みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて2014年、各位におかれましては色々なご予定や抱負をお持ちになって、1月1日、新年を迎えられたこととご拝察致しますが、今日（5日）までの日、滑り出しは順調だったでしょうか。予定や計画通りに進行しているでしょうか。
私と叔父の関係も第25回を迎えようとしていますが、この連載も本年度の早い時期に終幕を迎えることとなるでしょう。我ながら本当にこんなに長く描き続けることになろうとは、夢にだに想像もしていなかったので、自分自身本当に驚いています。当初の予定では3～4回で描き終えてしまう予定だったのですが、パソコンのキーを打ちながら稿を進めているうちに、あれも描きたい、こう言う事もあったと、次々と叔父に関する出来事が頭の中に浮かんでき、結局この様な自体にあいなった次第ですが、ご理解の程賜りますように、宜しくお願い申し上げます。
さて、前回は殆んど学校に対する要望を書き連ねたように思いますが、今回は叔父自身の思想なり考え方を書き綴ってみたいと思いますが、如何なりますことやら。
叔父自身はその功績により、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）から医学博士号を授与され、又京都大学医学部から、血圧に関与しているとされている物質「レニン」の研究成果により医学博士号を授与されたていますが、叔父自身の性格を一言で語るなら、大変な「努力」の人であったろうと言えます。以前にもその事は書き記した筈ですので、遡ってご一読下されば有難く思います。
叔父の思想的動向と致しましては、医学部の学生の頃の前半はノンポリ派、いわゆる社会的、政治的事象に対しては、殆んど興味なく、ただ勉学だけにのみ専心していたと思いますが、中途からは俄然民族意識に目覚め始め、後半には完全に民族主義思想を確立したと思われます。と同時にマルクスレーニン主義思想や、当時主席だった故金日成元帥の回想記や著作を読み漁り、いつしか主体（チュチェ）思想の信奉者に変じていったものと思われます。
叔父とは、診療所を通じて世間の常識ばかりでなく、医学協会と言う組織を通じても色々な事を教えて頂き、疑念や合点がいかないことがあれば、真夜中に及ぶ議論、激論のやり取りをしました。また、よく勉強会なども開催いたしました。小規模単位でしたが。
勉強会の題材としましては、古典的不朽の名作「共産党宣言」や「空想から科学へ」等、マルクスは勿論エンゲルスやレーニン、その他、恐らく叔父に出会いさえしなければ、恐らく終生紐解くことは無かったであろう珠玉の名著を題材としました。でも、私にはそれらの書籍を見開いても、思考は徒に字面を追うばかりで、殆んど理解することが出来ませんでした。社会主義や共産主義、唯物論や観念論、弁証法的唯物論等、それらの哲学的用語を使って喧々諤々の白熱の討論を当時はよくやりましたが、私だけは蚊帳の外で、他の人達は口角泡を飛ばし、真剣に意見交換していました。
話は少し変わりますが、マルクスと言うお人は本当に偉大な人だったのですね。彼が著した膨大な「資本論」読破して、その意味を熟知している人が、一体この世の中にどれだけいるでしょうか。私などは平易に書かれた解説本等を読みましても理解するのが困難でしたが・・・。
さて私は叔父が、絶世の愛国者、民族主義者であったと思うのですが、権力の世襲には若干幾ばくかの疑念を抱いていたのではなかろうかと思っています。その事は次回に譲りたいと思います。
さて、今回は拉致問題で北朝鮮の最高指導者がそれを認め、謝罪した模様をＴＶで見て受けた私の衝撃を、朝日新聞様に投稿したところ掲載されましたので、その投稿文をご紹介して今回のブログを終える事にしますが、私の叔父は恐らくこの事実を知らず、不治の難病に侵されて病床の身であったように思います。ついでにと言っては何ですが、叔父は1990年頃だったでしょうか、軽い脳梗塞を患い、ひと月ほど入院しまして職場に復帰しましたが、その後気丈に朝晩の診察や、往診もこなし、また医学協会の西日本の会長職と言う重責も立派に勤め上げましたが、2000年前後に重度のうつ病に罹患し、その後パーキンソン病も併発し、殆んど職場復帰が不能になりまして、長男がその後を立派に引き継いで、現在に至っています。ただ長男が叔父の出棺の時に、弔問客に述べて挨拶によりますと、上記病魔に侵されていただけじゃなくて、私にも分からなかった難病が叔父を苦しめていたようで、結局それが命取りになったようですね。
朝日新聞「声」欄
では本年最初の歌の再生回数のご報告をさせていただきます。歌の再生回数は5日現在48053回に達しています。本当に有難いことで、各位に心より感謝の意を表したいと思っています。それでは本年度も宜しくご支援の程お願い申し上げます。
各位も初志貫徹の意を強くして、己が夢や希望を実現されるよう願っています。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて2014年、各位におかれましては色々なご予定や抱負をお持ちになって、1月1日、新年を迎えられたこととご拝察致しますが、今日（5日）までの日、滑り出しは順調だったでしょうか。予定や計画通りに進行しているでしょうか。
私と叔父の関係も第25回を迎えようとしていますが、この連載も本年度の早い時期に終幕を迎えることとなるでしょう。我ながら本当にこんなに長く描き続けることになろうとは、夢にだに想像もしていなかったので、自分自身本当に驚いています。当初の予定では3～4回で描き終えてしまう予定だったのですが、パソコンのキーを打ちながら稿を進めているうちに、あれも描きたい、こう言う事もあったと、次々と叔父に関する出来事が頭の中に浮かんでき、結局この様な自体にあいなった次第ですが、ご理解の程賜りますように、宜しくお願い申し上げます。
さて、前回は殆んど学校に対する要望を書き連ねたように思いますが、今回は叔父自身の思想なり考え方を書き綴ってみたいと思いますが、如何なりますことやら。
叔父自身はその功績により、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）から医学博士号を授与され、又京都大学医学部から、血圧に関与しているとされている物質「レニン」の研究成果により医学博士号を授与されたていますが、叔父自身の性格を一言で語るなら、大変な「努力」の人であったろうと言えます。以前にもその事は書き記した筈ですので、遡ってご一読下されば有難く思います。
叔父の思想的動向と致しましては、医学部の学生の頃の前半はノンポリ派、いわゆる社会的、政治的事象に対しては、殆んど興味なく、ただ勉学だけにのみ専心していたと思いますが、中途からは俄然民族意識に目覚め始め、後半には完全に民族主義思想を確立したと思われます。と同時にマルクスレーニン主義思想や、当時主席だった故金日成元帥の回想記や著作を読み漁り、いつしか主体（チュチェ）思想の信奉者に変じていったものと思われます。
叔父とは、診療所を通じて世間の常識ばかりでなく、医学協会と言う組織を通じても色々な事を教えて頂き、疑念や合点がいかないことがあれば、真夜中に及ぶ議論、激論のやり取りをしました。また、よく勉強会なども開催いたしました。小規模単位でしたが。
勉強会の題材としましては、古典的不朽の名作「共産党宣言」や「空想から科学へ」等、マルクスは勿論エンゲルスやレーニン、その他、恐らく叔父に出会いさえしなければ、恐らく終生紐解くことは無かったであろう珠玉の名著を題材としました。でも、私にはそれらの書籍を見開いても、思考は徒に字面を追うばかりで、殆んど理解することが出来ませんでした。社会主義や共産主義、唯物論や観念論、弁証法的唯物論等、それらの哲学的用語を使って喧々諤々の白熱の討論を当時はよくやりましたが、私だけは蚊帳の外で、他の人達は口角泡を飛ばし、真剣に意見交換していました。
話は少し変わりますが、マルクスと言うお人は本当に偉大な人だったのですね。彼が著した膨大な「資本論」読破して、その意味を熟知している人が、一体この世の中にどれだけいるでしょうか。私などは平易に書かれた解説本等を読みましても理解するのが困難でしたが・・・。
さて私は叔父が、絶世の愛国者、民族主義者であったと思うのですが、権力の世襲には若干幾ばくかの疑念を抱いていたのではなかろうかと思っています。その事は次回に譲りたいと思います。
さて、今回は拉致問題で北朝鮮の最高指導者がそれを認め、謝罪した模様をＴＶで見て受けた私の衝撃を、朝日新聞様に投稿したところ掲載されましたので、その投稿文をご紹介して今回のブログを終える事にしますが、私の叔父は恐らくこの事実を知らず、不治の難病に侵されて病床の身であったように思います。ついでにと言っては何ですが、叔父は1990年頃だったでしょうか、軽い脳梗塞を患い、ひと月ほど入院しまして職場に復帰しましたが、その後気丈に朝晩の診察や、往診もこなし、また医学協会の西日本の会長職と言う重責も立派に勤め上げましたが、2000年前後に重度のうつ病に罹患し、その後パーキンソン病も併発し、殆んど職場復帰が不能になりまして、長男がその後を立派に引き継いで、現在に至っています。ただ長男が叔父の出棺の時に、弔問客に述べて挨拶によりますと、上記病魔に侵されていただけじゃなくて、私にも分からなかった難病が叔父を苦しめていたようで、結局それが命取りになったようですね。
朝日新聞「声」欄
では本年最初の歌の再生回数のご報告をさせていただきます。歌の再生回数は5日現在48053回に達しています。本当に有難いことで、各位に心より感謝の意を表したいと思っています。それでは本年度も宜しくご支援の程お願い申し上げます。
各位も初志貫徹の意を強くして、己が夢や希望を実現されるよう願っています。
