頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

徒手空拳すぎではないか。

2022-01-30 19:27:47 | 日記
不幸にしてベトナム人が凶悪という印象が広がりつつある。その一方で、そういった生態的地位を不本意ながら日本国内で演じざるを得なかった中国人は大幅に減っている。最近街中で、風景から彼らを抽出するのは難しくない。まず、日本人や中国人にくらべてエキゾチックな雰囲気の人が多い。これは当たり前だが、なんと言っても「群れている」ことが多い。言葉を聞けば一発。半年ベトナム語教室にも通ったので、ほかと間違えることはない。
農家で家畜を盗むとか、川で野生の魚を釣るとかはいいとして、小金のために同胞を害するなど、持続可能性という概念を理解していない、いかにも徒手空拳な事案は少なくない。20年前の中国人事例にはなかったパターンだ。大学院での教え子ら(彼らと違って英語は十分なレベル)とも別人種に思えてしまう。
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小論文の能力

2022-01-29 18:51:57 | 日記
高校時代までの作文は恐ろしく下手だった。小論文(そもそも無関係ないし)の模試を遊びで受けたらフルボッコだった。なぜか国語や社会の論述問題は苦手じゃなかったのに。
大学でのそっち系活動(左活?)と役人時代(大臣答弁とかの添削)の経験が、今日の作文力につながっているのだろう。論文を書くときには邪魔になったりもするが(自由に書けなくなるので)。
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「研究者と作る研究計画」に出演(つくば市谷田部南小学校)

2022-01-29 01:05:50 | 日記
大学生・大学院生の指導とは違った面白さがあります。
みんなうまくいったかな。
問題設定がうまくいけば研究はかなり成功するもんだって実感してほしい。
全校約100名なので、小生の母校(45年前)とほぼ同じ感じだ。https://www.youtube.com/watch?v=vOrlXTX3QMU
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犯人が月光仮面だったら

2022-01-29 01:01:08 | 日記
60年代の未解決事件に「3億円事件」がある。現在価値にすれば20億円くらいか。
実は犯人は月光仮面で、3億円を貧困層3000世帯に10万円ずつ給付していた、というストーリーを考えてみた。今なら100万円近い現金が急に降ってきた感覚になるだろうか。
しかし現実は、パチンコや怪しい投資、「課金」、夜の街などで溶けてしまう分は少なくないのかもしれない。この場合一番喜ぶのは誰なのか。
経済が回るのであれば、わざと盗ませて、、、前澤さんならそのくらい平気でできるのではないか。
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自称進学校という概念

2022-01-28 11:35:02 | 日記
最近「自称進」という単語が登場しているらしい。定義はよくわからん。
「高校入試420、内申37で合格。350点で合格した人も。380〜400取っておけば安全圏。」
て、母校は自称進とかになっちまったのか。
「1970年代は東大合格者16名の年も。県別東大合格者数も長野県は全国5番目。教育県と言われた長野県の学力は無残に後退。」
土浦一高は450ないと厳しいらしい。これが偏差値71と64の違いなのか。
現在は横に潰れた正規分布(マウナロア)で、かつては盛り上がった正規分布(富士山)だったとすれば、64というのは今も昔も変わっていないかもしれません。質は別物?
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大学への数学

2022-01-28 11:31:33 | 日記
Z会のBコースは3年の前半で歯が立たず(半分もできず)、後半ではEコースをやっていた(8割以上できた感じ、Bコースはやらなくていいと思う)。こちらも当時は有名な難関向けの名著。痛み方からすると、経年劣化(40年)はあるが、使ってはいたようで、まんべんなく問題に挑んだマークが書き込まれている。11月スタートで300題やりきったわけではなかったと思うが、Bコースみたいにギブアップしたのでもなかった。共通一次のあとでまだ1ヶ月あり、当日に合わせて過去問タイムトライアルをやりつつ、空き時間でこれのやり残しを埋めていってたのかもしれない。記憶はもうあいまいになっているが。
家の屋根裏を片づけよと司令が出たので開いてみて思い出した。B判定は出ていたが、こんなペースでよく受かったものだ。





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カンニングは意味があるのか

2022-01-28 11:30:29 | 日記
「携帯情報端末を用いて協力者のアシストでカンニングをする」と回答効率は恐ろしく下がるから、試験時間を考えれば合格点を取れるとは思えない。以前京大の数学入試でそんな事件もあったようだが、共通テストであれば回答時間にそのくらいの余裕がありえるのだろうか。返信待ってる間にサクサクほかの問題を処理できるかどうかがカギ。
25年以上前にセンター試験の監督経験もあるが、当時は「暇だから文庫本持っていけ」とか言ってる先輩教員もいたような気がする。ひどい話だが、寝落ちしてのいびきに受験生からクレームという事件もニュースになった。阪大会場だったっけ。
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8~9歳の体験は重要

2022-01-28 11:28:33 | 日記
自死願望を相談してくる人が時々現れる。自身にもそんな時期があったような、と思ってみても、具体的にいつ頃、というのがうまく思い出せない。少なくとも小学校6年生の冬以降は、スケート、陸上、学業、、、とまあいろんな成功体験が続いたせいで、ミクロにみれば、こんなおいしい人生手放してなるものか、と感じる瞬間が継続して今に至っているのかもしれない。よって、彼らの気持ちを本当に理解することは不可能だろう。
多分、小学校3年の最初か、人んちで雑誌の怪奇記事とか、怪奇ドラマとか見てしまい、人が怪物に変化(へんげ)するようなストーリーだったかもしれないが、そうなったら生きていられないとか、明日にでも身に降りかかるかもしれないとか思い込んでしまった時期があった。そうはいいつつ4年生の時の楽しい思い出はいろいろあるし、本当に苛まれていた時期は1年続いたかどうかだが、8~9歳の体験は意外にもトラウマに結び付きやすいのではないだろうか。親の立場では、その時期を最も気を付けて子供に接するべきなのかもしれない。
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「人新世の資本論」セミナーにて

2022-01-27 01:06:50 | 日記
イデオロギー的立ち位置を問わず、誰もがSDGsを論じるようになり、これで「左」の役割は終わるのだろうか、と感じていた。80年代前半の「熱い」キャンパスライフを体験した世代としては寂しくもあったが、世の中が至るべくしてこうした現状に至ったのだと納得していた。一般的な先入観とは真逆の感もあるが、マルクス思想の源流にはキリスト教的価値観(金儲けという行為について)があると言われている。ではこれから先、イデオロギー(特に「左」)の役割はどうあるべき(環境、国土や社会のグランドデザイン、人々の意識や価値観をどうリードしていく)か。政権与党に対してより魅力的なビジョンは示せるか。
若者の田園回帰についてのフィールドワーク(持続可能性の視点から)にもとづく問題意識です。
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珍しい魚のブリヤニ。

2022-01-26 15:30:59 | グルメ
Fish Biryani

 
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随分みすぼらしくなってしまった。

2022-01-26 15:26:22 | 日記
「カバンを予約したデューク・トウゴウだ。」
「8年ぶりでございますね。同じスペックで一回り大きめを用意させていただきましたよ。」
「・・・。ありがとう。」




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日常生活のプチエピソードいろいろ(その2)

2022-01-25 20:00:42 | 日記
任官した1989年と状況はまったく変わっていない。小生も毎月100時間超、手当は3万円だけ。「日本沈没」に描かれるスタイリッシュな霞が関は大うそ。同期も健康を損ねて何人か亡くなっている。2年目のイチ抜けは正解だったかも。

AKB文化が急速にアジアへ展開。各国にユニットが誕生。アイドル達は多神教世界における神々なのか。ではイスラム圏のはずのJKT48は。イスラム以前のインドネシアは、ヒンドゥー教の世界だったから。

世界陸上の女子400リレー元代表の今井さんは辰野中学陸上部の後輩。至学館大学は名古屋ですね。四半世紀先輩の小生たちは中学時代南信予選すら通過できず。

TOCKY(筑波、茶女、千葉、神戸、横国)に琉球大学を入れると敬愛するTROCKY(スペル違い)になるのだが、レベルに差があるか。

Μια ελληνική ταβέρνα στο Τόκιο
ザジキもタラモも自分で料理した。ブドウの葉っぱは意外に硬い感じ。ドイツ留学中毎月行ってたギリ飯屋。子供を連れていくとお菓子を出してくれた。

アイカツドルヲタの隆盛はシェアリング社会の象徴か。世の中にはシェアリングできないものだってある。

馬渕発言。中途半端な陳勝・呉広が一番悪い。いずくんぞ種あらんや、って言いたいなら中途半端にブレるべきじゃない。最初から「新日本人民共和国」と言ってくれたほうがよっぽどマシ。

センター試験の監督(駒場)やった年もあったが。イメージできない。二週間後に再受験のチャンスを与えてあげて欲しい。東大ジョーカー事件。
高校入試における73(ギリギリ合格する子供の数値)は、大学入試における63くらい。当のご本人は最下位とかではないのでこの数値に意味はない。(今現在偏差値64の高校から来ました)

インドなんていったことないはずなのにかなりリアルな夢だった。2019年末に実際行くことになった。まあアニメのようにはスイスイとミッションが進む国には思えなかったが。

雑食という表現はバイセクシャルと誤解される? 
もし草食が男色の意味ならそうですが。おらぁ雑食だ。

空間は資源なり。捨てるは美徳なり。情報と媒体のあふれる今日、梅棹先生のような方法を採用していたら、私の部屋はゴミ屋敷になってしまったかも。

嫁ぐ長女にはどんな訓示がよいか。旦那のメンツを大事にしなさい、とか。持続可能な家庭を、かな。

前澤社長がたどり着いた答えが「原始共産制」というのはある意味理解できる。

1990年頃の気象モデルを2000年頃のマシンから2010年頃のマシンに移植。1990年頃は2日分の計算にほぼ実時間の2日を要したが、2000年マシンでは2時間程度で行けた。しかし2010年マシンでは思ったように早くはならなかった。

ヤバい。今年は雑収入(出演料や印税など)よりも、第二の給与として来てしまっている分が多い。目下「追徴」12万円以上。ここから必要経費(昨年は20万円くらい)を積み上げて、、、

「親が低年収の子供は運動能力も低い」
令和の時代に星飛雄馬は現れないのか。
一徹さんは元プロ野球選手だから貧乏なふりをしていただけか。青雲高校は私立でしょ。飛雄馬は入試の成績上位だったらしい。
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中国のプチエピソードいろいろ(その2)

2022-01-24 13:34:55 | 日記
中国は突然制度変更して、3ヶ月使っていない携帯番号を召し上げるようになった。一定額をチャージしておいて、未利用期間にも維持料が引き落とされる形にしておけば番号は維持できるようだが。以来、渡航のたびに新しい番号を購入する羽目に。最近は本人確認とかで、購入に1時間ほどかかることも。

日本の中山間地域でも実践できる内容。民芸ポップスを生かしたチベット地域における観光主体の地域振興の事例。客寄せで終わらないよう、内在する社会問題にも眼を向けるべき。(一ノ瀬,2004:地理)
ロンツォンアルジャさんの作品。

2009年9月、共青団若手の日本合宿に随行してきた某官製報道機関の女性記者に長時間のインタビューを受けた。交流の重要性のほか、チベットやウィグルの問題にも客観的に言及。反応は意外だった。大国の思考や原理主義が無辜の人民を苦しめている、という点については意見の一致をみた。

「中国人は面子(メンツ)を重んじる」と耳にしたことがある日本人は少なくない。「面子」とは本来、個人の尊厳が重んじられるかどうかの話であって、「忍耐のレベルが低すぎてすぐブチ切れる」みたいな話とは別次元、という当たり前のお話。

日本人との対比で、「韓国人は畏敬の念を以って中国を愛する」とか信じている中国人が。小学生に戻って社会の勉強をするか、ちゃんと新聞を読むべきだ、と言われるレベルだ。この時期だと、実際そんな韓国人にあったことがないばかりか、前回オリンピック前には日本ではありえないトラブル(聖火リレー関係だったか)も起きていた。そんなリスペクトがあれば絶対起きえないような。

「報道官」の発言はいつもツッコミどころ満載。政治の問題なのか、人道・倫理の問題なのか。学術的討論なら大歓迎。それ以外はロンパー(論破ー)ルーム。

中国人が日本史を語るとき、それはたいてい明治維新以降のことが多い。一方、日本人の日本史に対する関心は江戸時代以前にも及び、唐代以前の中国にもリスペクトを示す日本人は多い。また、宋代以降の日本人のメンタルな大陸離れも指摘されている。歴史を学ぶ日本人は中国について、古いことほどよく知っているということもある。

ばかばかしい海外の反日(反政権)的なリアクション(近視眼的、一喜一憂、狼狽)に至る原因は両国の共同責任だって知るべし。執政政党は民意の結果、首相は党員の選んだ党首、下野もまた民意によるってこと。

中華圏およびその他アジア地域の地理学会にくらべ、日本地理学会の特徴や強みはなんだろうか。
結果はこのあたりに書いた気がする。
一ノ瀬(2015):地理学者の持続可能性,地理 60(1) 23-27
一之瀬(2019):基于自然地理学視角的中日両国地理学比較,中国地理学大会講演,北京(中国語)

小生の予言通りだ。日本に15~25年遅れてほぼ似たようなことが起きている。地方都市や農村から、親の年収の数倍を投入して英米へ留学させても、それに見合ったリターンは期待できないだろう。留学費用2千万円なのに初任給10万円じゃリスク高すぎ。昭和恐慌か「氷河期」か。

日本のゆとり世代は有名になったが、同世代の中国の子たちは90后と呼ばれる。そのあと95后が登場し、その一部は躺平族(寝そべり族)になってしまっているようだ。

うちの中国語教室では時事教材を多数扱ってきたが、セクハラ系コンプライアンスなど存在せず?

みなさん北京には何も言わないって一体どういうことなのか。何に忖度しているわけ?

日中両国の緊張が高まると、かならずこういうやつ(俺もAK-48持って日本へ突撃するぞ)が出現する。大学の軍事訓練とサバゲーの経験くらいはあるだろうが、もはや白兵戦の時代じゃない。真っ先に弾沫になるんじゃね、と冷静な連中からは叩かれていたが。

東アジアが共同してアメリカ主導のネオリベ風グローバリゼーションに抵抗すべき。

お年玉。日本では子供の年齢の500倍。中国では自分の月収。本当か。

留学歴を鼻にかけて、英語で話し始めたり英単語を多用したり、という人は中国でも少なくないらしい。彼らにとって海外=英語圏という意味なのだろう。よって、非英語圏で敢えて学んだというのであれば、真に尊敬に値する。
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交流即媚中ではない。

2022-01-23 23:31:48 | 日記
この30年中国とどっぷり交流しているが、次のような話には絶対なりません。ちゃんと理論武装しているんで。
Twitterで話題のコメント
「なぜか中国との「交流」にどっぷり浸かってる人って、尖閣が中国領だとか、あげちゃえばいいじゃないかとか、日清戦争のどさくさで中国から奪ったとか(中国の主張)を普通に言い出すのな。日本人は領土とか歴史観への理論武装が全然ないので、中国で「交流」すると、すぐ飲み込まれてしまうのだろう。」
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関西アレルギーを克服。

2022-01-22 22:41:44 | 日記
東日本(中部地方を含む)地方出身者の関西アレルギーとは。
中学3年の修学旅行(奈良・京都)で、バスガイドの「お勉強の好きな人はめざしてください。京都大学の前を走ってます。」というセリフが引っかかった。保育園児の時に白黒テレビで見た安田攻防戦が印象的で、小学校の教え子の誰々が受かったとかの親父の会話もあり、それまでは関西の大学をよく知らなかった。人口規模でも東京の次は大阪(現在は横浜に抜かれ、「だいはん民国」みたいに言われたり)ということで、京大がすごいところと知ったのは高校に入ってから。(東大と違って)母校からはほとんど受からない難関大であると認識、てなわけで速攻パス。
駒場に進学してからは予想通りまわりが関西人だらけで、会話のノリ(ツッコミとか)にはすぐ慣れた。「同志」諸君も派閥を問わず関西率高かった。そして恩師も、秘書や部下・教え子の何人かも。最近25年は各種ミッションで関西、とりわけ大阪に行く(京都に泊まるよりおトクで楽しいと知ってしまい)ことが増えた。西成は第二の故郷といえるほど、地図が頭に入っている。同時に、大阪って実は大変なところだと実感。京都にくらべるとハイレベルな高校も集中している割には、一部庶民の家計実態がとんでもないことになっていたり。
大阪は世界の縮図。小生の関西アレルギーはもうない。大阪Love。
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