作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

お母さん、お父さん

2007-10-31 21:32:06 | Weblog
私は泣いた。我が家の風呂のの中で。嗚咽しながら。今年の2月に亡くなった母親のことを、ふと脳裏に思い描いた時に。
 優しい母親だった。子煩悩の母親だった。数え上げればきりが無いくらい、私ら3人の子どもに、慈しみ深い愛情を注いでくれた。たとえれば私には菩薩同様だった。いや、仏陀同様だった。
 私はほどなく59回目の誕生日を迎える。過去を振り返ると筆舌に尽くしがたい道程だった。幾たびか、怒涛に打たれ、厳寒に晒され、漆黒の闇の中を絶望のうちにのたうちまわっていた時にも、私を抱きしめ、明るく温かい光明の射すところに導いてくれたのは、いまは亡き母親だった。
 私は本当に駄目息子だった。両親の期待を、希望を、夢をことごとく裏切ってきた。高校、大学と入学したものの、すべて両親の期待を、希望を、夢を裏切るものだった。でも両親は、私に愚痴一つこぼさなかった。
 お母さん。お父さん。いやオモニ。アボジ。本当に私は出来損ないの息子でした。ことごとくあなた達の、期待や、夢や、希望を打ち壊してきました。心よりお詫び申し上げます。

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1 コメント

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愛別釜山港 (姿三四郎)
2020-05-26 19:42:43
はじめてお便りします!先生の愛別釜山港は本当に名曲です!どこか40年位前の私が青春時代の時代劇(仕掛人や股旅物)の主題歌のような哀愁を感じるのです!歌手の二人が消息不明なのも夢ロマンがあります。もうあの頃の面影には会えないから。これからも心の歌をお願いします!あっお互いにお身体は大事になさってコロナに負けないで下さいませ。
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