頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

日本地理学会春季学術大会オンライン

2021-03-28 13:24:19 | 日記
Triple booking of seminar and conferences.
講演会や学会がトリプルブッキング。
三重の居留守ではありません、、、 



明日の準備完了。
I completed everything for the tomorrow's lecture.



2020円で購入。今日はコロナ対策研究の講演。画面の向こうの聴衆は気づくか?
2020 JPY’s tie. Today, I talk about our study on a pandemic control modelling. How many online audiences find this?



普段使わないデスクトップでの講演は、十分な対策をしても想定外の挙動に悩まされることあり。なかなか慣れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今も後悔

2021-03-28 11:52:20 | 日記
実力があるのに運悪くスネに傷を持ってしまった人材を集め、とてつもないことをやる組織を作るのが夢だったが、自分自身もスネに傷ある部類になりつつあるのだろうか。
1980年の夏(高校2年)、地域の陸上競技会において800mリレーのメンバー(Bチーム)として出場したが、間抜けなことに前走者の接近をバトンパスの混乱の中見失い、スタートが出遅れるという失態を犯してしまった。加速不十分で2人に抜かれ、一学年下のO君には大変申し訳ないことをしてしまった。一周300mで急カーブのトラックなので、類似の色のユニフォームが接近してきた場合にはそんなリスクもある。その秋の南信地区予選では五種競技で入賞し、県大会に進めることとなり気をよくしていたが、O君が突然亡くなるという悲報に接し、失態を挽回するチャンスが永久に失われてしまったという感傷にしばし苛まれることとなってしまった。
うれしかったこと、喜び、というのは意外に早く忘れ、記憶の彼方に遠ざかる。(ただし満足感のクライテリアだけは上がってしまう。)しかし、うっかりミスでみんなの足を引っ張ってしまった記憶は、ずっと鮮明なままで残り、夢に出てくることもある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地頭力の考察

2021-03-28 11:50:48 | 日記
東大王への評価は二分されている感じなので、地頭力を考察してみました。最近「伊澤ごときにゃ負けませんよ」とかいう場面もありますが、彼らは引き出しが多くて多少は深いのかもしれません。でも、引き出し同士が中でつながってはいないので、記憶容量だけは多いが内部での処理は効率が悪い可能性もあります。我々は現場で培った知見と思考力で記憶容量の少なさをカバーします。少ない知識からでも、思考力や洞察力で最大限正解に迫る、研究力のトレーニングの一つの側面がこれかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出身高校のハンデ?(週刊現代2019年記事から)

2021-03-25 11:00:01 | 日記
在学の7年、在職(専任)の5年半を通じ、こういうかわいそうな人にはまずお目にかからなかったのだが、この四半世紀で学生たちをとりまく環境が激変したのだろうか。小生最初の3年間はまさに「田舎丸出し」。オルドバイ渓谷(伊那谷?)を飛び出したホモサピエンスそのものだったが、それでもつぶれたり、大きく落伍するようなことはなかった。今日まで(形容詞のつかない)個人名でも生きてこれている。キャンパスにはもっと変な人はいくらでもいた。間違って合格だったのか。Very-Better-Bestと活用していたA氏(著名地方公立出身)。とある組織の先輩だったが、今は地方議員としてご活躍らしい。入学当初一瞬某サークルでご一緒したK氏。主婦層相手に詐欺を働いて海外へ高飛び。帰国時に逮捕。そのあとは不明。敬愛する「火ぃつけてこい市長」同志以外にも枚挙にいとまがない。かくいう小生も彼らのネタにされていることだろう。 
北京大学における北京のコ(優雅な青春)と地方のコ(文字通り勉強だけ)の違いはもっとヤバい気がする。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63807
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり博打(地方国立大学教育学部入試)

2021-03-24 11:16:10 | 日記
先ほど1954年に信州大学教育学部(国語教育)に入学したうちの親父に聞いてみたところ、(今年は前期定員13人に対して29人志願であったが、)当時も同じようなものであったという。悪い予感が当たってしまったと同時に、(世間ではDランクとか言っている人もいる地方国立大学教育学部ではあるが、)受験度胸に対するリスペクトを新たにせざるをえなかった。13/29って、30年ほど前に受けた国家公務員試験(キャリア)の2次みたいな数字じゃないか。
しかし、これは今日初めて聞いた話なのだが、松本県ヶ丘高校の担任からは、「T(親父の旧姓)君はぜひ東京教育大学教育学部(教育学科)を受けなさい。」と言われていたという。しかし、松本平(山形村)の普通の農家から東京へ進学するのはほぼあり得ないことだったらしく、自宅から近い信大にしたというわけだ。
偏差値が今と同じだとすれば62.5→55.0ということで、本人もまわりも、定員の少なさによるリスクはまったく気にならなかったという(太鼓判状態)。小生的にはこういうのが一番悔しいと思うに違いない。
世界中そうなのだが、芸術系などは定員5人とかなので、その入試(実技中心)も特異だけれど、受験度胸が一番大事かもしれない。どこぞの研究機関の研究員公募でも、時々5人とかいう数字はありえたりするくらいだ。
検証が必要だが、世間で言われている偏差値って、たとえば、この場合運よく滑り込んだ13番目(55.0)の人の数値であって、12番目の人は偏差値60.0くらいだったりするのではないか。そして首位の人は意外にも70近かったりとか。もっと冒険してもいいんじゃないかしら。もったいない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立大学教育学部の入試とは。

2021-03-23 14:11:37 | 日記
今でも不思議でしかたがない。
いかに偏差値が高くないとはいえ、こんな規模で入試をやっていたら、出願は博打みたいなものではないか。(うちの親父の母校の事例)
その年だけ、しかもセンター試験のあとに上のランクの大学からまとまって10人くらい流れ込んできたとする。例年通りであれば受かるとみて出していた連中はみな吹っ飛んでしまうのではないか。(昨年甥っ子も定員160名のところでそんな経験をしたようだ。)
こんな博打をするよりも、最難関だが500人くらいの定員で行われる入試のほうが、小生には気が楽である。 


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甥っ子は経済学に進学

2021-03-22 13:39:00 | 日記
入学後の進学振り分けシステムを採用している大学は増えているのだろうか。
入試の成績順に希望の学科へというところもあるようだが、下位で受かった場合のダメージやいかに。
入学後も気を抜けないが、大口一括合格、2年次に成績で振り分けというのはフェアかもしれないし、年々の難易度も比較的安定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立て看板やビラと同じスキル

2021-03-21 13:30:36 | 日記
コピーライターのセンスが元そっち系。
小生も手書きのメモでは普通にこれを書く。
ついでにK察、Q弾とかも。
このスキルは今、中国SNSでも生かされており、AIによる「不当弾圧」回避に役立っている。
東大校友会ニュース最新号。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

違憲判決に思う。

2021-03-18 20:42:56 | 日記
子育て予算が彼らの福利厚生に回るべく削られる、とかではないかぎり、なんら反対する理由は見当たらない気がする。彼らが異性婚したとしても、次世代育成にはつながらない可能性は小さくないとすれば。チベットやアフリカの里親制度に申し込み、未来の日本社会に納税者として貢献しえない子供に児童手当を渡すのは制度上不可能(同居の事実もない)なので、これも心配しなくてよい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上伊那方言

2021-03-18 20:41:47 | 日記
わが故郷に赴任した地域おこし協力隊員の皆さん、3年間お疲れさまでした。もう使いこなせますね。
「おら はーるかいわんといたもんで へえ だいぶわすれとるだに」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボスニアで被弾?

2021-03-18 20:39:10 | 日記
ボスニア内戦(1990年代前半)の取材活動で、アナーキスト系活動家だった駒場の同期(某民放記者)が腹部に被弾、というメモ書きが出てきた。命に別状はなかったようだ。
破天荒にしてユニークな人材に満ち溢れていた1980年代のキャンパス。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またしても無駄になった原稿(怒)

2021-03-17 10:25:12 | 日記
2007年に原稿依頼を受け、その後数回改訂しながら2017年段階で残っていた部分のうち、今回別の出版で使えないと言われた部分。中途半端に残してもしょうがないので、ここに公開。
たった1名の著者の未投稿問題を10年以上放置するA出版。2010年ころだったか、「先生方の初校は内容的にロバストと判断しましたので今しばらく」とか、ど素人丸出しのわび状が届いていた。自然科学の知識は鮮度が命。クソな言い訳があり得ない。この「1 東アジア編」以外は刊行されて十年近くになる。いびつな出版記録は後世に記録されてしまうだろう。
---
1.はじめに
近年東南アジアや東アジアでは、めざましい経済発展を背景として、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の排出量が顕著に増加している。大気には国境がなく、これらは酸性雨の原因物質として日本にも影響をもたらしている。
オゾン層のある成層圏ではオゾン濃度の減少が問題となっているが、地上から約10kmまでの対流圏では逆に、オゾン濃度が増加し続けている。オゾン(O3)は、自動車や工場から排出されたNOxや揮発性有機化合物(VOC: Volatile Organic Compounds)などの汚染物質が光化学反応を起こして発生する。大気中の酸化性物質として人間や生態系に有害な影響を与えるとともに、温室効果ガスでもある対流圏オゾンの平均濃度は、日本でも上昇傾向にあり、都市から遠く離れた隠岐などの離島においても、中国大陸から運ばれてきた大気中の濃度がわが国の環境基準を超えている場合もある(秋元、2003)。
酸性雨は発生地域だけの問題ではなく、その影響は国境を越え広範囲に及ぶ。とくに東アジア地域は経済発展が急速であり、エネルギー消費も増加している。これらの現状を踏まえた上で、本章では東アジア諸国における越境大気汚染の現状について述べる。
2.東アジア諸国のエネルギー消費
2.1 東アジアのエネルギー需要とその特徴
アジア地域には世界人口の6割が居住し、その経済活動は世界の国内総生産(GDP)合計の4分の1程度を占めている。我が国とその近隣諸国の中国、インドネシア、韓国、台湾、タイ、フィリピン、マレーシアの8ヶ国地域(以下、東アジア諸国)については、世界の陸地面積の1割を占めるにすぎないが、人口で3割、経済活動では2割強がここに集中している。これらの人口増と経済活動の活発化に伴い、エネルギー消費は急増し、SOx、NOx、二酸化炭素(CO2)などの排出の増加も顕著であり、局地汚染に加えて地球環境にも大きな影響を与えている。
国際エネルギー機関(IEA: International Energy Agency、2010)によると、アジア途上国の全世界に対するエネルギー需要構成比は、2008年の29%から2020年の35%、2035年の39%へと増加が見込まれている。それに対しOECD先進国では、2008年の44%から2020年の38%、2035年の33%へと減少することが見込まれる。また、東アジア地域のエネルギー需要量は1980年代以降急速に増加し、絶対量でも堅調に伸び続ける見通しである。世界全体のエネルギー供給源の構成と比較して、東アジア地域の最も大きく異なる特徴は、天然ガスの構成比が低く、石炭の構成比(2000年で38%)が高い点であり、東アジアにとって石炭が極めて重要な位置づけを持つエネルギーであることを示している。
2.2 東アジアにおける石炭利用の拡大と大気汚染
1990年代におけるエネルギー消費拡大の加速化で、大気汚染を中心とする環境問題が東アジアでは深刻である。東アジアの環境問題が深刻化する大きな理由の1つに、国内資源の石炭に依存せざるを得ない状況がある。2012年の世界平均では、一次エネルギーに占める石炭のシェアが29%に過ぎないが、アジア平均では50%に上昇する。とくに中国ではエネルギー消費を国内炭に大きく依存しており、66%(2008年)に達している(IEA、2010)。また、鉄鋼用の需要が低下してきた一方、発電用の需要が拡大してきている。さらに、中国のみならずインドネシア、マレーシアなどの産油国でも、発電部門を中心に石炭の利用拡大が進んでいる。こうして中国では、発電所など固定発生源からの浮遊粉塵と二酸化硫黄(SO2)による大気汚染が環境問題を引き起こす主な原因となっている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゾン詐欺の手口

2021-03-16 21:13:40 | 日記
ご注意ください。
本物
@amazon.com
偽物
@amazon.co.jp
会員となってのカード決済購入をしていない限りにおいて、偽物アカウントからのメッセージは無視しましょう。
小生は電子出版の印税を受け取る手続きをしているけれど、クレジットカードは一切関係ないし、口座への直接振り込みなので、この手のメールは無視。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東大が国立関東大学化する背景。

2021-03-16 15:37:23 | 日記
子育てはとっくに終わっているので、高見の見物的な感覚もあったけれど、一方で大学教育の当事者でもあるから、近年顕著になっているこの動向には一抹の不安を禁じ得ない。
合格発表を受けて、週刊誌がこんな分析を掲載している。少子化の影響もあるけれど、地方の最優秀層の進学志向が変わるだけで、世の中の高等人材育成市場が大きく動く。そして留学生にとってのチャンスも変わってくる。

玉突きというよりは吸引。PushというよりはPull。

医学部を志願しなかった最大の理由は、募集定員の規模(ほぼ100)。博打は嫌い。より上位の大学志願者が流れ込めばやばい(昨年の甥っ子も定員160の学部で)。東大なら上から流れ込むこともないし、定員規模がかなり大きいから、つまらんこと気にせず普通に頑張ればよい。格闘技のスーパーヘビー級(減量不要)に似ている。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご注意を(エッジに潜む罠)

2021-03-16 15:35:30 | 日記
エッジのFB上でGoogleアカウントのログイン画面(IDと入力済みパスワードが伏字で表示)が出てきて、うっかり押下するとコミュニティ規定違反でアカウント停止とか出てくる。ここで焦らず、Fire Foxから電話番号で入りなおし、念のためパスワードを変更。時々この手のトラップが出現するのでご注意を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする