オリンピックの是非について、「左」だから一律に反対というのは実にばかげている。
5文字で表現すると部内者と思われるし、2文字や3文字では反共と思われる可能性があり、それも不本意(「容」というよりは「親」:昨年の市議選でかなりムカついたので「親」でもなくなったけど)であるから地名(YYG)で表現しておく。YYGの基本方針である「民主集中制」は、組織防衛の観点からは重要であるし、分派活動は組織防衛には有害な側面がある。しかし百花斉放のあとに中国で起こったこと(分派の種をあぶりだして粛清)を学んでみると、意見の多様性を認めない組織(民主ではない)がいかに恐ろしく、我々の社会と相容れないかもよくわかる。
学部生時代に8月6日の広島行事に参加したおり、地方私大から参加した女子学生と意気投合していろいろ深い話をしたが、その学校は東大のように各派入り乱れの状態ではなく、YYG系しかいないので、予想通りそのコはステロタイプな意見の持ち主であった。当時の東大の「細胞」メンバーのその後(一将功なりて万骨枯る)を振り返れば、結局「民主集中」の組織にいいところはないと思える。
今思うと「思想信条のベクトルが45度ほどずれている相手へのナンパ攻勢」みたいなノリだった。後日「眼からうろこ、、、」というお手紙をいただいた(まだ手元に残っている)。