頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

2012年3月28日(ヨーロッパ人はネクタイピンをしない)

2019-03-09 23:23:24 | 日記

ドイツに1年いた時に、ヨーロッパ人はネクタイピンをしないということを知った。以来小生もネクタイピンをしていない。するとときおり、ネクタイがこんな風に暴れることもあるらしい。この日は硬めの素材だった。国際地理学会正副会長をお迎えして。

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2012年3月18日(マルク定期預金で失敗)

2019-03-09 23:14:26 | 日記
保管期限を過ぎたであろう2006年以前の書類を廃棄。1998年在独時、最もマルクの高い時にマルクの定期預金をはじめてしまい、その後の円高の進行で、2002年に自宅を新築する時まで結局替えずじまい。50万円くらい損した。私は財テクに向いていない。
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2012年3月19日(化学のトラウマ)

2019-03-09 23:12:57 | 日記
高校2年の夏、100点満点の化学の期末テストで70点ちょいだったか。客観的には悪くない数字に見えるけれど、当時の小生にはなぜかショックだったようで、その時点で大学入試の選択科目から外してしまい、あとは卒業まで適当にお勉強。それがその後の人生に暗い影を落とす。大学教養での3個学期の成績は可可可。化学を得意とする長男に笑われた。専門に進んでからもXX化学の文字を見ると反射的に忌避。反応、特に有機系がなかなか納得できない。修士課程以降現在に至るまで「環境」で飯を食ってはいるが、化学反応する事象には、正直怖くて近づけない。最近高校生によく聞かれるのは「将来環境に関する仕事をしたいのですが、今やっている科目で一番関係が深いのはどれですか?」。公害の時代であれば「化学」と答えるべきだったのかもしれない。(自然)地理学出身の私は今でも迷うことなく「地理ですよ」と答えている。
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2012年3月20日(加霊臭?)

2019-03-09 23:11:36 | 日記
1991年、独身寮の近くにとてもおいしいラーメン屋があり、香りでも勝負している一品に巡り合えて感激。すすりはじめたそこへ、加齢臭のきついおっさんがとなりに座る。鼻がマヒして香りを堪能するどころではない。ラーメン代半分払え、といいたい怒りがふつふつと。親族には誰もそのような人はいなかったので、その時はそれがいわゆる加齢臭であるとはつゆ知らず、高齢者が好むポマードか何かの匂いだと思い込んでいた。そしてまた、小生にトラウマが加わった。食い物系の恨みは恐ろしい。その後気が付いたことだが、子供のころ鼻のトラブルが多かった小生の嗅覚は異様に発達しているらしい。職場で小生だけが悪臭に気が付くというケースが少なくない。常人には見えない心霊現象が見える霊感の強い人がいるらしいが、小生の場合、その能力が嗅覚に現れたのか。臭いより怖いほうがまだマシ?
健康診断のメニューに可聴域検査があり、人によって数値が違うように、可視波長帯も違うとすれば、見えないはずものが見えちゃう人は、近赤外の世界も見えるということか。この仮説が正しいならば、「霊」のみならず艶福眼福の類にも頻繁に遭遇するのでは(盗撮犯が近赤外領域探査技術を悪用)。電磁気学の教材としては好ましからぬ素材と思われるが、平素このくらいの思考連想力は鍛えて維持してほしいところ。

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2012年3月20日(ヤンキー先生)

2019-03-09 23:10:39 | 日記
イクメンの記事を読んで思い出した。1998年の在独時、田舎の教会(Evaのほう)経営幼稚園はドイツ語オンリーの世界。小生がPTAの行事や日々の送り迎えをかなり担当。ヤンキーTATTOO入ってたB先生(女)。キャラもヤンキー的。南ドイツは保守的な土壌もあり、ああいうおねーさんは教師に不向きとされるのか。最初に出席した会合はママさんたちによる欠席裁判状態。イクメンだった小生には頼もしい存在であったし、うちの子たちもなついていた。
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2012年3月22日(見りゃわかるだろ)

2019-03-09 23:09:29 | 日記
浅草の水上バスチケット売り場にて。女子学生(博士課程)「学割はありますか?」 係員「あなたは学生ですか? (学割は中学生まで)」 (小生に対し)係員「65歳以上か65歳未満か該当するボタンを押してください。」 見りゃわかるだろ(怒)。先日蘇州で35歳とか言われたばかりなのに、、、。
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2012年3月23日(中国語学習の極意)

2019-03-09 23:08:09 | 日記
教科書には出ていない中国語学習の極意があります。まず、音に反応する能力を養うこと。音を聞いて対応する漢字をいくつか思い浮かべることができること。これができるだけでも俄然有利になります。習っていない言葉であっても、日本語として知っている言葉(概念)や既存の知見(単語)を組み合わせて新しい言葉を作り、使えるようになります。習うまで使えない(使ってはいけない)と思い込んでいると、それは結局欧米人学習者と同じになってしまいます。日本人としてのアドバンテージが生きません。たとえば植物の名前で「りゅうぜつらん」というのがあります。龍舌蘭ですね。メキシコに行くと、長さ数メートル、幅1メートルくらいのものが生えていて、地面の下から舌を出した龍が飛び出してきそうな印象です。longshelanは習っていなくても、3つの文字それぞれはすでに習っているでしょう。没(mo)落、没(mei)有の没のように2つ以上の音が対応している漢字も若干ありますが、英語にくらべたら、goose-geeseのような例外的不規則性は少ないと思います。
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2012年3月25日(母校の今)

2019-03-09 23:06:56 | 日記
サンデー毎日の高校別進学先データベースから母校が消えている。正直驚いた。妻子が一生懸命読んでいるのは土浦一高のデータである。卒業以来、小生が母校のために為した貢献とはいかほどのものであったろうか? 2005年の秋、ノーベル賞級のゲストに交じり、OBにもこんな人がいますよ、という趣旨で母校のSSHで講演した。学生たちはきちんと内容を咀嚼しているようであったが、後で行われた座談会でのやりとりで、隔世の感に浸ることしきりであった。あの日、「今世の中で進んでいる公務員へのバッシングはおかしい」と、小生に涙目で心情を吐露していた女子学生は今何をしているのだろう。
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