難しい

今日はビオラのフォアシュピーラーのオーディション。
二人が最終選考に残ってコンチェルトとオーケストラスタディを演奏、それを聞いて我々が選ぶという仕組み。
若い二人が懸命に弾く姿はそれは感動ものですがそれだけではオーケストラに受かるとは言い切れないのが厳しいところ。
いくらソロが巧くてもオケのパートを弾かせたら何これ？という人もいるし。
またその逆でソロはまあまあでもオケのパートが抜群だったりと人それぞれ。

それをどう判断して合否を決定するか、これが実に難しいのです。
点数が伯仲することもあるし、また当該セクションの意見が片寄ることも。
その時々で色々な事態が起こるのです。
今回は我々セクションではありませんので最終決定の場にいませんでしたから詳しいことはわかりません。
でも今日のところの結論が果たしてメンバーに受け入れられるのかどうか、これはみんなに聞いてみないとわかりませんね。

人を選ぶ、新しく仲間になる人を選ぶというのは本当に難しいものです。
これからコンスタントにオーディションが開かれるのですが果たしてどうなるのか、合格者が出るか出ないのかやってみないと。
色々な事を考えさせられるオーディションでした。