作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

国際結婚「寒い朝」

2009-01-10 20:14:05 | Weblog
 最近、私は子供の将来の事を考えると、中々寝っけません。子供は3人居ますが、それぞれ独身です。次男は、現在大学4年生ですので、致し方ありませんが、上の二人、長男長女ですが、それぞれ結婚しても良い歳になってきましたので、当人も自覚しているでしょうが、私の方も気になってきました。
 私たちは在日です。わたくしは3世ですし、子供たちは4世です。在日の1世や2世の方達は、当然同族同士の結婚を望んでいらっしゃることと思いますが、私自身は、異民族同士の結び付きも止むなしと、最近では思っています。
 正直申し上げますと、昔は異なる国籍の人と結ばれた人たちや、身内の人の話を聞きますと、表面上はにこにこして聞いていても、内心では、複雑な感情でと言うよりも、怒りで煮えくりかえっていました。でもいまや日本では、同族自体がめぐり合う事が少なく、また、比較的同族自体が巡りあいやすい職場で働いていても、価値観や、美意識の相違から中々、結ばれることが稀になって来ました。ましてや、民族学校の教員や働き手になると、見合いの場合においては、限りなく100%近く話がありません。特に、実情を知る同族の同志の中に、その様な考えを持つ若い世代や、いやそれ以上に親御さんたちに多く見受けられるように思います。
 人生は金が全てでしょうか。確かに、3度のご飯が食べられなくって、雨露が凌げないと言うのは、私にも耐えられないと思いますが、でも、その様な状況下に在る在日は、現在では殆ど皆無に近いのではないのでしょうか。確かに、贅沢は出来ないかもしれません。より具体的に、例えて申し上げますならば、ベンツやレクサスやシーマは買えないかも知れませんが、5,6年落ちの軽自動車でも、走れば十分ではないでしょうか。現に私は12年落ちのダイハツミラに乗っています。家内も乗っています。
 幸せとは、考え方によっても、違ってくるのではないでしょうか。
 吉永小百合さんの歌ではないですが「寒い朝」の中の詩の中で、「心ひとつで温かくなる」と言う一節がありましたが、まさにその通りだと思います。
 長男長女の連れ合い大募集。