先ず初めに、能登半島地震で被災された方々に、心よりお見舞いの言葉を申し上げたいと思います。
さて、そろそろ春本番。妙に心が浮き浮きしてくるものがあります。でも一方で、格差社会の現実を目の当りにするとき、何か手放しで喜べない一面もあります。何かしら、貧富の差は拡大していく方向にあるように思います。
次に紹介する詩は、20年ほど前に、京都新聞社さんの文芸欄に掲載して頂いたものです。詩が長すぎて、一部しか掲載されなかったので、今回全文書き記してみようと思います。皆様のお気に召せば良いのですが。そうそう、京都新聞社さんや朝日新聞社さんには、何回も投稿文を掲載して頂き、大変有難く思っています。他者の新聞社さんには、経済的な理由で購入することが出来ず、よって投稿出来ませんでしたが、きっと良い新聞社さんだと思いますよ。残念な事に、京都新聞も同じ理由で、現在は購読していません。近々購読したいと思ってはいますが・・・。
ほんに春だと言うに泣けてくる
日和うららと言うに泣けてくる
朝から晩まで四十六時中
勤め励んでやっと得た
雀の涙の金を持ち
それでも洋々巷に出ずれば
あれまなんと物の高いこと
気がつきゃポッケ
いつのまにやら金がない
へい!
ほんに春だと言うに泣けてくる
日和うららと言うに泣けてくる
朝から晩まで四十六時中
怒鳴られいびられ鞭打たれ
勤め励んでやっと得た
大事なきれいな尊いお金で
彼女に送った真心花束
ところが彼女の宣うにゃ
花束よりも札束が欲しいのよ
へい!
間 奏
ほんにこの世はままならぬ
汗水まことが報われぬ
やけくそ気分で喚いたら
やって来ました白黒ツートン車
自由は足かせ冷たい檻の中
しょぼくれうなだれ空をみりゃ
アホウ阿呆とカラスが空を舞う
へい!
さて、そろそろ春本番。妙に心が浮き浮きしてくるものがあります。でも一方で、格差社会の現実を目の当りにするとき、何か手放しで喜べない一面もあります。何かしら、貧富の差は拡大していく方向にあるように思います。
次に紹介する詩は、20年ほど前に、京都新聞社さんの文芸欄に掲載して頂いたものです。詩が長すぎて、一部しか掲載されなかったので、今回全文書き記してみようと思います。皆様のお気に召せば良いのですが。そうそう、京都新聞社さんや朝日新聞社さんには、何回も投稿文を掲載して頂き、大変有難く思っています。他者の新聞社さんには、経済的な理由で購入することが出来ず、よって投稿出来ませんでしたが、きっと良い新聞社さんだと思いますよ。残念な事に、京都新聞も同じ理由で、現在は購読していません。近々購読したいと思ってはいますが・・・。
ほんに春だと言うに泣けてくる
日和うららと言うに泣けてくる
朝から晩まで四十六時中
勤め励んでやっと得た
雀の涙の金を持ち
それでも洋々巷に出ずれば
あれまなんと物の高いこと
気がつきゃポッケ
いつのまにやら金がない
へい!
ほんに春だと言うに泣けてくる
日和うららと言うに泣けてくる
朝から晩まで四十六時中
怒鳴られいびられ鞭打たれ
勤め励んでやっと得た
大事なきれいな尊いお金で
彼女に送った真心花束
ところが彼女の宣うにゃ
花束よりも札束が欲しいのよ
へい!
間 奏
ほんにこの世はままならぬ
汗水まことが報われぬ
やけくそ気分で喚いたら
やって来ました白黒ツートン車
自由は足かせ冷たい檻の中
しょぼくれうなだれ空をみりゃ
アホウ阿呆とカラスが空を舞う
へい!