長い一日だった。
1月10日の朝、目覚めたのは6時頃。今日は、新大阪を遅くとも8:17発の新幹線に乗らねばならない。午前中には東京に着きたい。身体も頭も半分眠ったような状態でエアコンをつけ、パソコンの電源を入れる。忙しい朝だというのに、いつものようにメールチェック。そして、しりとり(笑)。6:25。
パソコンを落として、歯を磨き顔を洗う。この日の大阪はかなり冷え込むと聞いていたが、それほど厳しい寒さは感じない。前夜のうちにまとめておいた荷物を担ぎ、いざ出発。おっと、その前に金をおろさねば、とコンビニに駆け込む(笑)
いつものように地下鉄に乗る。どうでもいいが、土曜日の早朝なのに、何故混んでいるのだ? 皆、こんなに早くからどこへ行くのだろう? 土曜日だというのに。
新大阪到着。予定より早い新幹線に乗れそうだ。という訳で指定券購入。やや時間があったので、ドトールでコーヒーを飲み、お土産を買ってから、自動改札を通過。上りホームに滑り込んできた新幹線に乗り込み、自分の席についてホッと一息。7:53。
適当に居眠りしたり週刊誌読んだりしているうちに、品川到着。やはり東京は大阪より少し寒い。10:22。
やたらと広い品川駅構内をうろうろしなら、山手線に乗り込み、高田馬場に向かう。そう、高田馬場駅から徒歩5分のスタジオでのリハに合流する為だ。リハは10:30から始まっている。急がねば。
11時前に高田馬場に到着。少し迷ったものの、目指すスタジオを探し当て、目指す部屋に入る。そこでは、この日の午後に新宿Crawdaddy Clubで行なわれる“WWRU-EX”に参加する皆さんが、事前リハを行なっていた。そう、K&KのSweetさんをリーダーとする“ワイーン”の皆さんである。
そうなのだ。この日、早起きして東京までやって来たのは、お馴染みのクイーン・セッション“WWRU-EX”に参加する為なのだ。そして、僕はSweetさんの計らいでエントリーした「予言者の歌」の練習の為に、事前リハに合流したのだった。
で、リハの結果はというと...まぁまぁというか何というか(笑) でも、「予言者の歌」を本番前に合わせる事が出来たせいで、かなり気が楽になった(笑)
リハ終了後、スタジオで出て皆で新宿へ移動。で、“ワイーン”のメンバーで、MFCでもお馴染みのいまちさんが予約した店で、豪勢なランチを楽しみ、少しビールも入っていい気分になった所で、いざCrawdaddy Clubへ。おっと、その前に、僕はホテルにチェックインする為に別行動を取ったのだが、これが仇になった。一人ではCradaddy Clubの場所が分からず、歌舞伎町で迷子になってしまったからだ(爆)
ようやく探し当てたCrawdaddy Clubは、もろ歓楽街の真ん中にあり、回りはキャバクラやホストクラブばかり(笑) 環境が良いようなそうでないような。まっすぐ来れる人は少なかったりして(笑)
会場内に入ると、集ってる人たちの半分は知らない人たち。そりゃそうだ。東京でのクイーン・セッションは初めてだもんな。蕨のHONEYFLASHでのセッションに、一度だけ参加したことがあるが。
という訳で、“WWRU-EX”は始まったのであった。この“WWRU”、札幌のjazzさんが企画するクイーン・セッションだが、今回は事前募集の段階で定員に達してしまった為、一般公募はしなかったらしい。それで50人も集まるとは、大したもんだ。
ここで、恒例のセットリスト。
We Will Rock You(Fast)
Mustapha
Good Old Fashioned Lover Boy
My Melancholy Blues
These Are The days Of Our Lives
You And I
Crazy Little Thing Called Love
Say It's Not True
Save Me
Somebody To Love
Fat Bottomed Girls
Spread Your Wings
Under Pressure
'39
A Kind Of Magic
Innuendo
The Prophet's Song
Long Away
Brighton Rock
いまちディレクターズ・カット~トーキョー・スペシャル
Bohemian Rhapsody
Tie Your Mother Down
We Will Rock You
We Are The Champions
God Save The Queen
お馴染みの曲ばかりだが、注目は「Innuendo」から「いまちディレクターズ・カット」までの5曲。このセクションは、“ワイーン”のメンバー中心だった。長い曲ばかりで、進行のjazzさんは、冷や冷やしながら見てたらしいが(笑)、なかなかに通好みの選曲である。そんな中で「予言者の歌」に参加させて貰えて光栄だった。
この“ワイーン”のセクション、演奏もさることながら、演出も楽しく、見ていて面白かった。特に、「いまちディレクターズ・カット」これは見事である。見世物として、実に面白い。しかも、根底にクイーン愛がある(笑)。これは是非、京都のクイーン・イベントでも見たい。絶対ウケると思う。“ワイーン”の皆さん、今年11月のA Night At RAGに是非出演して下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m
今回も、セッション初参加の人も大勢いたようだが、皆さん楽しんでいたと思う。やはり、クイーン・セッションは楽しいな、と僕も改めて実感したのだった。
ところで、今回わざわざ東京までやって来たのには、さらに理由がある。2009年の公約に掲げた(え?)フォリナー・ファンの集いin東京の為の、ロケハンと根回しだ(爆)。ま、Crawdaddy Clubって、どんな感じなんだろう、というのを知るのも目的のひとつだった、という訳。うん、立地条件にやや難ありだが(爆)、結構広いし、いいんじゃないかな。貸し出し条件が、あれこれ厳しいようだが、ここの常連でマスターとも親しい人も見つける事が出来たし、おいおい話を進めて行きたいと思う。「フォリナーのセッションなら、40~50人くらい集るんじゃないですか?」と頼もしく言う人もいるし、だんだんと現実味を帯びてきたフォリナー・ファンの集いin東京、実に楽しみである(笑) 実現の暁には、たくさんの皆様のご参加をお待ちしてますm(_ _)m
セッション終了後、そのまま店でうだうだと二次会をし、夜も更けてからいきなりステージに上がって、いつ果てるともしれないパープル・セッションをやって(爆)、ホテルに帰ってバタンキュー。長く楽しくそして思い出深い一日は、こうして終わったのだった(笑)
WWRU-EXに参加した皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。また、お目にかかれる日を楽しみにしています。God Bless You!!!