Now I am in the advertisement movie of the JR-East train compartments in the Tokyo Metropolis.
決してアノニマスなどではありません。ただいまJR各線の車内モニターにジャ■ク、ではなくてJR東日本ご協力のプログラムの広告に出演中。小学校の同級生から現場写メが。
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今更男優デビュー、というわけではありませんが、初主演映像作品が公開になりました。3月19日から1週間、(知る人ぞ知る)上野駅13番線ホームで上映されます。半分くらいはサイエンスモノ、という感じです。
「対話の記録:科学者の研究について 一ノ瀬俊明×澤崎賢一」 75分, 2022年制作
場所:東京駅近郊、撮影日:2021年12月20日
出演:一ノ瀬 俊明(都市環境学, 国立環境研究所)
撮影/編集:澤崎 賢一(アーティスト/映像作家)
企画/制作:一般社団法人リビング・モンタージュ
企画協力:科学技術広報研究会(JACST) 隣接領域と連携した広報業務部会
【公開情報】
展覧会名 :「ファンダメンタルズ フェスmini ーアーティストと科学者 交流の過程の展示」
会期 :2022年3月19日 (土) – 3月25日 (金)
会場 :JR上野駅13番線ホーム(東京都台東区上野7丁目)
主催 : 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)
「身の回りの都市空間から何が読み取れるのか。我々の観察のどの部分に、監督や視聴者が驚きを感じるのだろうか。 」
学部生時代は自然地理学を専攻しました。当時の学生便覧には、「自然から主体的に知見を読み取るのは簡単ではない。相当の覚悟を持つべし。」という記述がありました。山を歩く時、地表を覆う植生や露頭のほか、河原の様子を観察し、その地域の景観のなりたちや、自然環境の変遷を考えてみましょう。正しい理解には十分な知識が欠かせません。漫然と眺めているだけで見えてくるものは限られています。今回の作品では建物や地面など、都市空間を構成する物体の表面温度を観察できるサーモカメラを用い、東京駅周辺の都市環境について、その特徴や、人間に与える影響を考察してみました。このような計測機器を使う場合、観察対象たる「自然」は機器によって数値化(客観化)されるので、学生便覧において要求されていた「主体性」はそこまで必要ではないのかもしれません。しかし作品の中では、気象学、建築学、生態学、土木工学などの広範な知見を総動員して、対象地域の環境を読み解く試みを行っています。NHK「ブラタモリ」でのタモリさんのリアクションは視聴者をうならせますが、番組におけるフィールドワークの積み重ねがあってこそできるわざなのです。
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皆様のご来場をお待ちしております。
会期中毎晩7pmから開催の会期中オンラインイベントのご案内
Bトーク
交流してきた科学者とアーティストが、展示記録を媒介として対話を振り返ります。
• 3月23日(水), 澤崎賢一(アーティスト)、一ノ瀬俊明(都市環境学)