作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

いまは、誰よりも、何よりも、あなたを愛する

2008-10-09 22:57:01 | Weblog
 その昔、そうその昔、何十年も以前に、私が激烈に恋焦がれ、夜も眠れずに愛してたと言うか、恋焦がれていた女性が二人いた。時代は違うが、一人は日本の方で、一人は朝鮮のと言うか韓国の女性だった。韓国の女性は、在日2世か3世だったように思う。
 人は誰でも恋をする。人間であれば誰しもそうだと思う。だが、私の場合はそのいずれも成就しなかった。日本の方の場合は、殆ど片思いに近かったが、朝鮮のと言うか韓国の女性の方の場合は、デートもしたこともある。
 だが、結果的には、親しく付き合っていた学友に奪い去られる結果になった。目の前で、ただならぬ仲である関係であることを見せ付けられる屈辱を味わされたのであった。その後、眠れぬ日々がしばらく続いた。
 それから長い歳月が経った。いまでも、その学友の顔は見たくもない。だが、その女性とは逢ってみたいと思う思いに駆られることがある。何故にか。それは、一体全体何故に、その様な思いにと言うか、好きで好きでたまらぬ気持ちにおちいった理由を知りたいからである。
 現在思うに容姿に惹かれたのであろうと思うが、心根もやさし駆ったのかも知れない。だが、私は、誠真誠意真心から、その女性を愛していた。でも、ぐうたらな男のもとに行ってしまった。何故だ。なぜだ。ひたむきで真摯な思いよりも、甘言を巧みに弄する男の方が魅力に勝っていたためだろうか。
 妻よごめんなさい。だから、素晴らしいあなたとめぐり合えた。現在はあなただけ、そして家族だけ。何よりも、誰よりもこよなく御身を、家族を愛する。

さあ とんでゆけ

2008-10-08 14:44:57 | Weblog
  さあ とんでゆけ
  ぼくの詩(うた)よ
  なによりも美しい
  あの恋人(ひと)のもとへ

  もしもあの恋人の
  きらめき輝く瞳より
  悲愁のひとしずくでも
  こぼれていたならば
  ぼくの詩よ
  にわかにピエロとぞなれ

  もしもあの恋人が
  失意のうちに
  物憂げに時を
  指折り数えていたならば
  ぼくの詩よ
  にわかに希望の調べとなれ

  そして もしも
  もしもあの恋人に
  素敵な彼氏(ひと)がいて
  頬がよろこびに
  倖せ色に染まっていたならば
  ぼくの詩よ
  哀しくも淋しい
  祝いの詞となれ

  が もしも
  もしもだ
  あの恋人が独り身でいたならば
  ぼくの詩よ
  狂おしい熱烈な恋情となれ
  そして伝えておくれ
  いまでもやっぱり
  あなたを愛していますと

でもあなたを愛してる

2008-10-07 23:08:40 | Weblog
  幾度となく
  恋しい人に捧げた
  美しい真実(まことの)の愛の詩(うた)
  が、ああ
  みんな消えてなくなれ

  消えてなくなれ
  美しい真実の愛の詩
  俺の誠意を嘲笑い
  俺の実意を
  足蹴にしたあの女(ひと)だから
  ああ
  みんな消えてなくなれー
 
  耐えろよ涙
  耐えて耐えぬき
  復讐の炎となれ
  炎となり
  あの女の一切を焼き尽くせー

  幾度となく
  あなたに捧げた
  美しい真実の愛の詩
  愛の旋律(メロディー)
  でもやっぱり
  今日も今日とて
  ここ彼処
  あなたを求めて彷徨うてる