にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

開始!

2009-08-04 01:58:03 | オーケストラ
いよいよアジアフィルの練習が始まりました。
今年はリハーサルが2日しかありません、去年より条件は良く無いのです。
しかも練習会場のホールがとても狭くマーラーの巨大な編成のオーケストラが入るには無理が。
そこを何とか詰め込んでますのでまるでピットの中に入っているみたい。
ちょっとね、きついです。

音はとてもゴージャスなアジアフィルの特色なんですが、アンサンブルは・・・。
まあ去年程の野放し状態ではないので何とかなるのではないかと。
あと一日ありますから、大丈夫でしょう、きっと、たぶん、おそらく。

さてここ中国は食の大国であります。
昨日に続き食べて食べて食べてます。
体重はどうなるんだ?

熱き日

2009-08-03 01:49:31 | オーケストラ
早朝の成田空港を飛び立ちインチョン国際空港で韓国組と合流。
懐かしい顔も増えて北京へとやって来ました。

巨大としか言いようがない北京の空港を何十分も歩いて外へ出てみれば予想通りの暑さ!
本当に暑い!
凄い暑さ!
半分やけっぱちになりつつホテルに到着です。

北京で一番の繁華街「王府井」に出てみれば日曜日ともあって溢れんばかりの人の山。
ラッシュのような人の数と暑さとがこの国のエネルギーの大きさを実感させてくれました。

でも北京ダックも半端じゃなく美味しかったのですが。

昨日はまた違った意味で暑い一日でした。
ファミリーオーケストラのみんなの熱くかっこ良い演奏に痺れました。
舞台袖で気持を込めて祈りながら聞いていましたが、心配など全く必要無い立派な演奏でした。
子供たちの底力は大人達の予想など遥かに超えているんですね。
音楽をやる喜びが純粋な形となって現れていたのです。
邪念など微塵も感じられない心だからこそ出来る演奏です。
我々にはとても真似出来ない演奏だったのです。


さて明日からアジアフィルの練習が始まります。
どうなることやら?

展覧会の絵

2009-08-01 00:19:27 | オーケストラ
明日は東京フィル「こども音楽館」の本番です。
午前と午後の2回の本番が行われます。
今年はムスルグスキー作曲ラヴェル編曲の有名な「展覧会の絵」が取り上げられます。

我々の演奏に合わせて公募した子供たちの「絵」がスクリーンに映し出されます。
でもただ映すのではありません。
何と画用紙に書いた「絵」が動くんです。
絵をアニメ化したとは聞いていましたが、まさかこんなに自由に動くものに変貌していたとは本当に驚きました。
技術の進歩は思いがけない芸術表現を生み出すものなんですね。
子供が書いたクレヨンの動物や人物が踊ってみたり走り回ってみたり。
小学校の教室に貼ってあるような絵が音楽に合わせて動き出す、背景はそのままなのにクレヨンの子供だけが自由に動き回るのです。
楽しいです、きっと見に来た子供たちも大喜びしてくれる事でしょう。
そして絵を描いてくれた子供たちも、自分の書いた人や動物が動き出すのを見てびっくりするのではないでしょうか。

そうそう音楽の方も忘れてはいけません。
マエストロの手にかかると聞き慣れたプロムナードも小人もビドロも初めて聞くような音楽になります。
サミュエル・ゴールデンベルグもバーバヤーガも今まで演奏してきたのは一体何だったの?
と思えるほどに変貌をとげ、その音楽が本来持っているドラマを際立たせるのです。
マエストロのマジックが冴え渡ります。
面白い本番になりそうです。

コンサートの前半は東京フィル・ファミリーオーケストラが「くるみ割り人形」から4曲を演奏します。
こちらも面白いですよ、4月から練習してきた皆さんの努力の集大成。
マエストロがやはり魔法をかけてしまったのです。
昨日と今日のマエストロの魔法で見違えるような演奏になってきました。
こちらも聞き物、きっとキラキラ輝く「くるみ割り人形」になる事でしょう。


さて明日の本番が終わったら成田のホテルに直行します。
あさっての出発が早朝なので明日から成田へ行くのです。
パソコンは持っていきませんが出来ればiPhoneで手短かに更新出来ればと思っています。
帰国は8月9日となります。