平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月30日(木)

2010-12-30 07:33:28 | アマチュア無線

本日午前7時薄曇り-2.4℃

【南天】「難を転ずる」で縁起が良いとされています。葉を赤飯の折に添えたりします。

Nanten

08:34のVO-52 ■交信(SSB)JA1CPA JR6BLW 830Hz

08:50のHO-68 FM/PACSATモード ■交信JO6ASQ/6 ■受信JR3CNQ 7L3AEO JA3FWT JR3BOT JA2NLT JA8FY JA1AZR JM1LRA JA0EAI JH4MGU JA8JXC JH2FOR JA0CAW JH4BTI このパス16局QRV

【逆ヘテロダイン】WebサイトでJH2CLV局の「About SSB Inverting with Frequency Heterodyne」http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/ssbinvert.htmを読んでいたら「局発周波数をIFより高く取ることで、逆ヘテロダインが行われSSBが反転する事が分かる」という一文がありました。長野で会ったDS1MFC朴さんは「FO-29とVO-52のSSBがうまく行かなくて…」のようなことを言ってました。事実VO-52を聞いているとなぜかDownがLSBだったりします。まさか送受信機を自作していて、局発の取り方が高い、低い逆で「LSB→LSB」もしくは「USB→USB」になってしまっているのではないとは思いますが…話は変わって衛星のアナログトランスポンダーの場合「ドップラーシフトの影響を少なくするため」逆ヘテロダインにしているわけですが、ヘテロダインにしない場合とでは地上で受ける周波数に約20KHz差が出ると説明されていますV/U、AOS時の衛星での周波数変換①ヘテロダインでない場合145.955→435.855②逆ヘテロダインの場合145.955→435.845③ここで10KHz変換の差が出ています。起こり得るドップラーで加減算すると結果として20KHzの差が出るということです(エクセルファイル参照)「Supersonic heterodyne」とは「うねり」のことであり「5球スーパー」で言う「スーパーヘテロダイン」の語源と言えますが『…2つの周波数を混合すると、新たに2つの周波数が生じ、一方は元の周波数の和となり、もう一方はそれらの差になる。この現象を「ヘテロダイン」という』であるので③ここで10KHz変換の差が出ているのは「それらの差」であり「逆ヘテロダイン」という説明で良いと解釈しています。エクセルのファイルは急きょ作ったものですが、JH1BCLさんとこの件について問答した時の資料を参考にしました。BCLさんTnx.

「InvHeterodyne.xls」をダウンロード

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コメント
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