頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

母校の期末試験レベル

2024-02-28 12:35:50 | 日記
こんな対策ばかりでは、300字で書け(東大京大)、みたいな問題には対応できんだろう。
私の時代、慶応の当落線は270/300と言われてました。


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肉を切らせて骨を断つ戦いに対応できない人は、東大には入れない。

2024-02-28 02:04:51 | 日記
270/300。これは今から40年以上前の慶応大学入試におけるボーダーラインである。国数英なのか、英数理なのか。いずれにせよ、決して超絶難しいわけではない試験問題において、いかにミスなく切り抜けるか、というタイプの試験であり、県立高校入試でも最難関のボーダーが450/500くらいと考えれば、王様や将軍が出陣する地ならし的な戦闘に近いのやもしれぬ。国家公務員試験の総合職(I種、上級とかつては呼ばれた)も、教養択一4割、専門択一3割、専門記述2割、、、みたいな配点なので、見直し時間が与えられないほど分量は多いのだが、簡単なところでいかにミスなく切り抜けられるか、という性格の試験に近いかもしれない。
一方、東大入試はというと真逆だ。共通テストボーダーで85~90%が必要とされているが、80%を若干下回った程度では足切りされないし、配点比率を考えれば、90%取れている相手よりも、大問一つの半分程度上回っていれば計算上は追いつくことになる。直前で日和って理IIに変更した意味はほぼなかった(気休めか)。共通一次の時代ではあるか、駒場で知り合った「左」界隈の女性(非代々木系)で、78%程度から合格していた人もいた。難問のオンパレードに対して、できれば6割を確保する戦い。これはまさに「肉を切らせて骨を断つ」戦いに等しい。東大生に対する世間一般の認識に「ガラスのエース」みたいなものがあるが、それは見当違い。(小生を含めて)彼らはみなこんな乱戦(アニメのキングダムのレベル)を生き残った連中なのだ。そして社会人になってからの戦いは、こんな乱戦ばっかりが延々つづくことになるわけだ。ミスなく9割、みたいな試験対策ばっかりだった連中にこそ、「ガラスのエース」と呼ばれるにふさわしいやつは少なくないはずだ。
研究の世界では、査読の段階でぼろぼろにやられてメンタル折れまくることもある。そんな論文が学会賞とったり、世界中で数百回引用されたりすることもある。「肉を切らせて骨を断つ」戦いができる人にしか到達できない次元と言えるだろう。
そんな人材になりたければ、せめて中学までは「ガラスのエース」以上のコンプリート力は必須であるけど。

中国高考93%の人にも無理じゃね。李信将軍みたいに戦えないのであれば。
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インドカレー屋あるある

2024-02-26 23:24:31 | グルメ
「バターチキン甘口とオーダーするのはド初心者で間違いない。マトン辛口とオーダーする客にはフルリスペクト。君はどう。」
との仮説を検証すべく、行きつけの南アジア料理店店主にヒアリングしてみた。現状でもオーダーの6~7割くらいがバターチキン甘口。ビギナーと思われるゲストではほとんどが。しかし半年でローカルのネパール料理セット辛口(小生の普段のオーダー。上には大辛あり。)にグレードアップした小学生もいるという。一般にビギナーはバターチキンしか知らないらしい。これはテレビの悪影響と思える。いつまでもバターチキン一択という人は、学ばない人の可能性もあるだろう。内陸国のネパール人が日本のラーメン屋にいくと、味噌ラーメン一択らしい。タイ人やベトナム人のように魚醤文化のあるところだと、しょうゆラーメンを選ぶのだろう。
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最近の教育ネタ

2024-02-26 16:17:44 | 日記
高校時代に履修も自習もしてない科目だけでEランク大学(全入ではない)を受験した場合、ちゃんと合格できるのだろうか。現在ではなくて18歳当時。
「化学II、地学II、政経」
こんなマニアックな科目選択は、低偏差値の大学ではありえない(作題能力がない)。
地学IIは天文や気象なので、中学までに趣味で読んでた本の知識で一定行けそう(共通一次程度であれば)。政治経済も日常の新聞・ニュースや中学公民プラスアルファの知識で行けるかどうか。では化学II(有機)ぶっつけ本番はどうだろう?
履修はしたが受験で使っていない科目は、普通に定期試験受けてたわけだから検討対象外。
「ノー勉で受験」というのは、履修していることが条件。そもそも履修していない場合はどうなる?
高3の初めに、受験でいらない科目(生物IIと日本史)は、講演会感覚で聞いてるだけでよいか、と担任に聞いたら、それは困ると。内職し放題。テスト勉強なしだったが、それでも平均よりははるかに高い点とってたはず。

ガチの活動家っているのだろうか。
コロナ期以前は日東駒専とかMARCHとかの概念すら知らなかった、まったく興味なかった小生ゆえ、(インカレなどのスポーツ系ではないが、)学生時代に全国規模の大学交流行事(全学連や大学生協を含む)に出かけて行っても、上だとか下だとか考えたこともなかったが、唯一自分たちを誇らしく感じる、というか、まあ連中じゃあしょうがないか、みたいに感じたポイントがあった。
「キャンパスが代々木一枚岩みたいなお花畑の世界」の住人かどうか。
これは難関大学であればあるほど、右から左まで、ありとあらゆる勢力がうごめいているし、世の中の多様な考えを知り、最適解を導くトレーニングの場としては望ましい、というわけだ。
F■ン大学の代々木細胞はあってもおかしくないが、マルちゃんの支部とかはあってもおそらく戦力にならないし、敵に情報漏洩とかやっちまいそうな気もする。自己犠牲的貢献が求められる統一教会系もしかり。

先日小学校高学年への出前授業で、生徒に自主研究の成果発表をしてもらった。2名の生徒が学区の人口動態分析と将来予測をしていた。
小生のコメント「君は5年後高校生、そして10年後は大学生かもしれないし、もう働いているかもしれない。そして15年後は、20年後は、結婚して子供がいるかもしれない。その子はこの学校に入るのだろうか。そう考えていくと将来のことも見えてきます。」
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JSPS同窓会

2024-02-24 23:10:31 | 日記
特務機関。相対的には古株となった。


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「最終講義」レジュメや最近のインタビューに入れなかったエピソード。

2024-02-23 12:22:48 | 日記
2012年夏、ドイツからの帰国便となりが香川さん(プロアスリート)だった。夜行便機内の体調管理スキルに感銘。
2006年夏、ソウルからの帰国便がアップグレードとなり、となりが東大出身の著名な人文学者だった。宮台さんに雰囲気が似ている人。医療機関からの封筒を開けていて、持病らしき情報が目に入ってしまった(気づかないふり)。
2000年代の前半、中国の某飲食店で監禁され、1万円近くボッタされる。一人で入るのはご法度。
1985年(学部生時代)、普段とは違うスーパー銭湯にオートバイで行き、考え事しながらいつもの調子で暖簾をくぐり、0.2秒後くらいに反射神経でUターン。そこで人生終わってたかもしれない。
2001年秋、リオ出張。学会終了後の空き時間で宝石工場見学へ。タクシー代金は工場側負担という企画。行ってみたら工場がその日だけ休み。運転手は運賃払ってと要求してきたが、小生は「約束通り工場からもらってください」と拒否。ブラジルも拳銃社会だったはずなので、実はヤバかったのだろうか。

明日が休日ということをすっかり忘れていた。
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全学連その後

2024-02-23 12:19:51 | 日記
昨今では革労協(社青同解放派)と中核派のYouTube活動が盛んとなっている。代々木のは正直つまらん。
半生振り返りのインタビューや講演(「最終講義」とか)準備中にいろいろ発見。1983年夏だったか、いわゆる代々木系全学連の全国行事(信州大学教養学部で)へ帰省ついでに参加し、彼らの実態を間近に見た。代々木の一党支配という大学が非常に多く、駒場から来た小生には「お花畑」にしか見えず。翌年理学部委員長在任中に教養学部委員長選挙リベラル候補支持(教育学部に進学した泉房穂さんもここでは同志)などもあって袂を分かつ。
そして現在、この全学連が活動休止中となっているらしい。活動がSEALDsに引き継がれたという分析もある。
しかし当時の駒場「細胞」で頑張っておられた皆さんを、今もリスペクトしている。T新委員長にくらべずっと優秀だったと感じているあの人材はみな、いずこに埋もれてしまったのだろうか。まことに惜しい。
(国内動向:2012)
2012年6月には、同全学連の屋台骨ともいわれていた東京大学教養学部学生自治会が脱退を決議した。同自治会は脱退の理由として共産党および全学連による不当な介入があったこと、全学連の運動観が一面的であり学生の意識を反映していないことなどをあげ、その上で自治会連合体としての実態を失った全学連に分担金を支払うことはできないとした。

2012年は長男が在学中。小生は「特務機関」在任中。
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東大秋入学新課程

2024-02-22 16:26:38 | 日記
敗者復活戦として使ってもよいのか。現役で受かれば関係ないが。


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プラスチックは紫外線に弱い。

2024-02-22 12:34:56 | 日記
数年で劣化。高齢者の歯みたいな。自称桐島氏の口内、、、


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語学はもはや時代遅れなのか

2024-02-22 03:07:40 | 日記
ゴルゴならこういう。「英語だけをオールマイティと信じて、習得に必死になるのは時代遅れだ。」
「もうすぐA Iによる瞬時の自動翻訳が当たり前になるでしょうから、語学取得に掛かる時間は専門の分野に割くべきです。語学はもはや時代遅れです。」という意見は昔からある。
使ってみて、最近の自動翻訳が昔とは別次元なのは認める。しかし、日本語のできない相手と1:1の状況下で緊急事態となった場合、いちいち翻訳装置や通訳にかかりきりでいいのか。
たとえば街頭での自由交渉現場で、こっちが相手の可能な言語が何もできない場合、交渉条件がほかに勝っていなければ、その相手はこちらを無視してほかの相手と交渉を進めてしまうはずだ。
じっくり精読して理解できる、というのを「英語ができる」と言うべきではない。戦場みたいな場面で相手と戦えてこそだ。そんな場面は英語が普通に通じるような地域で発生するとは限らない。むしろそうではない地域でこそ頻繁に起こりうる。
てか、そもそも君は語学を切り捨てなきゃ専門を学べないとかのレベルなのか。終わってる。
ゴルゴ
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サタポン農園(坂東市)

2024-02-21 13:33:11 | 日記
お世話になってる御一家。坂東市の農園が関東一円のタイ飯屋を支えている。読売新聞


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12月シンポジウム報告(人と国土21)出ました。

2024-02-21 13:29:48 | 日記
一ノ瀬俊明(2024):地域に飛び込む若者:なぜ今地域か?.人と国土21,49-5, 48-49.
「地域づくり・地域おこしの目的は、活性化から、今は、明らかに持続可能性の追求にシフトしてきている。」と国土交通省も考えている。
https://www.kok.or.jp/publication/hitokok/49_5.html


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少し早めに「最終講義」をやらせていただけることになりました。

2024-02-21 13:22:04 | 日記
時間枠が厳しいらしいので、事前公開します。当日は必要最低限のセリフだけですっ飛ばしていきます。本格的な「予備役編入」はもう少し先になりますが、年度末までにあと一本だけ投稿を予定しています(未解決の課題について:「国際紛争」付き海外研究)。



https://www.bilibili.com/video/BV1bC411W7ik/
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辰野町委員会1年間お疲れさまでした

2024-02-19 17:14:02 | 日記
委員の皆様1年間お疲れ様でした。よい計画ができました。




Advisory mission of the low-carbon city policy in Tatsuno Town.
今回はオンラインで参加。
「首長誓約」は、小生の兼任先に日本の事務局がある。



四半世紀にわたって活動している彼らも表彰に値すべきと感じるが、チコちゃんに褒められたとある自治体が入ってないのは。。。
チコちゃんに怒られるか。


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実は日本

2024-02-19 11:27:35 | 日記
ドイツ留学中、冬の日中に見た寒々しい景色を思い出し、日本的なものが映らないよう撮ってみた。反転させるだけで、と思いきや、ありえないものが。電線は地中化されているはず。


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