にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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反応

2006-11-07 23:47:26 | オーケストラ
今日の公演は東京都稲城市立向陽台小学校でした。
多摩丘陵の上、実に広々とした開放的な所にその小学校はありました。
校庭の広さと解放的な作りの校舎とが印象的な新しい小学校。
また空の広さを実感できる、そんな環境です。

体育館で、すぐそこに子供たちが体育座りで聞いている演奏会。
司会者や指揮者の問いかけに素直に、本当に素直に反応して言葉を返す子供たち。
こちらも一緒になって笑える、そんな暖かい空気に包まれての演奏会でした。

今日の指揮者体験には生徒に加えて先生も参加、またその先生の指揮ぶりが実にユニーク。
なんでもCDやカラオケに合わせて指揮のまねをいつもしているとか。
ナオズミ先生にも負けないくらいの迫力と面白さでした。
今度ちゃんと1曲振ってもらったらきっと面白いだろうなあ、どうですか先生?

今日の控え室は視聴覚教室、昨日の控え室の机と椅子は大人用でしたが今日は小学生用の机と椅子です。
小さくて可愛い椅子に座ってこれまた低い低い机で食事を食べたり、我々も子供の頃はこんな小さな机で勉強していたんですねえ。
もっとも私の頃は全部木で出来た椅子と机。
考えてみれば重くて使い辛いものでした、机の表面もでこぼこだったし誰かがナイフや彫刻刀で彫った絵や文字もそのままだったし。
掃除の時間の度にそんな重い椅子と机をズルズルと運んでいましたっけ。
今は机も軽いし奇麗、いいな。

明日は更に遠くなります。
東京都あきる野市、昔は秋川市でしたね、合併で今の名称になったのだと思います。
あの「あきる野市」にキララホールという名前のホールがあります。
そこでの演奏会が終わり車で帰ろうとバックをした途端にバキッという音が。
車の死角に花壇があってレンガの囲いが車の燃料タンクを裂いてしまい燃料が漏れだすというとんでもない事態になった事がありました。
JAFの救援を呼んでも燃料漏れは扱えないと言われ途方にくれましたがレッカーの業者さんを紹介してもらって横浜まで牽引してもらって帰ってきました。
あきる野から横浜までレッカーの助手席に座って帰ってきたのですが料金がもの凄い額になってしまって真っ青になりました。
いやいや「あきる野市」あなどれません。

子供たちと

2006-11-07 00:11:14 | オーケストラ
文化庁の「本物の舞台芸術」公演が始まりました。
今日訪れたのは東京都北区立滝野川小学校。
体育館で至近距離で、誰も彼も顔がはっきりと見える近さで演奏してきました。

本当に子供たちの反応の素直な事、何でも吸収してしまう底知れぬ力。
一緒に演奏したり歌ったり、楽しい時間を過ごしてきました。

しかし都会のど真ん中の小学校は狭くて可哀想だなとも思いました。
私の小学校も狭い方でしたがこれ程迄の狭さではなかった。
校庭もしっかりと舗装されているし、土の柔らかさと暖かさを足の裏に感じられない校庭はちょっとねえ。
運動会の組体操では裸足でやっていましたが足の裏で感じる土の感触を今でも覚えています。
それに転んでも痛くなかったし。

男性楽員の控え室には卒業文集などがずらっと歴代揃えてありました。
6年生の思い出をそれぞれ書いているのですが、ある学年の文集では東京文化会館で聞いたオーケストラがとっても印象に残っていると書いた子が多かったのです。
今から20年以上前の卒業生たちの書いたオケの印象を読んでいたのです。
残念な事にオケの名前は判りませんでしたが指揮者の名前を書いている子がいて思わず顔がほころんでしまったのです。
カルメンや新世界を聞いて感動したと書かれていました、今日の我々の演奏の事をそんな風に書いてくれる子供たちがいるとうれしいですね。

写真はひっそりと葉陰に佇む親戚の像です。