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にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

空気に溶け行く

2010-07-21 01:12:06 | オーケストラ
今日から始まった定期のリハーサル。
ミシェル・プラッソンさんと創る幻想交響曲。

やはり音に対する感覚が鋭いですね。
特に音色、音の立ち上がり、切り方、などなど細かいニュアンスの付け方が他の指揮者とはひと味違うようです。
ドビュッシーやラヴェルの音作りと方向性は同じかな。
あくまで現代に通じるフランス流の音という感じでしょうか。

ピアニッシモで始まる冒頭。
バイオリンが切れ切れに奏でる夢うつつの世界。
出てくる音が空気の中からふっと現れ、また空気の中に帰って行く。
空気の中に溶け込んでいる音を空気を通して見ている感じとでも言いましょうか。
浮かんでは消える幻のような音です。
そんな音を目指してます。

個性に溢れる幻想です。
この曲を演奏するにあたってはルールなど無きに等しいかも。
プラッソンさんは自由自在にテンポとダイナミックを操っていきます。
面白いですね、これだけテンポを動かしても説得力がある。
そこが指揮者の力量というものでしょう。

明日もリハーサル。
次の段階に踏み込めるといいな。

幻想

2010-07-20 00:11:07 | オーケストラ
明日からは定期のリハーサルが始まります。
今回はTOC・サントリー・オーチャードともに幻想がメインとなります。
指揮はプラッソンさん。
今月始めからベルリオーズの「ファウストの劫罰」をもう一組の東フィルと公演していらっしゃいました。
私は今回が初めての顔合わせとなります。
今シーズンのラインアップが出てからこれは出なければと決めていた定期。
定期演奏会も4月以来となりますので何だか期待に胸が。

幻想はこれまで沢山の素晴らしい指揮者と演奏してきました。
チョンさん、大野さん、コバケンさん、それぞれ個性たっぷりな幻想を。
曲が強烈な個性を持っているだけに指揮者の個性も際立ちます。
明日からの幻想がどんな個性を持つ事になるんでしょう。
面白くならない訳がないですね。

梅雨が開けて夏がいきなりアクセル全開状態です。
横浜は猛暑日とはなりませんでしたが、それでも昼間はエアコンが追い付かない程の気温でした。
そして今夜は熱帯夜らしいし。
何処か涼しい所へ避難したいものです。

長かった

2010-07-18 09:46:26 | オーケストラ
昨日でやっとカルメンも終了です。
やはり連続6日の本番はどうかと思いますが。
毎日参加した皆さん、本当にお疲れさまでした。

先月の本公演から引き続きのカルメンとなりましたが、そのどちらもオケにとっては試練の連続でありました。
本番に臨むにあたっては、不安や負担といった感情は持ちたくないものです。
しかし毎回そんな気持ちを抱きつつ演奏。
ストレスが溜まるだけの毎日、仕事だから仕方が無いとは思っていても。
プロとしての力量に欠ける人物と一緒に仕事をするというのは一種の拷問にも近い感覚にもなります。
そこをカバーしつつ、お客さんに判らないように音楽を仕上げる作業はただただ精神的負担となるだけで。
この2ヶ月はひたすらそんな事に徹した日々でした。

まあこれで終わりですから気持ちを切り替えてこれからの仕事に向かい合いたいと思います。

昨日のカルメンで今年の始めから続いていたピットでの仕事も一区切りしました。
これからはステージ上のコンサート主体のスケジュールとなります。
来週は定期、プラッソンさんとの幻想が待ち受けております。
その後国内で2つのコンサートをやってアジアフィルのコンサートとなります。
今年の北京はメチャクチャに暑いそうで、参加メンバー一同恐れおののいているところです。
果たして本当に北京は灼熱地獄なんだろうか?

はてしなく

2010-07-16 01:49:17 | オーケストラ
毎日カルメンと格闘しております。
ここまで続いてくるとこのまま一生カルメンを弾き続けないといけないような気持ちにも。
実際にはあと2回の本番で終われるはずなんですが。
なんだか実感が無いのです、カルメンにも終わりが来るんだと言う実感が。

今週は6日連続の本番。
歌手の皆さんはダブルキャストで一日おきに歌うのですが。
偶数回の主役の方が体調不良で降板。
アンダーカヴァーの方がカルメンの偶数回の主役を務めています。
ですが彼女は他の役で偶数回の公演に出演予定でした。
という事で、奇数回の公演で同じ役を歌っている歌手の方が全公演を歌う事になりました。

他にもモラレス役の偶数回の歌手も降板、やはり全公演を歌う事になった人も。
モラレスといえば1幕が始まってからすぐにソロで歌い出しホセが登場するまでずっと歌い通し。
オペラの始まりを引っ張っていく大事な役柄。
これを6日間ぶっ通しですから大変です。
本当にお疲れさまです。


そんなこんなのカルメン。
我々には交代してくれる人はおりません。
連続しての本番で疲れもピーク。
今回の公演も先月の公演と同じようにストレスを抱えながらの演奏となっていて。
何と言うか、不安いっぱいな心持ちで本番に臨まねばならず。
疲労度も増していくのです。
しんどいなあ。

衣装

2010-07-13 01:16:22 | オーケストラ
今日から始まったカルメン。
高校生の為のオペラ鑑賞教室です、毎年この時期の恒例ですね。
今日もいっぱいの高校生が初台を埋め尽くしていました。
賑やかです。
いつもとは違った活気が溢れますね。

今年は月曜から土曜までの6日間このカルメンをぶっ通しでやります。
ダブルキャストではありますが合唱団もオケも指揮者もぶっ通し。
ソロの歌手の皆さんがダブルではあるのですが、体調を崩した歌手もいてぶっ通しで歌う人も出てきました。
いろいろやりくりが大変そうです。

そんなカルメンですが舞台はスペイン。
終幕は華やかなステージとなっていて歌手や合唱の皆さんの衣装も華やか。
エスカミーリオなどはピンクのド派手な闘牛士。
凄い事になっています。

それと比較すれば真っ暗で真っ黒なピット。
ですが今回の公演から変わった事が一つ。
男性の衣装が今までの黒スーツから黒シャツになりました。
上着を着ないで黒いシャツだけなのです。

これからのピットの衣装がすべてシャツになった訳ではありませんが。
上着なしで演奏出来る事の何と幸せな事か。
ネクタイを締めて上着を着て真夏のピットで演奏することの負担が一挙に無くなったのです。
何だかそれだけで無性に嬉しいカルメンです。

本番前の男性楽屋、着替えながらみんな嬉しそうで。
わいわいとテンションが上がる着替えでした。
おかしい!

思い出す

2010-07-09 01:24:33 | オーケストラ
昨日の演奏会は大陸の雰囲気たっぷりに終了しました。
音楽の方、特に中国民謡はお客さんにも大受けだったように見えました。

お客さんも中国の皆さんが大勢いらっしゃっていたようです。
司会の女性が日本語と中国語で話をしていましたが、日本語の時の反応と中国語の時の反応が同じ位でしたから。

そんな感じですから客席も中国の雰囲気でして。
思い出したのが5年前のアジアツアーで演奏した上海での客席の光景。
2005年の11月4日にブログに書いた事、それがそのまま昨日の会場で起こっていたのです。
クラシックの演奏会になど来た事もない人たちがいっぱい居たのだと思います。
演奏会場でのマナーなども全くご存知ではないのでしょうね。
でも仕方が無い事かもしれませんし。

そこがちょっと残念ではありましたが。
でも何だか楽しく演奏させていただきました。

さて今日はお休みでしたが明け方までワールドカップ準決勝をみておりまして。
それから一眠り、昼頃に起きだして午後は適当に過ごしておりました。
さすがに調子の出なかった一日でした。
完全にオフモードに入っていたからでしょう。
明日からはまたお仕事に身を入れて、しっかりとやらなければ。

大陸

2010-07-07 18:10:14 | オーケストラ
今日はオペラシティで本番です。
「七夕歌祭り」と題された今日の演奏会。
歌うのは日本人のソプラノ歌手と3人の中国人男性歌手。

オペラアリアもタップリと歌ってくれますが、何より中国の民謡を聞かせてくれるのが嬉しいですね。
日本人のソプラノ歌手さんも中国語が堪能、一緒に歌う民謡の何と豊かな情感。
ゆったりとしたテンポで歌われる中に実に雄大な景色が見えて来ます。
また歌っているときの彼らの楽しそうな表情が良いのです。
身振り手ぶりも交え、表情豊かに歌われる民謡の数々。
間違いなく今日の一番の見もの。
いや、聞き物です。

指揮者も中国の方。
焦らず気負わず、彼もまたゆったりと音楽を流して行きます。
オペラアリアでは、もっと感情表現を激しくとも思いますが。
でも大陸流なんですかね、淡々と指揮をしてくれます。
でも必要な事はきちんとやってくれますから安心感もあるのです。

今日はこんなゆったりした雰囲気で仕事をしています。
心なしか楽屋も何となくゆったりした空気。
さて着替えて本番に備えましょう。

ループ

2010-07-02 01:42:23 | オーケストラ
ロミオ&ジュリエットの公演が終了してから2日経ちました。
しかし、今でも頭の中ではプロコフィエフの音がずっと鳴り続けているのです。
片時も途切れる事無くロミオ&ジュリエットを頭の中で演奏し続けているのです。

こう言った事はよくある事で、長い期間にわたる公演や短期間にギュッと圧縮された公演があると暫くは頭の中にその音が響き続けるのです。

リハーサルが始まった当初はとにかくテンポを守れと言い続けていた指揮者でしたが。
本番の回数を重ねるにつれよりエモーショナルな音楽を作るようになって行きました。
特に最終公演はオケも指揮者もダンサーもよりエモーショナルになって行きました。
テンポのメリハリも充分、ゆっくり歌う所はじっくりと、快調に運ぶ所はより軽快に。
演奏していて面白かったですね。

吉田都さんを最初に観たのは彼女がまだバーミンガムのサドラーズ・ウェルズ・ロイヤルバレエにいた頃でした。
その頃はコベントガーデンのロイヤルバレエとサドラーズ・ウェルズのロイヤルバレエが交互に来日していたのですが。
そうこうするうちにコベントガーデンに移籍。
ドンドンと階段を上り詰め今回のサヨナラ公演です。
なんだか感慨もひとしおなんです。
演奏家よりずっと短いダンサーの活動期間というものを改めて実感しました。

そんな公演の終った昨日はオフ。
しかしサッカー日本代表の試合も影響してか、昨日は一日中眠っていたような状態。
本当に疲れ切っていたのです。
久しぶりに体の髄まで疲れが到達、でも何故か気持ちが良かったな。
代表の戦いぶりも爽快だったし、ロミオ&ジュリエットも気持ち良かったし。
心地良い疲れでした。


それで今日からは再びカルメンのリハーサルとなりました。
毎年恒例、新国の高校生の為のオペラ公演。
今年はカルメン。
先日の公演と同じ長さでやりますので演奏時間は3時間40分。
高校生にはちょっと長くないかな?



戻る瞬間

2010-06-28 00:46:54 | オーケストラ
昨日からはロミオ&ジュリエットです。
プロコフィエフの最高傑作と思う音楽は本当にすばらしい。
そして舞台上で繰り広げられるドラマ。
バレエも本当に素晴らしい。

今日は本番二回というハードな一日。
夜の本番は日本人プリンシパル吉田都さんがジュリエットを。
盛大な拍手、終わらないカーテンコール。
観客の熱狂ぶりが驚くほど。
熱気が凄い文化会館です。

全幕が終了しカーテンコールが始まります。
ダンサーはまだ役にはいりきったままのじょうたい。
体にみなぎる緊張感も顔の表情もまだロミオ&ジュリエットのまま。
しかしカーテンコールの回数を重ねるに連れ表情も緊張感もほぐれていきます。
段々と素の自分に戻っていくのが分かります。
笑顔が戻る人。
熱狂的な拍手に感激する人。
鎧を脱ぎ捨てたその人の人間味が溢れてくるのです。
そうなると観客の拍手も一段と熱くなります。
良い舞台には素晴らしいカーテンコールが待っているんです。

吉田都さんは最終日の公演もジュリエットを踊ります。
どんなカーテンコールが待っているのか、今からちょっとうるっと来ちゃいそうです。

23年ぶり

2010-06-24 01:30:30 | オーケストラ
今は文化会館でロイヤルバレエの公演、連日ピットに入っております。
昨日から始まったのが「うたかたの恋」です。
オーストリア・ハンガリー帝国に君臨したハプスブルク家のルドルフ皇太子の物語。
謎の死を遂げた皇太子の破滅への道を濃厚に描いています。

音楽はリストの作品をもとにランチベリーさんが編曲した物を使っています。
暗いトーンのステージで繰り広げられる泥沼のような皇太子の恋愛。
華麗なハプスブルク家の宮廷の光景は何処までも美しく。
素晴らしい舞台になっています。

この「うたかたの恋」が日本で上演されるのは23年ぶりだそうです。
その前回公演でも私はピットに入っておりました。
確か指揮はローレンスさんだったように記憶しています。
バレエ指揮者としてイギリスやドイツなどで活躍されていました。
懐かしい思い出がどんどん甦ってきます。

この曲の音楽を担当したランチベリーさんとは後に何回もバレエ公演で一緒に仕事をさせて頂きました。
実に短気な方でよく怒られましたが、どんなバレエ音楽でも高い音楽性を維持しつつ踊り易い音楽にするという実に素晴らしい才能の持ち主でした。

その頃パリではケヴァルさんが活躍されていました。
20年前、バレエ指揮者の世界にも巨匠と呼んでも差し支えない人が沢山居たんです。

今回の公演で指揮をしているワーズワースさん。
その昔はローレンスさんと共に若手の指揮者としてロイヤルバレエの指揮台に立っていました。
そう思うと長い付き合いになりますね。

さて「うたかたの恋」の公演は明日まで。
その後はプロコフィエフの大傑作「ロミオ&ジュリエット」が控えてます。
明日はロミ・ジュリの練習をオペラシティでやってから文化会館に移動して本番というスケジュール。
しんどいかも。

相変わらず

2010-06-14 01:09:47 | オーケストラ
今日はカルメンの本番でした。
明日は桜美林中学高校のコンサート。
昨日はそのリハーサルで一昨日はオーチャードで本番。
そうそう明後日はまたカルメンだった。

というような感じでお仕事は続いております。
いささか続き過ぎな感じもしますが6月は忙しいのです。
月末は上野の文化会館でロイヤルバレエの公演が控えておりますし。
しかも2つの演目、それが折り重なって迫ってくるというまさに殺人的なスケジュールとなっています。
我ながら凄いな。

ワールドカップもいよいよ明日は日本代表が出てきます。
ここのところどうもパッとしない感じの試合運びが続いていますが、明日はとにかく応援します。
そういえば8年前の日韓共催のワールドカップの時もカルメンを新国でやっていた事を思い出しました。
日本の初戦のときはゲネプロでしたが、マエストロが休憩時間を延ばしてくれました。
前半だけでも見ようよとフランス人のマエストロが言ってくれたのです。
懐かしいな、あの熱かった日々。

今現在はF1カナダGPを見ていまして。
2年ぶりに復活したカナダはコースが本当に美しい。
緑と川の水とマシンの色の対比。
そしてホットなバトル。
いいな、これぞレースですね。
ただ路面が荒れすぎていてタイヤが全然保ちませんね。
これは荒れたレースになりそう。
ワールドカップといいF1といい時差が恨めしい。
寝不足が。

疲れた

2010-06-11 01:54:12 | オーケストラ
今日は新国でカルメンの本番。

詳しい事は書きません。
本当は言ってはいけない事かもしれないのですが、でもこれだけは。
我々としてはこの公演に参加しているメンバーを考えると、今日が精一杯。
オケだけのメンバーと言う事ではありません。
全てのメンバーという意味で。

掘り下げるとか、磨くとか、そう言った言葉とは無縁の演奏になりました。
我々としてはもっと内容の豊かな演奏をしたいのです。
でも今日はそれどころでは無かった。

あと四回ある、このカルメン。
毎回こんな感じの本番だったら嫌だな。

アリランと

2010-06-10 01:31:02 | オーケストラ
今日のお仕事は韓国のバリトン歌手の演奏会のリハーサル。
イ・ビョンホンばりのスタイルで表れた歌手さん。
二枚目路線で押し通すのかと思いきや、表情が柳沢慎吾ちゃんそっくり。
憎めないキャラで何とも言えません。

韓国人ソリストのコンサートと言う事でお決まりと言っては失礼かもしれませんが。
「アリラン」が最後にあるのです。
指揮者も韓国の人だったのですが、アリランについて説明をしてくれました。
アリランという歌は、韓国のそれぞれの地方に独特のメロディーで伝わっているのだそうです。
内容は殆ど同じらしいのですがメロディーが本当に違うのです。
いくつか例を挙げてくれましたが、面白いほどに違う。
でもアリランであることはすぐに分かるのです。
面白いものです。

我々が良く知っているアリランはソウル近郊、京畿道に伝わるアリランだそうです。
何とも言えない哀愁を帯びたメロディーで心に響いてきます。

今回は日本人が編曲したアリランなのですが、日本の「赤とんぼ」と上手く繋がっているんです。
赤とんぼで始まり途中では同時に流れ、最後にはまた赤とんぼになりアリランになって終る。
どちらも哀愁に満ちたメロディー、五音音階の親しみ易さ。
実に合うのです、二つの歌が。
すぐ隣の国なんだなあと実感させてくれるコラボとなっています。

さて明日はカルメンの初日。
ちょっとばかり怖い本番なんですが。
どうしましょう?

懐かしい

2010-05-27 01:50:57 | オーケストラ
昨日は千葉県の旭市でNHKの「あなたの街で 夢コンサート」の本番でした。
いつものようにアマチュアの主役さんとゲストが2人。

ゲストの一人が何とも懐かしい「吉田美奈子」さんでした。
私が高校生だった頃、友人が「これを聞け」といって渡してくれたのが吉田さんのLPレコード。
有名な「夢でもし会えたら」という曲が入ったレコードでした。
それから35年、まさかステージの上で会えるとは。
思いがけず高校時代の思い出がいきなり前に蘇ってきたのです。
懐かしい、本当に懐かしい。

レコードを私に貸してくれた友人は数年前に亡くなりました。
だから余計にあの頃が思い出されて、目頭が熱くなって。

主役さんの一組は今年結婚25周年を迎えるご夫婦。
サックスとフルートのデュエットでカーペンターズの「青春の輝き」を演奏。
実をいうと我々も今年結婚25周年を迎えます。
同じ年月を夫婦としてともに歩んでこられたのです。
そしてこの「青春の輝き」という曲も思い出がいっぱい。
「I Need To Be In Love」という原題の方がピンと来るのですが。
日本でもテレビドラマの主題曲として有名になりました。
この曲の持つ独特の豊かさと影、カレンの声がまた素晴らしくて。

この曲には2つのバージョンがあって、オリジナルの物とリミックスしたもの。
日本ではリミックス・バージョンがヒットしたのではなかったかな。
で、今日久しぶりにこの曲のリミックス・バージョンを聴いてみて、何か微妙に違和感があるのを感じたのです。
あれっと思いオリジナルの方も聞いてみましたがやはり微妙な違和感。
頭の中にあるアレンジと違うんです。
どうやら私の頭の中で勝手にアレンジをしていたようで、理想のアレンジを作り上げてしまったみたいなんです。

でもひょっとしてもう一つバージョンがあるのではないかなと思い始めたのですが。
ドラマの主題歌にした時にリチャードが再アレンジをしたのではないかと。
でも、無いかな。
微妙だな、やはり自分の理想を作っていたかも。

でもこの曲には何か特別な魅力が備わっています。
聞くたびに、いや思い出すたびに訴えかけてくるのです。
昨日も演奏しながら胸に熱い物が。
デュエットをしてくれたご夫婦の25年の月日と重なっていたのかもしれません。

そんな思いで昨日は本番をやってきました。
他のメンバーには判らなかっただろう、私だけの大切なコンサートになりました。

暑い!

2010-05-22 00:15:08 | オーケストラ
今日は本当に暑かった。
東京は真夏日だったそうですね。
横浜も暑いのなんの。
でも何だか気持ちが良かったのも事実。
すかっとした感じの空が広がっていました。

今日は県立音楽堂で明日の本番の前日リハーサル。
ホール前の広々とした駐車場から見上げるランドマークタワーと青い空が気持ちよくて。
開放感に溢れるホールロビーに行けば涼しさにうっとり。
全てがガラス張りのロビーは周りの緑が美しく見えて、目からも涼しさを感じられるのです。
古くはなりましたがこのホールのロケーションと雰囲気は貴重です。

明日のコンサート、ラヴェルとビゼーとロドリーゴの作品を演奏します。
ビゼーは「カルメン組曲」1番&2番の組み合わせ。
有名どころを網羅するのですが、更にフラメンコのダンサーも加わるのです。
私のすぐ横で迫力満点なフラメンコです、凄いものですね。
感心したのがカスタネットの歯切れよさ。
あんなに早く正確に打てるなんて、見事なものです。

後は「マ・メール・ロア」「ボレロ」に「アランフェス協奏曲」と演奏します。
土曜日の午後、みなとみらいを見下ろす丘の上でフランスとスペインの雰囲気です。