頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

中国世論は変化(侵攻から1年)

2023-02-27 14:16:54 | 日記
ウクライナ侵攻1年。
もう誰も噛みついてこない。
支援する以上は、自らも戦闘に加わっているという自覚と覚悟が必要なのかもしれません。原状復原も果たせぬまま、何事もなかったかのように、国際舞台で彼らにへらへらするのだけは絶対なしです。徹底抗戦するな、早期に降伏を、と主張する人にはこれを厳しく問いかけています。
自分ちに土足で踏み込まれても原状復原の権利を放棄しろ、という異常さに気がつくべし。


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中国人技能実習生とはまったく違う彼ら

2023-02-27 14:12:38 | 日記
小生「Xin Chào」
自転車の技能実習生たち「・・・(無反応)」
こんな実験何度かやってみたが毎回同じ。
小生以前筑波学院大学の入門コース6ヶ月修了して初級編に進んだゆえ発音は悪くない。
中国人技能実習生に「你好」ならほぼ確実に返事が返ってくる。
この差を社会学的に考察してみたいところ。
日本社会での処遇やメンタルな余裕とか。


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男優業再び。

2023-02-27 14:06:54 | 日記
高垣博也監督「Wende2〜未来へのアプローチ〜」(2023)
3/16まで京都みなみ会館にて上映中。
出演しました。ドローン飛ばしながら講釈垂れています。
中部地方のあちこちが舞台です。
https://eigawende2022.wixsite.com/wende2
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日本地理学会公開行事のご報告

2023-02-27 14:06:54 | 日記
G空間EXPO2022日本地理学会主催シンポジウム、今回はパネル司会(モデレータ)として登場です。
地理学の社会実装:ビッグデータ・AI・マイクロジオデータの最前線
E-journal GEO, 18 (1), 36-39
https://doi.org/10.4157/ejgeo.18.36

日本地理学会サマースクール、今回はコメンテーターとして登場です。
都市開発分野の国際協力と地理空間情報の活用
E-journal GEO, 18 (1), 33-35
https://doi.org/10.4157/ejgeo.18.33
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相対的学力低位、理数英が苦手過ぎ、みたいな事例(日本語を専攻した理由で)

2023-02-27 14:05:07 | 日記
中国の大学(学部)で日本語専攻だった学生(理系科目は苦手という理由で選択したケース)を指導している先生方に聞いてみたいところですが、大学院での研究に支障が感じられるほど基礎学力不足(特に英語力)という留学生は、約600校のランキングでいうと、どのあたりから下ですか。300位あたりですか。「今君は博士課程なのにその単語知らなかったのか」とブチ切れたことが最近ありました。
日語系出身の留学生をたくさん見ていると、相対的学力低位、理数英が苦手過ぎ、みたいな事例も少なくない。それでもなぜか日本の地理学専攻に挑んでくるが、後のことを考えれば一定以上の理数英の能力はないと困るし、(その先どこかの分野に進むであろう)語学系でこういうスクリーニングをやっていただくのはよいこと。語学は専門じゃない。ツールに過ぎない、といつも強調。もちろん、専門分野として学術的に極める覚悟ならよろしい。腰掛にするだけの人が一番困る。
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最近の時事ネタ(続き)

2023-02-22 16:35:19 | 日記
就活(1988)の思い出。官庁面接(呼ばれたのは9月、事前訪問していないところ)ではガクチカなんて一切聞かれなかった。世間話のレベル。圧迫面接も一切なし。むしろ隠した部分は少なくなかったかも。五月祭常任委員会、大学生協院生委員会については話したが、学生自治会委員長については語らず。あとは研究の話だけ。天下国家、国際社会については多少。留学生サポート活動も。
代々木の諸兄も独占資本にするっと就職。

(うちの親族みたいな)高齢旧住民的にはびっくりするくらい「高学歴」なのに移住してマイクロビジネスに従事する若者が増えていますが、彼らのポテンシャルはそこにとどまっているべきレベルではないと思えるので、たとえば協力隊員を卒業したらそのタイミングで地方議員に、と強く勧めています。そのアイデアに対して、税金投入した人材にまたしても税金投入するのか、みたいな悪平等的視点での反論が来たりします。議員報酬は(仕事しない人への)年金みたいな位置づけになってはいかんと思います。そして、活性化よりも持続可能性が重要かと思います。その意味では、今日の「関係人口」を巡る議論に薄っぺらいものを感じています。

相手がISILであれば憲法9条は無関係。国じゃないんで。
改めて、日本史必修化に反対する決意を固めました。高校生に学ばせるべきは、日本人の自画自賛などではない。世界です。
対話しろ、外交が大事、、、とだけ言ってる人々ほど、実は対話なんかしてきていない。小生この四半世紀以上あちらの平民百姓と対話してきています。(自称)左派ですが。
民主集中制は結局民主主義ではない。ある種のスターリニズムに思える。
徹底抗戦するな(早期に降伏を)、という人も除名されるのがよいと思う。

とある映画を見て感動した。内容凄過ぎ、張涵予さんの艦長もハマり役。最後の一シーンだけ余計でぶち壊し(スプラトリー諸島海域で海軍が恫喝行為)。

一事が万事。小生その昔かみさんにもよく怒られていたのだが、とある留学希望者が、推薦書を書いてくれ、とコンタクトしてきた。大学院受験の申し込みは本人の自己責任。しかし、必着日より一日遅れで失格。
「バカモノ!」(中国歴史ドラマでの胡軍さん演じる大王様みたいに)。
郵便事情を考えたのか、君は。こっちのメンツもあるので、安請け合いの推薦はしませんから。

街中で、見えてはいけないものが見えてしまう瞬間は存在する。故意にそれを見に行った場合は犯罪となる類の話だ。見たい見たいとか思っているうちはまず見えることはない。まったくそんな気のない瞬間に、ふと視界に飛び込んできてしまうことはあった。神の采配だろう。
パンデミックを機会に■界を引退してしまっていれば、ほぼ関係ない話かも。

日本の少子化対策子育て政策と矛盾しない範囲においてならよろしいかと思います。
同性カップルが、将来日本の納税者になるような子供を養子に取って育児していただくとかなら。
そうなり得ない途上国の孤児を、というなら反対です。キッパリ。

今年の冬季自然地域調査技法研修合宿、アスリートの大会日程やホテルの空き(高騰中)状況で、結局3月10日~13日しか選択肢なし。雪はたくさんあるので心配しなくてもよさそうだが、なんで2月中はあんなにホテルが高いのか。

こういうツアーガイドさん(タイ人女性)は最悪。
バンコクのホテルに泊まった団体さん(男女混合)から、朝ロビーで前夜のルームマッサージ代金を徴収。
おばちゃんたちは500円(200バーツくらいか)。
しかしおじさんは6000円(2500バーツくらいか)。
金額書いたメモ用紙をご一行様全員に向かって読み上げた、
という笑い話(実話)。
実際目撃した実話。この話笑えるポイントはどこか。

「進学等で、集団に入ったときの適応・自己表現力が弱い。」
「多様な考えに触れる機会が少なく、社会性・規範意識を身につけ切磋琢磨する教育活動がしずらい。」
母校の廃校決定についての経緯が町役場のサイトで公開。
小規模小学校のデメリットがこのように紹介されている。
45年ほど前になるが、このような問題は気にならなかった。下諏訪南小学校の経験も一定効いていたかもしれない。むしろ真逆なキャラの生徒だった気がする。
中等教育より上位の学校に進学するのが一般的な高校へ進んだ割合も、母数は少ないが当時の全国平均並みだったので、学びに不利はなかったはず。
うちの高校偏差値今は64ですが、私の同期は一浪以内でGMARCH以上に行く人が過半数でした。塾は少数派。日駒は明らかに下位生。公教育がしっかりしていました。

国語の教師であれば出題してみたい。
「気持ち的に」
をより知性的な表現に言い換えよ。ただし一般に通じる範囲で。
大昔から耳障りで気になっていた。
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人工知能との仁義なき戦い

2023-02-22 15:09:59 | 日記
ChatGPTの実装、とフォロワーさんからご指摘いただきました。残念なくらい賢くないです。笑。



ChatGPT is not clever.
人工知能のシンギュラリティには100年早い。
もしこれが本当なら、同姓同名で混乱が起きていたはず。
実際この姓名の人物はいない。
(相当する業績の方は存じ上げている、が別名。)



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玉川百科大辞典(1977)

2023-02-22 15:01:28 | 日記
中学生の時、家で読み漁っていたらしい。
世界はヤバいほど変わってしまった。
書く立場となった現在、まず執筆者をチェック。
当時のそうそうたる顔ぶれが。
世界地理の部400pをたった4人で書いてるって驚愕。
1800文字x100p。半分は図や写真。10万字なら、論文10本分。ありえる範囲か。





ナンセンス!
武装じゃねぇだろ。
執筆陣が偏向してたかも。




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偏西風って知ってるか。

2023-02-20 00:22:16 | 日記
報道官はド文系。偏西風って知ってるか。
ロシア上空も飛べんわな。
そもそもエンジンついてないものを地球上空半周以上正確に飛ばせない。気象学者以外はごちゃごちゃ言うなという話題。
この話題、上智大学の講義(オゾン層のあたり)でレポート課題にしよう。例年受講者は中国人が7割。
---
報道官発言にサイエンスを無視したものがでてくることは問題です。中国からアメリカなら一定の制御が可能かもしれませんが、高層大気に明るい人であれば、一定の確率でコースを外れて迷走する可能性を指摘するのでは。電池でプロペラ、というなら偏西風に逆行というパターンは無理かと思います。すると、極域に閉じ込められているものはもっと多いかも。ゴミ捨て場みたいに。極域高層大気のモニタリングデータの検証は行われていますか。
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彼らがノーベル賞をとれない理由

2023-02-16 01:19:59 | 日記
旧帝など、日本の難関大学の記述型入試問題は一般に難しい。最優秀な学生群が9割正答できる(つまり共通テストみたいってこと)中国の高考では出題されないレベルであり、欧米のどんな著名大学でも、こんな出題の得点(6割で十分とか)だけで合否を決めるところはないと思われる。その影響とは思ってもみなかったが、留学生に研究させてみると、教科書の基本問題みたいなオーソドックスな作業はやたらに得意だが、東工大の数学入試みたいな関門を突破するような、こちらをあっと言わせるような、自由でユニークな発想をもとにオリジナリティを主張する能力には疑問を呈したくなる場面が少なくない。これは小生だけではなくて、日本に留学し、中国に就職した先生が、2019年の小生の講演を聞いた後に述べていたことでもある。ノーベル賞とろうとか思う前に、こうした学習(トレーニング)の違いに気がつくべきだろう。昨今の論文査読ミッションでも、これは非常に強く感じており、(我ながら苦痛だが、)「鬼評価者」をつづけている。 
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国際的には一発屋タレントだったのか

2023-02-14 02:17:13 | 日記
小生国際的にはいわゆる一発屋タレントだったのか。
これが国際舞台デビュー戦(博士研究の内容)。
現在までに全世界で750近い引用。
古い冊子を開架から永久保存箱に移す前にちゃんと読んでいなかった部分を読んでみると、意外にもポンコツな作品が多く、相対的に小生のは受賞レベル。
査読に3年かけた編集者(留学時以来の恩人)にも恨み節。
その後20年、大した活躍はしてないのに国際的にいろいろ引っ張り出されてきたのはこれのおかげか。
(著名な論文5本程度でもノーベル賞受賞の先生は身近にいらっしゃった。)





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中国高考と日本の旧帝大二次試験との違い。

2023-02-13 01:13:00 | 日記
一般向けの日中交流行事で、中国の高考は地獄、日本の大学受験はぬるま湯、みたいに言われる場面は少なくないが、北京や清華>東大や京大ってわけじゃない。前者は共通テスト利用入試での極限競争、後者では、IQで測られるような基礎的な情報処理能力とかではなく、複雑な思考力が問われる。これが中国高考と日本の旧帝大二次試験との違い。
フォロワーさんから「中国の高考は偏差値競争ではない」というコメントをいただいたが、得点と分布が存在して上から合格させる以上、偏差値は定義できるので、それは統計学や数学を勉強していない人の発言だ。
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過去問は何年分やればいいのか。

2023-02-13 01:09:51 | 日記
出題傾向が変わるので10年分とする説が多いようだ。1982年は共通一次から二次試験まで一ヶ月半あり、本番と同じ時間割でタイムトライアルすれば、自己採点も含めて20年分は可能だ。実際2月の生活は、市毛良枝さん主演の昼メロを母親とみながら飯を食ったり、休憩時間に飼い犬と遊んだり、という記憶だけが鮮明に残っている。1960年~1981年の分はゆうゆう終わっていたということか。部分的には以前に解いたことがあったものも少なくなかったはずだし、それらは対策済みなので、その時点で正解できていたと思う。つまり夜は、できなかった部分とZ会などの教材を徹底的につぶしていくくらいの時間的余裕もあったというわけだ。基本の参考書、問題集は定期試験の際に終わらせるようにしていたので、苦手な部分のフォローをやっただけ、過去の各種模試の振り返りも模試のたびにやっていたはず。ゆえに、ハイレベル参考書や難問集を3年次の日常生活でやっていれば十分だったということなのだろう。のど元過ぎればこんな記憶は早々消し飛んでしまったので、国家公務員試験I種の土木職は2回(修士時代)とも失敗。受かっていても、結局今の職場に入って似たような人生になっていたとか。
あ、15年以上前に市毛さんご本人とお母上がうちの職場をなんかの理由(環境保全活動)で訪ねてこられたおりに受験時の話をしたら喜んでいらっしゃった。
本宮ひろ志先生の作品「俺の空」の安田一平になるんだ、みたいな妄想はあったやもしれぬ。
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愛校心をくらべると(東大と早慶)

2023-02-11 01:59:51 | 日記
早慶とかにくらべれば、うちの母校は愛校心が強くないといわれているらしい。たしかに、学生時代から教員時代を通して神宮に行ったことはない。入学直後にポンコツな動機で半月ほど応援団に属してしまうも、自分自身は人を応援するようなキャラじゃないと気がついて「脱走」した経緯もある。なんか後年の舒明、いや「除名」事案と経緯が似ている。もしかして、地質→地理転学留年の経緯にも似てないか。そして都市工進学にも。
たしかに母校の身近なOBで、同窓とつるんでいるやつはほとんど知らない。小生に人望がないせいか、親友、同志の類はあまり多くない(実は外国人のほうが圧倒的に多い)。それら未満の薄まった人間関係をあまり求めていなかったことも、後年自覚した。いや、OB全体が基本そういう連中の集まりみたいなもんだ。他人に依存しない、一騎当千の集団であるとしたら、そこは誇りに思いたい。そして(小生も含め)、基本彼らは友人にいじられることを嫌う。ステロタイプな体育会のノリとは真逆か。
また、学部前期のクラスメートと同窓会やったのは30手前の一回だけ。バブルはほぼ終わっていたが、みな羽振りよさそうで、ポンコツ活動家と思われていた小生が母校の教員をやって(て、しかもちゃんと結婚してい)ることを驚いていた。学部後期や大学院については、現在も業界人として定期的に顔を合わせているが、お互い切磋琢磨するライバルであり、同窓という意識自体はお互いにほぼ忘れている感じだ。それは先輩後輩に対しても同じ。
現在の職場に移って以降の四半世紀以上、学部教育にはほとんどかかわっておらず、母校を含め大学院生だけを相手にしてきた。国籍も出身大学(学部)も実に多様だ。てなわけで、現在の併任身分の大学についても強い帰属意識があったわけではない。しかし、コロナ以降高校生対象の受験情報媒体をじっくり見る機会ができ、長男長女甥っ子の苦労や、世間一般の今日的感覚をちゃんと理解できたような気がする。
同窓だから、という人間(友人)関係を求めることは今後もない。優秀な人、尊敬できる人への純粋なリスペクトが、自身の人間関係を支えてきた。もちろんそれは、業界の中だけにとどまるものではない。様々な業界で匠をめざして修業している人との交流が、小生自身の成長につながっている。
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フリガナは必要か?

2023-02-10 13:57:18 | 日記
常陽銀行とかでも普通に発生している案件。アメリカでは、アルファベットつづりの氏名だけでちゃんと登録できるだろ。フリガナは必要か?
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履歴書の名前のフリガナが■●■■になっていますが、これは本人等の来日時の誤解にもとづく誤登録(銀行口座など)で、うちの職場ではすでに修正済みのはずです。■▲■■(音読みのまま)が正しいです。漢字文化圏(韓半島、ベトナム、華人社会)のどこを見ても、Nの文字をカ行で表現するケースはありません。最近も公共機関以外の窓口対応での不十分な対応(窓口スタッフが耳で聴きとってカタカナ表記)で、このような事例が発生しており、注意が必要と認識しています。
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シュー→シュン、というケースもあった。ダせぇ。
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