍える人が多すぎて
  遅れちゃったのごめんなさい

  春風さんとジョンアちゃんが仲良く腕組み踊りだせば
  たちまち辺りはお花畑いつしか小鳥の大合唱
  涙の人もあら不思議
  思わずほほ笑むこの不思議
  あたたか春風さん待ちわびた
  さあさあみんなこっちへおいで仲良く愉快に踊りましょ
  いついつまでもいつまでも
  幸せ歌って踊りましょう
  喜び歌って踊りましょ

  らんらららんらら らんらららんらら
  らんらららららららららら-----

  
 

勇気

2007-03-14 22:24:12 | Weblog
 本名でブログに何かを記載するということは、とても勇気の入る事だと思う。正直言って、思ってることの10分の1も記載することは出来ないだろう。私は小心者。心の中の全てを明らかにすることなんてとても出来ない。でも、語っていることは真実だ。でもそれは、思っていることや、感じていることの、ほんの僅かな部分だ。しかも、少しは繕っている。如何なる体制の中でも、自身の全てを吐露すると言う事は、本当に大変なことだ。
 今日は、午後からは自由な時間が取れる日だ。でも大抵は、振り返ってみると、とても、無駄で無益な時間を費やしていることに、がっかりする。自省するんだが、でもまた、同じ轍を踏んでいる。
 ああ、明日も朝早くから夜遅くまで仕事々。そしていつか気がついたら、死の床に就いている。ああ、人生ってそんなものだろうか・・・。
 例によって例のごとくかなり酔いもまわってきた。寝るとしよう。
 
 

夢 石川啄木

2007-03-11 22:31:49 | Weblog
 58歳になっても、私は朝から晩まで仕事に追われている。でも、水、土曜日の午後からや、日曜祝祭日には確実休みが取れるから本当に助かっている。休日は、大抵はトイレの清掃やら、家の中の掃除に時間を費やしている。後は、隔週か、3週間に1度の割合で、3台ある愛車の洗車に精を出している。3台と言ってもベンツやセルシオ見たいな高級車じゃなくて、10何年も経った軽などに、傷だらけの車などを、手洗いをしている。奥様や、子供達は一度たりとも車の洗車や、ワックス掛けなどしたことなどない。車は足だと割り切っている。
 ああ、今日も酒びたりだ。仕事のある日は毎晩帰宅すると350mのダイエット発泡酒を6本呑んでいるが、今日は昼から12本だ。休日はいつもこうだ。
 そうそう、新聞も購読しているが、ここ何年かまともに読んだことがない。大抵見出しだけ読んで終わっている。TVも殆ど見ない。唯一見るのはNHKのニュースと天気予報だけだ。
 58歳と言う年は、若いのか年寄りなのか、私にはよく判らない。ただ、体力だけは確実に落ちている。
 石川啄木の短歌を一首。「かにかくに 渋民村は恋しかり 思い出の山 思い出の川」
 明日はいつものごとく6時半の起床。もう、寝よっと。かなり、酔っ払ってもいるし。平日は、心身の疲弊と泥酔とで日記は書けないが、でも頑張って書くように努めよう。そうそう、3,4日ほど前に奇妙な体験をした。夢の中で黒猫が出てきたので、首根っこを持って何処かにやろうとしたら、急に牙を剥いて挑みかかってきたというのか、脅してきた。そこで、私がさらにありったけの力で首根っこを握り締めて排除しようとして力をこめた瞬間、目覚めた。あまりにの痛さに。なんと私は自分の左上腕部を右手で、思いっきり握っていたのである。もちろんいまもその傷跡は、・・・本当に傷なのである・・・鮮やかに左上腕部に残っている。先月の25日に母親が他界したが、何か因果関係でもあるのかな・・・。
 疲れた。酔っ払った。寝る寝る。

ハイネ様

2007-03-04 21:54:28 | Weblog
 こんな詩はいかがですか。
 
 我が大師匠ハイネ様
 あなたは仰いました
 一度ならず二度までも
 恋に破れたこの俺は
 馬鹿も馬鹿もおお馬鹿者だと

 では、我が大師匠ハイネ様
 二度ならず三度まで
 恋に破れたこの僕は
 馬鹿も馬鹿もそのまた馬鹿の
 大だい馬鹿とでも呼ぶべきでしょうか

 もう何十年も前の、本当に若かりし頃の拙い詩だ。本当に純情だった頃に詠んだ 詩だ。その時、失恋した当時は幾番も眠れぬ夜を過ごしたものだ。本当は、三度以上失恋してるんだが・・・。な・い・し・よ・・・。

 

春うらら

2007-03-04 21:32:54 | Weblog
 おお春よ。いかにあなたを待ちわびたことか。雪の舞う日。吐息の大気に白く寒さを鮮明に描く日に・・・。本当に今日は暖かかった。
 「宇治川未練」反響はいまひとつの感がある。良い歌なんだけれどな。
 午前中親父の墓参りに行って来た。墓の清掃もかねて。鶯が早くも鳴いていた。蝶も飛んでいるのを見た。だのに々だよ。水曜日には、最低気温が氷点下2度までに下がるんだよ。どのみち暖冬なんだから、このまま一気に春に突入すれば良いのに。
 母親が先月25日に身罷った。さびしさや悲しさは、時間が経つうちに深まっていくんだろうな。