頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

最近の学術ネタ

2024-08-08 23:58:13 | 日記
リソースの無駄遣いなビッグデータの存在。




ご参加ありがとうございました。



太田陽子先生の訃報(地理学評論)。北京の国際学会でご一緒したのが30年前。空港から市内までのタクシーでぼられた体験談で盛り上がった懇親会のテーブル。60代の先生は600元、まだ20代だった小生は300元。時期が違うので、レートを計算してみると大差ない。服務員に英語が通じず、小生がにわか通訳に。吉野正敏先生ほかすごいメンバーがその場におられた。合掌。



うわさは本当だった。



我々都市計画法上の近隣公園(250m圏内)の感覚で提言してきたつもりなのだが、ちょっとセンスがかみ合っていない。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/kenko_iryo_fukushi/kenkoiryo/heatstroke/20952.html

南山大学にて。



遺伝子工学の論文はこうなる。査読つらそう。リアルに書き並べるのか。環境科学会誌今月号より。



NIMS 物材機構のキャンペーンです



'Street Atmosphere' in Christoph Mäckler, Wolfgang Sonne (eds.), Dortmunder Vorträge zur Stadtbaukunst / Dortmund Lectures on Civic Art, ISBN ISBN 978-3-7212-0847-4 Sulgen: Niggli 2014
https://www.researchgate.net/publication/358751962_'Street_Atmosphere'_in_Christoph_Mackler_Wolfgang_Sonne_eds_Dortmunder_Vortrage_zur_Stadtbaukunst_Dortmund_Lectures_on_Civic_Art_ISBN_ISBN_978-3-7212-0847-4_Sulgen_Niggli_2014

Prof Dr Toshaki Ichinose with the climate atlas for Osaka (image M Hebbert)


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昨今の教育ネタ(その2)

2024-08-08 10:48:11 | 日記
10年前と皆さん変わっていなかった。変わっていない、いい意味で歳取らない、老けない人だけが来るのが同級会。
中受させようっていう親のモチベよくわかる。今思えば公立中に流れる時間が遅すぎる。駒場の同期がめざせ東大とか言ってたころ、こっちはめざせオリンピック(実際は全中か)とか思ってた。共学で青春楽しめてた部分もあるけど。今日は小学校の同級会。

君の戦略は
「探究学習頑張って総合型選抜で難関大学へ」
コロナ以降初めて耳にした麻薬のように甘い言葉。
井の中の蛙で終わる成果も死屍累々だろう。
全国区の競争ゆえ、模試みたいな制度がない限り自身の相対的位置を知ることなんかできない。
実際目指しているっぽい高校生何人か知ってはいるが。

少年少女よ、空気読む前に日本語読め。NYは困る。読売



お盆にあるはずの辰野中学校同級会が秋にシフト。今回は30年ぶりに出ようと思ったら、出演決まってるイベントとかぶり。近況だけ送る。差し入れも。



全振りして入ってきた同級生を全く知らない。全振りの時点で多分受からない。



以前から言ってます。
仮説。「日中両国の架け橋(80年代じゃあるまいし)」とかいまだに言ってる時点でその人は本当に相手と向き合ってはいない。国際関係はナマモノ。自国人にしか目が向いていない。

2020年代の中進国以上ならまずありえない。
中国で太っているのはお金持ち、痩せているのは貧乏。そう聞いたのは20年ほど前。本当にそうだったのか。中世じゃあるまいし。
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昨今の教育問題ネタ

2024-08-08 03:11:14 | 日記
一人称がファーストネームって日本人なら境界知能。こんな質問してくる時点で、こっちのプロフィールちゃんと見ていない証拠。人工知能アカウントには無理だが。日本語だと、明らかに人工知能アカウント、という事例がわかりやすい。こういうアカウントにアホな書き込みさせたままにするとか、「友だち」に加えてしまうとか、のちのち有害事案にいたる可能性があるので避けるべき。ご自身のほかのつながりにも被害が飛び火する。高齢男性ユーザーの「友だち」に散見される。何もいいことはないので、一瞬チャカしたらちゃんとゴミ箱へ。



プロフィールちゃんと見ていない証拠。人工知能アカウントには無理だが。
故・升田アナが相互フォローを提案した背景です。

学会入会資格に学歴条件や年齢制限はないのかもしれませんが、ご存じの範囲ではどんな感じでしょうか。たとえば現役高校生。会費を免除、というところもありそうですが、会員資格に誇りをもってしっかり活動してもらうためにはもらうべきなのかもしれません。いわゆる探究活動で推薦入試狙いなケースもあるようです。発表した、というレベルでは一般的過ぎて、査読論文を掲載したとか、(国際)コンペで入賞した、くらいの実績が必要かもしれません。井の中の蛙だったので、受験勉強に集中すればよかった、では悲しいと思うし。

思った通りだった。中学生以降、読書する時間があれば勉強か部活していたし、小学校時代も小説読む時間があれば、宇宙とか歴史とか世界(地理)の本読みまくっていた。それでも東大受験の国語を(得点源として)突破できることが証明された。ほかの教科と違い、現代国語だけは、ここまで書ければ何点、という感覚がクリアーではないので、好きな得意科目には最後までなりえなかった。現在の(現代)国語力は、官僚の時代に国会対応とかで毎日鍛えられたおかげ。あるいは(なんちゃって)学生運動で「ロンパー(論破ー)ルーム」した日常のおかげか。論文書く時にも役にたっている。私立理系に推薦で入ったという部下の文章を添削していると、イラっとする感覚も正直あった。これが基礎力の差なのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=HyCjxNW_7P4
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Shirabeeにも登場。

2024-08-08 03:05:36 | 日記
数年報道が続いても、メディアが「そうだったのかー」みたいな反応、一部ネットのヘビーユーザーが「またかよ」みたいな反応、という状態が継続。世の中どんだけド文系の情弱なのか、と思う昨今。そろそろ取材料金値上げしましょうか。当方のメンツにもかかわることゆえ。
https://sirabee.com/2024/08/05/20163307617/
転載。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw16193547

ゴルフ業界へ貢献。色別のポロシャツの表面温度。




KGA GOLFER'S NEWS 143号 2024年7月末日発行
https://www.kga.gr.jp/golfersnews/pdf/143.pdf
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「論文のOA義務化」後についてイメージしてみました。

2024-08-08 02:29:42 | 日記
文科省やJSTが進めている「論文のOA義務化」後についてイメージしてみました。
MDPIは伸びるかもしれません。一部の雑誌で評価も上がっています。しかし昨今の学会講演などでも厳しく指摘させてもらいましたが、サーキュレーション確保のためか、いい加減な査読が絶えません。また、本質とは関係のない無駄なレビューを強要しているらしく、それらが複数ページにわたることもあり、査読者もちゃんと見ていないと思われますが、私はそこも厳しくツッコんでいます。ただボリューム並べればいいという風潮は若手育成にとってもよくないと思います。
最近生気象学会のトップジャーナルに論文出したのですが、プレプリントサーバーでの公開がオプションになっていて、掲載後の現在も二重に存在したままとなっており、当該雑誌がOAではないので、多くのサイト訪問者が、そちらのほうを読んでいく、そして御本家のほうは意外にアクセスが伸びない(昨今の例の話題での取材攻勢に対して、そちらのDOI情報などをメディアに表示してもらってはいます)という状況になってます。
無料掲載の国際誌をプレプリントサーバーとセットで使うという抜け穴は、意図したものではありませんが、抜け穴になるのでしょうか。不幸にもリジェクトになったら単に手の内を明かしてしまうだけのようなことではありますが。
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中東(UAE)の高校生から

2024-08-06 13:52:52 | 日記
小生の論文を読んだ、のではなくて、どこかの報道(国際)をみた、ということだと思うが、中東(UAE)の高校生から、僕も類似の実験やって賞もらった、とコンタクトが。「論文読んでみてね」と返事しておいた。
---
Dear Professor Ichinose,
I am reaching out to remind you a bit of the experiment you have done in 2019 for shirts, I was looking for you, so please if you saw this email please reply. We did a similar experiment to yours and we want to discuss its results with you, we found dark green absorbs more heat than other color in the spectrum. However, what we did is that we have determined the quantified amount which is the ratio of energy absorbed from energy emitted into the sun. Let me know if you are interested if you want to know more about the project if you want to meet with us too.
If you want to know more about me:
I am a High School Student from the UAE we did this experiment which qualified us for the LYSEF and got the best 100 project in the country (We were the only physics project there)
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仕事は生まれるものであって作るものではない。

2024-08-06 13:43:11 | 日記
無理矢理創出された雇用の世話になる時点で人生敗北なのだと、昔からそう感じていた。絶対その世話にはならないつもりの連中が、ギリギリの報酬単価で制度設計している類の雇用機会なのだから。吉牛で2食がいくらで、、、などと積算しているのかもしれない。これでは文化的な生活をするなと言われているように感じる人もいるだろう。また、ちまたに存在する多くのサービス業にとって、そうした雇用者は顧客として想定外(相手にしていない)なのかもしれない。中国のいわゆるデパートが、富裕層しか相手にしていないのと同じように。 
王様が国民を集めて大きな穴を掘らせ、穴が完成すると今度はそれを埋めさせましたとさ。雇用の創出って、今でもそんな話に聞こえてしまう。
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オープンアクセスになってる(この機会にどうぞ)

2024-08-02 16:40:58 | 日記
会員制だったが急にオープンアクセスになってる。この機会にどうぞ。
https://esse-sense.com/articles/92

一ノ瀬俊明:(2008)中国の都市をめぐる人と自然の和諧. 「中国の環境問題」,日本評論社,230-249



内容はほぼ同じ。タダ読み可状態になっとる。
https://books.google.co.jp/books?id=UG5cEAAAQBAJ&pg=PA19&lpg=PA19&dq=%E4%B8%80%E3%83%8E%E7%80%AC%E4%BF%8A%E6%98%8E

이치노세토시아키で検索すると、2000年代の記事が2件。とある学会での韓国人学生に対する小生らしい対応が。そんなこともあったわな。
https://blog.naver.com/urbanics_kr/220215618232

ネイバー以外だとどのエンジンがいい? 
https://n.news.naver.com/mnews/article/088/0000019726
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世界中で出演か(四谷駅前から生中継)

2024-08-02 14:35:43 | 日記
局のサイト。
四谷駅前から中継で出演(朝6:10テレビ朝日「グッドモーニング」)。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/photos/900005862.html

From the Yotsuya Station (Tokyo).
TV Asahi Morning News (July 23 JST 6:10).
https://www.youtube.com/watch?v=PIz8Hm7LIFE

関西テレビ
「旬感LIVE とれたてっ!」
当面出演つづくのか、、、
情報の独り歩きが心配。



世界的に増殖中。
ขอบคุณครับ
https://www.youtube.com/watch?v=6OkkxJ5AEpA

こちらにも。
https://www.youtube.com/watch?v=5z52Xxmi5_Y

Merci beaucoup.
https://www.lardennais.fr/id625795/article/2024-07-29/canicule-comment-shabiller-pour-mieux-supporter-les-fortes-chaleurs

Grazie mille.
https://www.ohga.it/i-5-colori-da-indossare-per-sopportare-il-caldo/
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最近の学術動向

2024-08-02 13:09:31 | 日記
茨城大学工学部(日立)で教えている元部下(現・客員研究員)が、教え子連れて時々共同研究に来てくれる。その昔やりたかったことを、今一緒にどんどん実現している。先日注目された論文も共著である。彼女曰く、「ここへ来ると、なぜこんな計算結果になるのか、という議論のレベルがめちゃくちゃ深くて素晴らしい。うちの研究室での議論では、観測データと計算結果があってるかあってないか、くらいでとどまってしまう。」
なるほど、さもありなん。中堅国立の建設系だと、地球科学のバックグラウンドを形成していない学生も少なくない。キャンパス違うけど学内には理学部地球科学系もあり、従前お世話なった先生も特任教授とかでいらっしゃるから、一緒にゼミをやったらいい。建設工学と地球物理学のコラボ。かつて小生自身が模索し歩いてきた道そのものである。

例の研究を始めたころは、論文にする気もなかったので、こんなテキトーなことやってた。



この実験、我々も25年前にやってた。



「お手並み拝見といこう」
辰野町地球温暖化対策実行計画検討委員会アドバイザー 一ノ瀬俊明
公益社団法人 環境科学会 2024年会(東京大学9/9)
P-25
*地方公共団体*におけるカーボンクレジットの*創出*可能性~長野県辰野町を事例に~
○遠藤 瑞季(東京大・公共)

太陽放射路面反射増加影響の評価だけはマスト。歩行者の吸熱増加による体感温度上昇だけは評価すべし。

ロッテルダムで国際会議(ICUC12)。海外旅費はもう繰り越せないので断念。代理発表してくれる共同研究者には参加費くらいは負担します。
https://www.linkedin.com/posts/icuc12_the-call-for-icuc12-special-sessions-and-activity-7210620061345030144-C51v/

つくば市さくら民家園にて実験ショー付き講演会。パワポを使わない。震災あとで省エネに役立つ話題。



我々の四半世紀におよぶ「布教活動」の成果でもある。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3d2891c4eU
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中国語の著作と講演(大学講義以外)

2024-08-02 12:51:38 | 日記
<中国語著作>
一之瀬俊明:(2011)中国城市是“環境政策実験性基地”. 城市空間設計,17,5,21-23
一之瀬俊明:(2010)中国環境問題的国際化与日本的学術貢献. ICCS Journal of Modern Chinese Studies,2,240-247
一之瀬俊明:(2010)人与自然和諧相処的城市規劃策略. 天地人,11,6-7
一之瀬俊明, 大坪国順, 景元書:(2009)依据経済水平建立的華中―華南糧食運輸模型. 長江流域資源与環境,18-3,217-221
一之瀬俊明:(2006)城市中的河流対熱島効応的抑制作用. 城鎮和風景区水環境治理国際研討会論文集, 50-54
<中国語講演(大学講義以外)>
一之瀬俊明:(2023)“気候変化与亜州城市”適応策略研究案例(招待講演).中日環境系列講座,在線,2023年4月
一之瀬俊明:(2020)応対気候変化時代的景観設計動向(招待基調講演). 風景園林与小気候国際学術検討会,重慶,2020年1月
一之瀬俊明:(2019)基于自然地理学視角的中日両国地理学比較(招待講演). 中国地理学大会,北京,2019年11月
一之瀬俊明:(2018)気候変化与亜州城市 研究与政策的今日. 台湾東海大学国際論壇「智慧与靭性:人居環境的新挑戦」招聘講演,台中,2018年5月
一之瀬俊明:(2008)城郷和諧循環系統:一個未来城市概念. 「2008中日景観設計交流年」重慶論壇招待講演,重慶,2008年5月
一之瀬俊明:(2006)城市中的河流対熱島効応的抑制作用. 城鎮和風景区水環境治理国際研討会招聘講演,杭州,2006年5月
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SiBモデルの作者Piers J. Sellers。

2024-08-02 12:48:59 | 日記
NHK朝ドラ「まんてん」のせい(毛利さんに「じゃああなたは何ができるんですか」みたいに言われても荒唐無稽な食い下がり方してた主人公)で、マンガ「宇宙兄弟」のムッタにも同じような第一印象を持ってしまい、出てすぐ読みに行こうとは思わなかったが、ムッタは博士号や特許を持ってる人なので、宮地真緒と一緒にしてはいけなかった。宇宙にいきたい、それも仕事ではなくて冒険に、みたいに言う方もいらっしゃるが、現在までの日本人飛行士、そして候補生の顔ぶれを見れば、彼らに並ぶくらいの実績(学歴には限らないが)を持っていないと、前澤さんみたいなケースになっちゃうんじゃ。小生の業界では、研究をやりつくしてからNASAに候補生として転職した人もいる。報道の世界から受験を準備していたさなか志半ばで亡くなった友人もいる。宇宙に行くって、憧れだけなら憧れで終わっちゃう次元の話なのだろう。
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頑張らなくてもいいんだよ

2024-08-02 12:44:12 | 日記
先日の同級会で、今学校教育でガンバレっていっちゃあいけないらしい、という議論で盛り上がった。教え子や部下に「ガンバレ」といったことは一度もない。結果さえちゃんと出してくれれば(サボっても)いいよ、というスタンスゆえに。
「求められる結果さえちゃんと出してくれさえすれば、必死で頑張らなくてもいいんだよ」(ある意味ブラックかも)って部下や教え子に言ってきてしまった手前、一瞬戸惑ったけれど、結果の中に過程の公正さが含まれている、と説明すればわかってもらえる気がする。
東大で助手に任官した30年以上前のこと、修士課程に在籍していたとある私費留学生(国費の場合はまず合格していたようだ)が博士課程の入試に不合格となった。彼は「次の試験(当時は一年先)に向けて必死で頑張ります。下宿にも帰らず研究室に寝泊まりしてしっかり実験します。」と言っていたので、「そういうことじゃないだろ」って生意気(小生自身も当時博士号は持っていなかった)にもツッコんでしまい。そんな研究生活が持続可能とは思えない。なぜそうなってしまったのか、置かれた状況を冷静に判断し、今後実力をつけるための戦略を持とうとせずに、ただただ力むだけの人は、当時けっこういたような気がする。力んで解決するならそれでよいが、敵を知り己を知るところに努力しないのはエネルギーとメンタルの無駄遣いにしか思えなかった。もちろんその結果賢く撤退する選択肢もあるし、そこまで自分はポンコツじゃない、と思うなら、その難局をいかに乗り越えるべきかをとことん思考してほしい。力まなきゃいけない時点で、実力不足、適正なし、というケースもなくはない。センスのいい人は、その段階ですでにもっと先のことをやっているだろう。戦略なき人に、その先の逆転もない。
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ロシア語かポーランド語で電話してみようか。広東語ではカモになるかも。

2024-08-01 12:57:23 | 日記
親愛なるライさん、
最近、私の顧客であるHSBC香港によって、俊二俊明という名前の死亡した顧客の親戚と思われる人の捜索が行われました。この手続きは2014年から毎年行われているが、親戚は見つかっていない。彼の死から10年以上が経過しましたが、香港金融管理局(HKMA)の方針によれば、そのような不動産は10年後に香港行政の放棄された不動産部門に戻されます。
あなたが故人の直接の親戚ではないことはよく承知しています。ただし、お名前は完全に一致しているため、故人の近親者であることが保証されます。これに基づいて、そして金融機関の私立探偵としての私の長年の経験から、私はこの取引を滞りなくやり遂げることを確信しています。
HSBC 香港には、2014 年 12 月 19 日に無遺言で亡くなった被相続人が以前に保有していた 3,500 万 (USD) の預金口座があります。あなたの姓の理由から、あなたは被相続人の親戚である可能性が高いリストに載っています。 10年間も親戚が見つかっていない。
この不動産の請求のために私と提携することに同意していただきたいと思います。この機会に喜んで受け入れていただければ幸いです。すべての書類は私の推薦に応じて香港の弁護士によって処理されます。あなたは近親者として申請し、あなたの同意と許可を得て、申請はあなたに代わって弁護士によって処理されます。
銀行の私立探偵として、私はあなたの申請が支払いのために承認されることを保証します。承認後、預金資産は銀行によって直接あなたの銀行口座に入金されます。
これは次のようにまったくリスクがありません。
i) 私は、香港を拠点とする弁護士によるあなたの申請書の提示に応じて、プロセスの成功を促進する立場にあります。
ii) 銀行はすでにあなたの名前を親族候補として記録しています。
被相続人の親族としてのあなたの請求を証明するために必要な書類の提供は、香港の弁護士によって処理されます。書類に承認または署名する必要があります。
プロセス全体には、同意を受け取った日から最大 30 日かかる場合があります。この取引に対してできるだけ早くご対応いただければ幸いです。
電話に出られない場合は、WhatsApp メッセージに問い合わせを残していただけます。
Warm Regards,
Victor Chen
HMA Counsellors.
Poznań Plaza Drużbickiego 2 
61-693 Poznań, Poland
Phone/WhatsApp: +48573560669
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インフルエンサーの自己紹介をまねてみた

2024-08-01 02:03:47 | 日記
先週とあるイベントで知り合った方(実務家)が、お堅い系の某SNSで国内十指に入るインフルエンサーでいらっしゃった。自己紹介の書き方を真似してみたら。
---
私のストーリー:
長野県上伊那郡で生まれ育ち、大人になってからは首都圏やつくば(茨城)に暮らす。
絵に描いたような中山間地域で、野山を駆けながら伸び伸びと過ごした小学校時代。卒業文集に書いた将来の夢は、天文学者か政治家。テレビアニメの影響があったと思う。氷河期の到来や砂漠化の進行など、人類の生存環境が徐々に損なわれていくのではないか、今のままではいられないのではないかという恐怖感を子どもながらに感じ、将来は「人類生存をかけた最前線に立ちたい」と考えていた。
小学校がスポーツに力を入れていたこともあり、陸上の長距離に段々自信がついてきて、それで有名になれるかもと。中学で本格的に始めてみるも学校代表にはなれず。しかしどんどん体が大きくなり、自分の適性もわかってきた。監督が短距離選手だったのでそちらの練習ばかりやっていたら短距離がどんどん速くなり、最終的にはリレーメンバー入り。高校でも続けたが、すごい連中が集まっていて、代表になるのはさらに大変。学校まで一番遠いところから通っていたので、時間の使いかたも厳しかった。しかし陸上にはいろんな種目があり、勝てなかったら隣の種目に行けばいい。混成競技はオリンピックだと投げたり飛んだり走ったりと全部やるが、当時高校生は5種。苦手な種目も含むけれど、そこは総合点勝負。長野県南部の大会で上から五番目に入り、インターハイの県予選(県大会)と国体予選にも招待された。
小学校時代子ども向けの年鑑が好きで、暇さえあれば図書館で読んでいた。世界各国の首都や通貨、国家元首などが載っているが、ほとんど頭に入ってしまうほど見ていた。政治家にもなりたかったが、結局は天文学への興味が勝って理系の世界へ。東京大学で天文学の世界を垣間見たとき、「これは相当高度な数学的力量がないと食べていけない」と挫折。天文学でないなら地球物理学、さらに地面におりて地理学という風に、目指す世界は変わっていった。また、「地理学では生業になりにくい」と学部生のときに自覚し、同時に、環境学はまさに弱者に対する政策に直結すると理解。環境学とは人類全体の福祉に貢献するものだというストーリーが後からできてしまった。
1970年代を通じ、困っている人や貧しい人を助けるという視点をもつ若い世代は左寄りに行きがちで、大学で学生運動(実際は学生自治会や学園祭実行委員会などのレベル)に首を突っ込んだことも。小学生の頃はわりと真剣に、政治家になってブルジョア階級を倒し、真面目に働く人たちで理想の社会をつくりたいとも考えていた。
大学院(修士)修了後に中央官庁のキャリア官僚として、国会対応、資料作成、労組対応などの業務を通じ、農林水産行政のイロハを学ぶ。そして次の年に研究者の世界へ転職するチャンスをいただいた。
25年ほど前にドイツ派遣留学から帰国した直後は、理学の世界の最先端の知見が都市計画にストレートに反映するからくりをつくろうと思っていた。日本は、みんなが合意しないと身動きが取れない高度な民主主義国家であり、行政がいくら圧力をかけても土地のオーナーが首を縦に振らないと何もできない。ところが、中国は悪い意味で政治が強くて全部クリアできてしまうので、ゼロから図面を引いて完璧な健康都市をつくるうえでは圧倒的に有利。まずは、アジアの都市で先に理想の事例をつくらなければと思っている。
総力戦こそが、私の専攻した地理学の強みじゃないか。特定のスキルだけで勝負したら、ほかの分野には勝てないところがある。しかし一部の有名私学の難しい入試って、数学だけできればいいとか英語だけできればいいとかっていうケースもある。それは陸上の混成競技の選手(=東大など難関国公立受験生)と100mのエキスパートが競争したらどっちが勝つか?みたいな話に似ているんじゃないか。私は100mで金メダル取ろうなんて考えないので、合わせ技一本でいいんじゃないのって思っていた。一人一人が自分に合ったところで、得意技で勝負できればいいんじゃないかと。
特技:
(英語以外の)外国語。仕事で使っているのはドイツ語と中国語。生活レベルでは韓国語、広東語、タイ語など。(ゴルゴ13ではないが)海外ミッション(国連関係なども)を一人でこなす場面が多く、自分でいろいろできないと仕事にならなかった。
趣味:
クロスカントリースキー。ドイツ留学時にはまった。アルペンスキーよりはるかに環境にやさしいこのスポーツが日本でも流行したらいいと思う。最近UAV(ドローン)のライセンスを取り、研究データを取得するのみならず、青少年の環境教育に活用できるコンテンツを作っている。海外でのミッションやフィールド調査時に出会ったエスニックなグルメを、日本国内で入手可能な食材で再現する試みも。
略歴:
1989年に農林水産省林野庁に入庁し、霞が関の新人官僚、営林署(森林管理署)の現場(治山事業所)主任を経験。1990年に東京大学に転任し、工学部助手として都市環境学の教育と研究に従事。1996年に博士号を取得して国立環境研究所に転任し、地球環境学と都市環境学の研究に取り組んでいる。また2008年からは名古屋大学教授(連携大学院)を兼任し、アジアの都市における気候変動適応などに取り組んでいる。
主な登壇歴:
風景園林与小気候国際学術検討会での招聘講演(2020年)
International Conference on Green Urbanism “Planning Greener Cities”での招聘講演(2011年)
「中日景観設計交流年」重慶論壇での招聘講演(2008年)
城鎮和風景区水環境治理国際研討会での招聘講演(2006年)
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