にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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終了です!

2005-10-09 23:40:30 | オーケストラ
ナブッコ公演も今日の本番をもちまして無事に終了となりました。
昨日と今日は午後4時からの開演でしたので夜はたっぷりと時間が空きました、今日は本番が終わってから仲間達と会場近くのお店で打ち上げをしてホテルに帰って来た所です。なんだか時間的には早く終わってしまった感じですが明日の出発時間が早いのであまり遅くまで騒ぐのはやめました。何事も歳をとったら程々にと言う事で。
今日のお店はここ何日か通っていました。美味しい韓国料理をリクエストに応じて創ってくれて、それがまた滅茶苦茶に美味しくて。メニューに無くてもすぐに材料を仕入れて作ってくれたりして本当にお世話になりました。
ここのお店のママさん、顔が東フィルの1stヴァイオリンの「秀ちゃん」にそっくりなのでみんな「ヒデチャン」と呼んで親しくしてました。「ヒデチャン」は日本語も得意、こちらが今日はどんな物を食べたいか聞いてくれて何でも食べさせてくれたのです。「豚キムチいため」「チジミ」「韓国風茶わん蒸し」「キムチチゲ」などなどどれもこれも美味しくて。
来月にはまたソウルに来ますのでその時もまた美味しい物を食べさせてね、とお願いしつつお別れをしてきました。

ナブッコですが今日が一番の盛り上がりだったようです、アリアが終われば拍手が来たし何より指揮者とオケに惜しみない拍手を頂きました。カーテンコールの時にはまた「行け我が心・・・」をアンコールしたのですが合唱の女性達がみんな泣いていてこちらもちょっとばかり感傷的にもなりました。
ナブッコは有る意味合唱が主役とも言えますが今回の合唱の声の力強さが曲にマッチしていて公演をきっちりと支えてくれたと思います。これでソロのつぶが揃うともっと上のレベルに行けますね。
しかし問題は演出と劇場の色々なシステムの不備でしょうか。なんとも焦点が定まらないままの演出が全体の流れを壊していましたね。着眼は良いと思えるのですが踏み込みが全然足りないのです。中途半端な演出で出演者が可哀想でした。
一つ一つの場面を見れば素晴らしい瞬間も有ったのですが残念。
それと劇場のシステムの問題はどうもこちらの国の国民性に根ざした所に原因があるようなので仕方がないかな。日本人はこれでもかってくらいに段取りをきちっとし過ぎるのかもしれませんが、でももう少し何とかしないとちょっとねえ。
今回我々をピットに入れたのも何か一つのきっかけにしたかったみたい、今回の共同公演がこれからのソウルの劇場を変えて行くひとつの転機になれたのなら嬉しいな。

さて明日は帰国します。日本は涼しいのかな?
こちらは一日だけ雨が降って寒かったのですがあとは良いお天気が続いて暑いくらいの毎日でした。すっかり薄着の生活でしたから寒いと嫌だな。帰った途端に風邪なんか引かないよう気をつけなければ。

見つけた!

2005-10-09 01:17:09 | Weblog
ソウルの秋葉原「竜山電子街」を2日に渡って歩き回りとうとう出会えなかった「M-bird」の第一世代ですがなんと会場近くの電器屋集合体ビルの中で見つける事が出来ました。
あまり期待もせずにふらっと入ったのですがまず2階のお店ではもう無いよという返事、でもそこのおにいちゃんが3階の奥の店へ行けと教えてくれたのです。そうしたらそのお店にまだ残っていたじゃありませんか!!
初めて現物を目の前にした時は夢を見ているようでした。
しかし良く見れば1GBモデル、私は512MBが欲しかったのですがもうこれだけしか無いと言われれば多少高くなっても手に入れたい。そうかあ1GBしか無いかあ、とぶつぶつ日本語でつぶやいていたらお店のおにいちゃんが思い切ってまけてくれたので購入!
でも現金だけよというので両替えしたばかりのウォンをごっそりと持って行かれてしまいました。

早速色々といじってはみたのですが説明書は韓国語、何もわかりません。なんとか勘を頼りにmp3ファイルをコピーしたところ日本語の曲名もちゃんと表示されて再生もばっちり。ただmp3ファイルしか対応していないのが残念、AACファイルがいっぱいあるんだけどそれは再生出来なかった。録り直してコピーしようかな。

さてナブッコも明日の一回を残すのみとなりました、今日は一般のお客さんのみでしたので普通の公演風景となりました。普通に盛り上がり普通に終わった感じの4日目。明日はいよいよ楽日ですから思い切って行きますよ!