明日本番のTOC定期、後半はイタリアの作曲家「レスピーギ」の作品を2曲演奏します。
まずは「リュートのための古代舞曲とアリア・第3組曲」を。
ルネッサンスからバロックまでに書かれたリュートやギターの為の曲をレスピーギが自由に編曲した組曲。
その中でも1番有名な第3組曲です、弦楽合奏の為に編曲されたこの組曲の中でも3曲目の「シチリアーナ」はテレビなどでもよく流れてきますので誰でも一度は聞いたことがあるのでは。
オーケストレーションの達人であったレスピーギの編曲が冴えまくるこの組曲、暖かく激しく、優しくクールにと表情を変えながら独特の古い味わいを見せてくれます。
私はこの曲を中学生の時に初めて弾いてからすっかりこの曲の虜になってしまったのです。
レコードを買いスコアを買い、全部暗譜するまで何度も何度も弾いていました。
今回久しぶりにこの曲を全曲演奏するので実は嬉しくてたまらないんです。
でもこの曲の魅力を余す所なく表現するのもまた難しい。
細かく表情を変化させなくてはいけないし、音色も常に変化するし。
そして何より終曲「パッサカリア」の物理的難しさ。
冒頭のバイオリンだけの部分、たくさんの音を一度に鳴らす「重音」の所の難しさといったら。
我々日本人の手の大きさでは押さえきれないのです。
手の大きい人なら届くかもしれませんが、我々がいくら頑張っても指が届かない。
必死に指を開こうとすれば痛みが走る!
でも全部きちっと鳴らすと格好良いんですよねえ。
頑張らなくちゃ。
後半の2曲目はご存知「ローマの松」
こちらも素晴らしい曲ですね。
豪華絢爛たる音の洪水、レスピーギという人は本当に凄いオーケストレーションを書いています。
ラヴェルとどちらが凄いのだろうとか比べてしまいますが双方譲らずという所でしょうか。
きらめくばかりの音で会場を埋め尽くしたいと、そして音の奔流をと思ってます。
まずは「リュートのための古代舞曲とアリア・第3組曲」を。
ルネッサンスからバロックまでに書かれたリュートやギターの為の曲をレスピーギが自由に編曲した組曲。
その中でも1番有名な第3組曲です、弦楽合奏の為に編曲されたこの組曲の中でも3曲目の「シチリアーナ」はテレビなどでもよく流れてきますので誰でも一度は聞いたことがあるのでは。
オーケストレーションの達人であったレスピーギの編曲が冴えまくるこの組曲、暖かく激しく、優しくクールにと表情を変えながら独特の古い味わいを見せてくれます。
私はこの曲を中学生の時に初めて弾いてからすっかりこの曲の虜になってしまったのです。
レコードを買いスコアを買い、全部暗譜するまで何度も何度も弾いていました。
今回久しぶりにこの曲を全曲演奏するので実は嬉しくてたまらないんです。
でもこの曲の魅力を余す所なく表現するのもまた難しい。
細かく表情を変化させなくてはいけないし、音色も常に変化するし。
そして何より終曲「パッサカリア」の物理的難しさ。
冒頭のバイオリンだけの部分、たくさんの音を一度に鳴らす「重音」の所の難しさといったら。
我々日本人の手の大きさでは押さえきれないのです。
手の大きい人なら届くかもしれませんが、我々がいくら頑張っても指が届かない。
必死に指を開こうとすれば痛みが走る!
でも全部きちっと鳴らすと格好良いんですよねえ。
頑張らなくちゃ。
後半の2曲目はご存知「ローマの松」
こちらも素晴らしい曲ですね。
豪華絢爛たる音の洪水、レスピーギという人は本当に凄いオーケストレーションを書いています。
ラヴェルとどちらが凄いのだろうとか比べてしまいますが双方譲らずという所でしょうか。
きらめくばかりの音で会場を埋め尽くしたいと、そして音の奔流をと思ってます。
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