間髪入れずに続きです(笑)
QUEEN in their early days
やっぱり目玉はこれ、でしょうか?(爆)
クイーンの2ndや『シアー・ハート・アタック』のジャケット撮影で知られる写真家、ミック・ロックによるクイーン回想録である。撮影現場でのクイーンについて細かく語られているのが興味深い。ミック・ロック曰く“(彼らは)自分たちのルックスがいかに強力になるか、知りすぎるほど知っている連中だった”、なるほど、やっぱりそうだったんだ、って感じ(笑) クイーンというと、フレディの独特の美意識とナルシズムばかりが強調されるきらいがあるが、実はメンバー揃ってナルだったのだ(爆) でなきゃ、初期のあんなヒップでグラマラスな写真を堂々と撮れるはずがない。納得。ビジュアル面においては、フレディがリーダーシップを取っていた、という話も改めて納得。この手のネタは、ファンジン等では当たり前に紹介されているのだろうけど、写真家の目を通したクイーン、というだけでなく、とてつもなく創造的な空気がみなぎっていた、という70年代前半のロンドンの様子やミュージシャンのライフスタイルについても語られているので、非常に興味深い読み物になっている。タイムマシーンがあったら、是非30年前のロンドンに行ってみたい、なんて気になってしまうね。ちょっと怖そうだけど(笑)
ロック女子覆面座談会 美形ロックは永遠に不滅
いわゆる“ミーハー”な20代から30代のお姉さんたち4人が座談会形式で、愛する美形ロッカーたちの魅力を語る。登場するロッカーは、デュラン・デュランとボン・ジョビがメインで、僕などよりは一世代下ってとこかな。しかし、ミーハーと侮るなかれ、彼女らはただお目当てのミュージシャンの写真を抱いてキャーキャー叫ぶだけの人たちではない。進行役(男)がデュラン・デュランは単なる売れ線では、とつまらぬ茶々を入れると「スミスやキュアーとどう違うのか?」と切り返してみせるあたり、あっぱれである(笑) ロックとは思想性を内包した音楽なのではないか、としつこく言い続けるこのオヤジを置いてきぼりにして盛り上がるなんて痛快この上ない。「ジャンルにこだわるのは男の人特有の性癖ですよね」と耳の痛いセリフも強烈。彼女たち、ルックスだけでなくてちゃんと音楽も聴いてるし、データもきちんと押さえていて、案外とマニアなんである。野郎どもとはベクトルが違うだけだ。こういうお姉さんたちと、酒でも飲みながらロックについて語れたら、といけない妄想に耽ってしまいました(爆)
ラフ・トレード 奇跡の軌跡
偶然にも、同時期に発売されたレコードコレクターズ3月号でも、ベガーズ・バンケット/4ADに関する記事が掲載されており、合わせて読むと非常に興味深い。共に、70年代後半、ロンドンのレコード店が発展して誕生したインディー・レーベル。折からのニューウェイブ旋風に乗って成長を続け、ゲイリー・ニューマン、カルト、スミスといった人気バンドを世に送り出し、肥大化・産業化するロック界に一石を投じた意義は大きい。しかも、両レーベル共90年代に入って失速したとはいえ、今でもレーベルが続いているとは、単なる趣味が高じてのレーベル運営ではなかった、という事の証明でもある。成功の秘密は何なのか? 脱サラ希望者としては、大いに憧れてしまうのである(笑)
う~む、まだ終わらない。またまた続くのであった(爆)
QUEEN in their early days
やっぱり目玉はこれ、でしょうか?(爆)
クイーンの2ndや『シアー・ハート・アタック』のジャケット撮影で知られる写真家、ミック・ロックによるクイーン回想録である。撮影現場でのクイーンについて細かく語られているのが興味深い。ミック・ロック曰く“(彼らは)自分たちのルックスがいかに強力になるか、知りすぎるほど知っている連中だった”、なるほど、やっぱりそうだったんだ、って感じ(笑) クイーンというと、フレディの独特の美意識とナルシズムばかりが強調されるきらいがあるが、実はメンバー揃ってナルだったのだ(爆) でなきゃ、初期のあんなヒップでグラマラスな写真を堂々と撮れるはずがない。納得。ビジュアル面においては、フレディがリーダーシップを取っていた、という話も改めて納得。この手のネタは、ファンジン等では当たり前に紹介されているのだろうけど、写真家の目を通したクイーン、というだけでなく、とてつもなく創造的な空気がみなぎっていた、という70年代前半のロンドンの様子やミュージシャンのライフスタイルについても語られているので、非常に興味深い読み物になっている。タイムマシーンがあったら、是非30年前のロンドンに行ってみたい、なんて気になってしまうね。ちょっと怖そうだけど(笑)
ロック女子覆面座談会 美形ロックは永遠に不滅
いわゆる“ミーハー”な20代から30代のお姉さんたち4人が座談会形式で、愛する美形ロッカーたちの魅力を語る。登場するロッカーは、デュラン・デュランとボン・ジョビがメインで、僕などよりは一世代下ってとこかな。しかし、ミーハーと侮るなかれ、彼女らはただお目当てのミュージシャンの写真を抱いてキャーキャー叫ぶだけの人たちではない。進行役(男)がデュラン・デュランは単なる売れ線では、とつまらぬ茶々を入れると「スミスやキュアーとどう違うのか?」と切り返してみせるあたり、あっぱれである(笑) ロックとは思想性を内包した音楽なのではないか、としつこく言い続けるこのオヤジを置いてきぼりにして盛り上がるなんて痛快この上ない。「ジャンルにこだわるのは男の人特有の性癖ですよね」と耳の痛いセリフも強烈。彼女たち、ルックスだけでなくてちゃんと音楽も聴いてるし、データもきちんと押さえていて、案外とマニアなんである。野郎どもとはベクトルが違うだけだ。こういうお姉さんたちと、酒でも飲みながらロックについて語れたら、といけない妄想に耽ってしまいました(爆)
ラフ・トレード 奇跡の軌跡
偶然にも、同時期に発売されたレコードコレクターズ3月号でも、ベガーズ・バンケット/4ADに関する記事が掲載されており、合わせて読むと非常に興味深い。共に、70年代後半、ロンドンのレコード店が発展して誕生したインディー・レーベル。折からのニューウェイブ旋風に乗って成長を続け、ゲイリー・ニューマン、カルト、スミスといった人気バンドを世に送り出し、肥大化・産業化するロック界に一石を投じた意義は大きい。しかも、両レーベル共90年代に入って失速したとはいえ、今でもレーベルが続いているとは、単なる趣味が高じてのレーベル運営ではなかった、という事の証明でもある。成功の秘密は何なのか? 脱サラ希望者としては、大いに憧れてしまうのである(笑)
う~む、まだ終わらない。またまた続くのであった(爆)