にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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締めくくり

2006-12-25 00:54:53 | オーケストラ
今日はオーチャードホールで第九、昨日は文化会館で第九、おとといはTOCで第九。
水曜日には新宿文化でヴェルディ、先週の日曜日はサントリーで第九、その前日は軽井沢でベートーベン。
今年の締めくくりの連戦は非常に中身が濃くバラエティに富み、そして体力気力の限界に挑戦。
今年はあとジルベスターを残すのみとなりました。
来年早々の仕事の練習もありますが今日で今年の仕事は終了です。

第九はプレトニョフさんと十束さんの二人の指揮、それぞれ全く違う曲とも思える程に対照的な演奏。
十束さんの第九は全身で苦悩を受け止めるような演奏でした。
重く巨大で、そしてなにより重量感のたっぷりなパワーに溢れたベートーベン。
プレトニョフさんは悩まず軽やかに突き進むベートーベン。
スケール感はたっぷり、そして曲のあちこちを思い切りデフォルメして聞かせる手腕。
4楽章の冒頭、「まるでシェーンベルクみたいだろう」と言いながら不協和音を思い切り長く引っ張るのです。
「こんな和音をあの時代に書いたんだよ、凄いなあ」なんて言いながら。
ちょっと他では聞けない第九でした。
来年は誰が振るんだろう??

今日はクリスマス・イヴでした。
渋谷も横浜ももの凄い人の波に埋もれていました。
ケーキ売り場とゲーム機売り場の列は凄かった!
写真は先週の軽井沢に居たサンタさん。
矢ケ崎公園の一角にサンタの家とそりが作ってあって夜になると家から出たサンタがそりに乗るのです。
そりの前には何頭ものトナカイが木で作られて並んでいます。
中々ロマンティックでした。


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