頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

2005年5月スイス・レマン湖の大噴水 (Jet d' Eau)

2019-03-20 11:45:38 | 旅行

欧米のビジネスマンならこういうはず。日本人特有の美徳よりも仕事の成功。

2005年5月、世界気象機関(World Meteorological Organization: Organisation Météorologique Mondiale)と日本の気象庁からの依頼で、WMOが主催する都市気候学関連文書の改訂作業会合に専門委員(WMO-Expert Team on Training on Urban Climatology)として招聘され、ジュネーヴに向かった。フランクフルト~ジュネーヴは短距離ながらビジネスクラス(あんまり意味ねえ)。しかし帰りのフランクフルト~成田は、ボーイング747の場合エコノミーは両脇3列中央4列であり、運悪く窓際をあてがわれてしまった。ドイツと長年つきあっている小生は当然LH社のフリークエントフライヤーなので、通常日本国内のエージェントで手配すれば(アップグレード以外の場合も)、このように「閉じ込められる」ことはまずありえない。トイレには自由に行きたいし、深夜、同列に座る2名の見知らぬ客のために我慢するなんてありえない。このような場合、欧米のビジネスマンならどうするか。当然小生もそのようにした。
「私は御社(LH)のフリークエントフライヤーです。普段は(クラスにかかわらず)通路側に座っています。夜中にトイレに行くことが多い気がしますし、いちいち二人越えて通路に出てというのは避けたいと思います。通路側に替えてください。」
欧米人は温情では動かない。客のグレードを重んじるだろうから、日本語にしたらメッチャいやらしいのだが、自分自身の顧客としてのグレードを主張した。当然、日本語や英語で言うとカドが立つので、わざわざ通りかかったFräulein(フロイライン:ドイツ人CA)をつかまえ、これを伝えてみた。当然、ドイツ語(この程度の文章はノーマルスピードで話せる)である。彼女はびっくりした様子であったが、一応復唱してくれたので安心していたところ、数分して、今度は日本人CA(男性)がやってきて、「はい、なんでしょうか?」。
彼女はわかってはいたと思うけど、念のため上司にも相談したのだろう。カドが立たないようにという小生の配慮は無に帰した。これには小生もブチ切れて、今度は日本語で臆面もなく(本当にいやらしいが、快適なフライトを確保してしっかり休養するのも翌日の仕事のためである)。
満席に近かったが、幸い通路側の空席は見つかり、狭いながらもしっかり休養することができた。
夜のレマン湖、日没後も北の空は明るい。

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2012年9月7日(本人が間抜け)

2019-03-20 11:36:27 | 日記
「日本語学校生が日本の大学院を受験するとき、卒業証明や成績証明が中国の母校から1通しか発行されないので同時期の併願ができない。」
フォロワーから来るのはこのレベルの相談が多く、これでは日本人学生が普通に昔から行っている受験対策の指南ができないではないか。
と思っていたら、単にその本人が間抜けなだけだった。同時期の併願を想定外としていたのでしょう。
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2012年9月7日(小学校3年生向け教材)

2019-03-20 11:35:17 | 日記
小学校3年生向けの教材はとても難しい
放射の概念は高校の地学で習うもの
どうする?

なつやす(夏休)みに そと(外)でともだちとあそぼう
きょうはカンカンで(照)りだ
どれを き(着)ていこうか
ぼうし(帽子)も わすれずに
水をのもう

たいよう(太陽)から とんでくるエネルギー(ほうしゃ)
みえるひかり(光)と みえないひかり(光)
あか(赤)いいろ(色)は なぜ あか(赤)くみえるのでしょう(スペクトル)
ひかり(光)は ねつ(熱)にかわる
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2012年9月8日(労働組合)

2019-03-20 11:34:22 | 日記
つい最近まで、林野庁には2つの労働組合(最近統合された)が存在した。キャリア組はほぼ、「非戦闘的な御用組合」(部外者による客観的評価)に入っていた。小生も不純な動機(女の子とディズニ―ランド等等)でそちらへ。しかし根っから心情左派だった小生がそんな環境に順応するはずがない。現場の作業員を含め圧倒的多数の職員は「戦闘的組合」のメンバーであり、キャリア組(1年目は霞が関)の2年目配属人事は、(なぜか)彼らの掌中であった。そんな小生であるから、1990年の正月だったか、同期メンバー20人のうち数人を誘い、普段から仲良くしていた「あちら」の幹部のお歴々に一席設けていただき、日ごろの思いを語り合った。結果、我々の配属先は見事なまでに、提出した人事希望(赴任先の営林局)どおりとなった。しかし、その後1年もたたぬうちに、突然小生はその世界を離れ、今の業界へと移り、あの職場で「あちら」の期待に応えることもなくなった。小生の中での労働組合観は、あの1年半の印象と、先行する学生時代の「日常」に大きく制約された結果、次の職場でも、現在の職場でも、労働組合には入っていない。
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2012年9月8日(自己責任とは)

2019-03-20 11:33:26 | 日記
湯浅誠さんの著作に出てくる「過剰な自己責任論への批判」はもっともだ。もう、数年前になるか。東京駅の近くにある某個室ビデオ。ネットカフェが見当たらず、30分だけ代用。狂っていたPCの時計を信用し、清算したら2分オーバーで1時間分の追徴。「自己責任ですよ。」
黒社会のシノギみたいなこと言ってんじゃない、と思ったが、店員の顔が見えない設計だったので、あながち間違っていなかったか?
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2012年9月8日(日中友好サークル)

2019-03-20 11:32:25 | 日記
中国を知ろうとして、日中友好サークル(SNS)に入るのはよいこと。しかし、もし本当に(言葉をマスターしたうえで)中国と真剣に向き合いたいなら、そんな生ぬるい環境(友好一色)に満足していてはいけない。QQや新浪、あるいは網易論壇とかで自己鍛錬(魑魅魍魎のオンパレードかも)すべきだろう。前者には「華日」とか「成就網」とかいろいろあるようですが。
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2012年9月10日(語学系)

2019-03-20 11:31:21 | 日記

Questionnaire for popular secondary foreign language in your country.

四川省のある大学では東方語系があり、日本語、韓国語、アラビア語が研究室単位で分かれているそうな。

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2012年9月11日(食卓とカロリー)

2019-03-20 11:30:10 | 日記
世界各地の食卓とカロリーを写真付きで。
一度太ったら、ダイエットには相当な覚悟が必要? アフリカの女性が70kg以上には見えないのだけれど。
モデルさんから軍人まで、ジャンクフード率が高いのが気になる。800あれば生きていけるのですね。
http://news.163.com/photoview/3R710001/27322.html
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2012年9月12日(国有化決定以降)

2019-03-20 11:28:58 | 日記
「国有化」決定後の新浪Twitter(微博)を見ていると、従前にはなかったサンフランシスコ平和条約の話などが増えている。つまり、尖閣が沖縄の一部として一時的にアメリカ統治領になったという事実などだ。今まで知らなかったような人々も少なくなかったであろうけれど、それを引き合いに出すのは中国に不利。広島大学名誉教授森川洋先生の著作では、北方領土とポーランド回廊の事例を対比しているが、ヨーロッパでは軍事的にとったりとられたりで、歴史的な経緯もその事実の前ではかすんでしまう、という内容だった。
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2012年9月12日(服務規程)

2019-03-20 11:28:03 | 日記
新浪微博に流したら、突然みんな黙りこんでしまった。我が身かわいさですかね。
「日本の政府系研究機関・大学において、明らかに日本側の経費で雇用されている皆さんは、服務規程や労働契約をきちんと確認すべきです。基本的には日本国の公務員とほぼ同じです。SNSにおいて、問題となりそうな発言をいくつか拝見しています。」
見過ごせないので書きますが、NIMSの幹部にはこの件警告すべきだと思う。
小生は内政左翼、外交右翼なのだろう。
長野での聖火リレーの際も議論しました。日本に私費や他国政府の奨学金で来ている留学生は何を発言しても問題ないと思います。日本の大学や研究機関に日本の国費で雇用されている博士后や研究員の立場では、日本の国益に反する言動はできないのではないか。その視点から、筑波地区の研究機関に明らかに日本側の経費で雇用されている皆さんの新浪Twitter(微博)における過激な発言を問題視すべきだと思います。
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